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魔女の異世界戦国奇譚  作者: 浅月
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覆水盆に返らずその後で。

 消えた。そう、消えたという表現が一番正しい。

 

 消えたのだ。目の前で。突然現れた魔方陣?のようなモノに吸い込まれるように私の親友、愛流は。

 

 親友。一番の親友。愛流には何時も助けられてきた。愛流はおっちょこちょいでどんくさい。だけどああ見えてよく気が効くし、仕事だって早い。本人は気付いていないが私なんかよりよっぽど優秀なのだ。それに愛流には周りを和ます不思議な魅力がある。現にそう、今回の書類の件だって誰一人怒ってなんかない。みんな愛流の事が好きなのだ。何があってもしょうがない、で済まされる。愛すべき、小動物系女子。

 

 それが、消えた。何故?いや、そもそもこんな事ありえない。返してほしい。いなくならないで。

 

 どうしたらいいのか分からない、という気持ちを初めて知った。企画プレゼンなんてもうどうでもいい。遣り場のない思いとこれからこの状況をどうするかという不安で、「愛流…!」と声を出すので精一杯だった。

読んでくださった方、ありがとうございます。

短いですが花織さんの独白です。

次回投稿は少しかかるかも知れません。

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