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美少女を斬る(物理ではない)  作者: さとぴか
1/1

こんな、こんなやつは嫌だ。

これは私が数々のラノベヒロインや少女漫画のヒロインを見てきて思ってきたイラつく者を斬る物語です。





やぁ君達よく漫画やアニメで暴力的で暴言ばっかな子を見ないか?


特徴を羅列すると

・美少女

・好意を伝えるのが恥ずかしいから、態度を変えられなくて暴言や暴力を吐く

・とりあえず自分の思い通りに行かないと癇癪を起こす

・「ふん!○○をしてあげた私に感謝しなさいよね!」となぜか上から目線、そして大抵言われたその相手が自分で頑張っただけ

・ラッキースケベがその子せいで怒ったのに逆ギレ

・正論をかますと逆ギレ

・言い負かすと泣くか、逆ギレ

・すぐ顔が赤くなる

・ツインテール

・ビシッと指をさす



などなどクソみたいな女だ(俺からしたら)。

俺はこうゆう女が大嫌いだ、すぐ癇癪起こし自分の思い通りに行かないと拗ねるという、ガキみたいな女をなぜお守りしなければならない?


「誠!昼休みに購買で揚げパン買って来なさいよ!」


ほらこれだ?確かに奴は美少女で、黙っていれば凄く可愛いのかもしれない。

だがしかし登下校の時、家が隣という幼馴染み的な要素のせいで毎日一緒に登校、荷物持ちや宿題のカンニング、ジュースを奢らされたりと散々だ。


マジデブッコロシタイ…


はいそこのツンデレ至上主義の方!確かにあなたには至上で至福かもしれないが、一般的な感性を持つ俺からしたら、うざい以外の何者でもない。


「ねぇ返事は!?蹴るよ!?」


はぁうぜぇ、自分で買ってこいよ。蹴るよ?じゃねぇよ。女子なら男子に暴力しても許されるとか思ってんのか?男女平等はどこにいったんだよ。

いくら華奢な女子の足でも、意外と痛いんだよ。細いから逆に骨が当たるし、すね蹴って来るのは反則だろ?


「なぁ自分で行けよ、お前のパンをなぜ俺が買いに行かなきゃなんねーだよ?」


「はぁ?当たり前でしょ?何言ってるの。あんたは私の奴隷なんだから、私が望んだことは何でもやりなさいよ。」


Why?いつから俺はお前の奴隷になったんだよ。当たり前じゃねぇから、望んだことは何でもやりなさいよって逆に男が言ったら捕まるぜ?ナニをする気だ!ってね。


「いつから俺はお前の奴隷になったんだ?良い加減にしろ、お前のワガママ聞くマシーンじゃねぇんだよ。」


さすがにいらっときて大声で言ったら、ほらな?目に涙が溜まってきてるよ。ずるいだろ?


「うっうっうぅぅ、もうあんたなんか嫌い!!」


なぜこんなんで泣くの、精神構造が幼児なのかな?


「あーあ、千紗泣かせちゃった〜誠最低ー、さすがに今のは言い過ぎなんじゃないの?千紗が泣いてるじゃん。ねぇ?みんな」


はいでたぁーーーーーー、お節介ババァ役の女=大抵うざい。完全にこっちは悪くないのに周りを巻き込んで何故か俺を悪者かのように扱う。

こうゆう奴も大抵突っかかって来る、状況がまるでわかってないし、わかってたとしても俺の感情は無視だ。どこを見ても俺の悪いところが見つからないんですが何か?


「はぁ、そんなに言うならお前が千紗の奴隷にでもなれよ。それだったら謝るなり何なりしてやるよ。ほら良いから奴隷になるって言ってこいよ?言い過ぎなんだろ。お前なら何も言い返さないで黙々と奴隷になれるから、俺に最低とか言えるんだよな?」


「はっ?意味わかんない。あんたは男子じゃん、てか私は千紗の友達だけどあんたは奴隷じゃん?だから立場が違うし」


はい意味わかりません。誰か翻訳してください、まるで意味が通ってないクソみたいな理論を振りかざされてますわ。こいつ会話のキャッチボールも出来ない低脳なのかな?

本当にキモい、そして周りの奴らは何故こんな頭の悪い女どもの仲間をするんだろうか。

明らかにイかれてるだろーに。はいはい美少女だからですよね、いくら美少女でも限度があるだろ。


俺はその後二人をガン無視して、教室へと帰った。







「あの…誠くん、あのね千紗ちゃんも悪気があるわけじゃないの。でも言い方は悪かったよね、私は誠くんの気持ちも分かるよ。辛いよねあんな言い方されたら。」


はぁ教室に帰ってきたらこれだよ、確かに俺を心配してるが本心は媚び売ってるだけだ、何が気持ちも分かるよだ、悪気有る無しにかかわらずクソみたいなこと言ってんだろ。しかも何でもわかってますって顔されんの腹たつわぁ、ここでラノベ主人公なら「この子だけが僕をわかってくれる」とか「優しい何とかちゃんのことが好き」ってなるんだろうが、この美少女が俺に好意を寄せて来るのはいいが、なんか腹立つ。


「いや辛くないっす。」


「大丈夫。私はわかってるから、何でも言って良いんだよ、辛かったら辛いって言わなきゃ、ずっと溜め込んでたらダメだよ。」


泣きそうな顔でこっちを見て来る美少女楓さん、イヤァ心が荒んでる俺じゃなきゃ堕ちてたね?まぁ嘘だけど、おっと美少女から好意を持たれてくせに何だその態度は?と思ってるそこのキミィ、考えても見ろ別にハーレムをしようとしてるわけでもないし、そも今出てきた女子の中で好きな子なんか一人もいやしない、寧ろ嫌いだ。

なのに、なのにだクラス中の男から睨まれ、いや学校中の男から睨まれる俺。していることは愛情の裏返しだが何だが知らんが、人に暴力暴言をしたり人をパシリに使うクズ女と、何でもお節介をやく癖にフォローする対象がおかしいしフォローになってないアホ女、そして私は何でも知ってますよ顔して傷口を癒しますって体で近づいて来る性悪女、本当に癒すつもりなら元凶を断てってんだ。



「いや溜め込んでないから、辛くないし君に俺の何かがわかるとは思えない。」


ガタンッ


「おいてめぇ、何だよそれ。楓さんがせっかけてめぇを気にかけてやってんのにその態度は!!」


ふぅ新しく頭痛のタネが出てきたよ、何なの?このクラスはネタの宝庫なの?バカなの?死ぬの?


「頼んでないし、そもそも間違ったことを言われてるのに感謝する意味がわからない。てかこうゆうふうにお前が出て来ることで、一気に俺が悪者かのように周りに周知され、お前は良い人ブレるから良いよな。」


そう、こいつは良い人ぶりたいだけだ。楓さんに好印象を与えるために俺に突貫してきたアホだ。


「なっ何を言ってんだ。お前が楓さんの好意を踏みにじるようなことをするから!!」


「もうやめて、剛田くん。私がいけなかったの、ごめんね誠くん」


「そっそんな楓さんは悪くない!!このクズ野郎がいけないんだ。」


「うんうん、私がいけないの。」



あのぉそうゆうのは他所でやってもらって良いですか?二人とも対象は違えど良い人ぶって好感度を上げたいのはわかったよ。楓さん君の目的は見え透いてるからね、「私が悪いの」で俺の心がクラっとくるか?そして俺が自分の言葉を反省するか?否「ハイそうです、あなたが悪いんです」と言いたい。

剛田よ、悪いが愛しのその子は君を使って俺への好感度稼ぎを敢行しているようだ。無駄な努力乙。


「あのさ、どっちでもいいけどもう授業始まるよ?席戻った方がいいよ。」


「なっ!?お前のせいでこうなってんだろーが!!」


「そっそんな、ひどい。どっちでもいいだなんて…」


えぇ〜めんど、こいつらめんどくさ。なんなん?勝手に盛り上がってんの君らでしょーに、あたかも俺が盛り上げたかのように言うなんて。


ガラガラ


「おはようございます。みんな席につけ〜」


先生が入ってきたことでやっと安息が訪れた。ありがとう先生、この恩は3日後まで忘れない。








SHRが終わり、授業となった。1時間目2時間目3時間目は教室で授業たった為特に何事も起こらなかったが、4時間目生物の実験時に問題が起きた。


なぜか、なぜだか知らんが俺の班が俺以外全員女子。しかもクラスどころか学年でも人気の美少女達、もちろん今朝の奴らも入ってる。




終わった…なんでだ?なぜこんな班になるんだ。さすがに悪意を感じるぞ…


「誠、さっさと実験に使うもの用意しなさいよ!!」


うるせぇな、てめぇが用意せぃや。


「実験道具は5つあるから、一人1つずつ用意すればいいんじゃないかな?ねっ誠くん。」


いやうん、その通りだよ。楓さん、それはいいんだけど最後にわざわざ俺の名前をつけて上目遣いをする必要あるかな?ほら剛田とか男子にめちゃ睨まれてるやん。しかも目の前の千紗まで自分の意見を無視されて怒ってるじゃないか。


「えぇ〜めんどくさいし、誠が持ってくればよくな〜い?」


うるせぇお節介ババァ、お節介焼きが好きなのに何故こうゆうときはお節介焼かないんだボケナス。


「では私が持ってこよう。」


うぉっと生徒会長さんが持ってきてくれるってよ。あぁ俺らの班の最後の一人生徒会長でたる凛さん。

何を考えてるかわからない系、そしてやたらと部下に慕われる漢気マックスなモデル体型のどっかの女騎士みたいな喋り方する変人。なんなん?女騎士みたいな硬い話し方しかできないんすか?確かに見た目には合ってるけどおかしいだろ。そして何故かいつも俺らの騒ぎを見て、口に笑みを浮かべている。正直に言って気持ち悪い、いくら見た目が良くてもね…


「いや凛が行くなら私も行くよ!!ねっ加奈?」


「うっうんそうだね…」


千紗がいきなり立候補しだした。さすが会長さんの影響力は絶大だなぁ(棒)

あっちなみに加奈っていうのがお節介ババァ。


「そうだね、じゃあみんなで取りに行こう。ねっ誠くん?」


何が「ねっ誠くん?」だよ。俺の名前をそこで入れる必要あるんすか?その度に睨まれる俺の身にもなっていただきたいわぁ。


「ほら、何座ってんの早く行くよ誠。」


千紗が俺の腕を取り、立ち上がらせる。

渋々立ち上がり、腕をはねのけ実験道具がある場所に向かう。

途中、男子に足をかけられ脛を蹴られと災難だった。





その後、何度かさっきと似たようなことが起きながら4時間目を過ごし、文字通り満身創痍になりながら教室へと帰る。


「誠、パン買ってきなさいよ。」


ビシッと俺を指差しながらツインテールを揺らすツンデレの鏡たる千紗。

とりまめっちゃ見られてるからやめてくんない?


「ほら、誠早く行きなって席は用意しとくからさ〜」


いや何故俺とお前らで一緒に食うみたいな雰囲気なの。しかも何故その余計なとこでお節介を焼くの?


「誠くん、一緒に食べてくれるよね?」


いや食わないっす。昼休みまでお前らと一緒とか胃に穴が開くわ。


「はーーやーーーくーー」


アァァァァァァァァァウザインジャァァァァァァ


「自分で買え、そして俺は一緒に食わない。頼むから関わらないでくれ。」


「えっ誠くん…そんな…どこがいけなかったの。」


いや何故泣く?えっめっちゃ周りに睨まれてるんですが、どこがって全部がとしか言いようがないし。


「とにかく俺は何もしないのでそこんとこよろしく。」


俺は言うだけ言って颯爽と学校の屋上へとダッシュした。がこの学校の屋上は施錠されているので、その手前の階段で今日の昼飯を食べる。


あくまでこれは私の意見です。これが一般的な考えでも、常識的な考えでもない事をここに記します(☝ ՞ਊ ՞)☝ウェーイ

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― 新着の感想 ―
大好きです!誠くん全推し! こういう女性達がいないと物語に アクシデントが起こらない トラブルにならなくて何も進まない それはよくよく承知してますが こういうヤツら全部ぶった斬ってしまう 爽快な物語が…
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