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愛を忘れた女  作者: 湊 カイト
第1幕
5/6

神からのお告げ

家に帰ってみたがさてはて何をしようか、テレビを付けてみようか。


「次は町のニュースです。街を出ようとして死んだ人が現れました。名前は......」


名前を聞く前にテレビを消してしまった。

やばい、あの少年なのではないか?なんで行ってしまったんだ!?とりあえず現場を見に行こう。

すぐにしたくをして、家をでた。

着いたが、人だかりがあり、見えなかった。


「よう、桜。やっぱりお前も来たのか。」


その声は藤崎だった。良かったと言っていいのか分からないが、藤崎には良かったと言った。


「心配して来てくれたのか、へへっなんか照れるな。」


そう言いながら顔が真っ赤になっていた。なるほど、これが照れるなんだな。


「とりあえず、この現場の状況を教えてくれ。」


「あ、ああ見つけた人はじつは俺、なんだ。最初は止めたんだよ。やめろって、死ぬだけだって。それなのに、あいつは行っちまったんだ。俺がちゃんと止めていたら、くそっ。」


と次は泣きながら話していた。これが悔しいという感情か。


「大丈夫だ。通のせいじゃない、だってお前はちゃんと止めたじゃないか。それでもあの人は入ってしまった。つまりあの人の責任だ。だから通は悪くない。」


「ありがとう。慰めてくれるんだね。本当はちょっと君を怖がっていたんだ。周りの噂のせいだね。だけど、俺はもう怖がんない!!君は素敵な人だって分かったから。」


やっぱり怖がっていたんだな。噂はそんなに人を変えるものなのか?

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