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呪いと噂の本性
「ごめん!協力を頼んだんだけど、用事があっていかなきゃいけないんだ。すまん!」
そう言って少年は走り去ってしまった。さて、どうするかな、とりあえず町の端を見てくるか......
「着いたはいいけど何をすればいいのだろうか。とりあえず本当に出れないのか調べるか。」
私はそういい、町の外れまで石を持ち投げてみた。まぁ言った通り挟まった石は粉々になり、目の見えないぐらいまでになってしまった。
地下はどうだろうとおもって下水道の通路に行ってみたが、同じ結果だった。
しかし、1つ気付いた事がある。水が普通に通っているということだ。
一歩前進したのではないだろうか。