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愛を忘れた女  作者: 湊 カイト
第1幕
3/6

土下座をしている人間

その少年は息を荒げ、土下座をしていた。

「たのむ、ここから出させてくれ!お返しは何でもするから!」

そんなことを言ってきた。

どうしようか、彼を助けて私に利息になることはあるのだろうか......

いろいろ考え、3分もたった頃だろう。私は判断を下した。


「分かった。やってやるが、一つ条件があるその条件がある。それを飲むならばやってやろう。」


「分かった。何でもやってやる!だから早く出してくれ!」


「よく言った。ならば私の彼氏になってくれ。」


「は?どうゆうことだかよく分からないんだが。」


彼はびっくりしすぎて唖然としていた。しかし、私は話し続けた。


「私は恋とか愛というものを知らない。親にも恐れられ、愛情というものも捧げられてない。だから、この条件にもしいいって言ってくれたら、愛というものがわかるのではないか?」


「なるほど、そうゆう事か。うーんどうしよ。」


少年は困っている顔をしていた。さっきは何でもする。と言っていたはずなのに全くの矛盾ではないか。


「分かった。お前の彼氏になってやる。だから早く!!」


適当な回答をされたが、一応は約束を作れた。

見るかぎり、この少年は嘘をつかないし、約束を破るということがないだろう。


「待て待て、せかすな。とりあえず自己紹介をしてそこからだろ。」


「そ、そうだな。俺の名前は通、藤崎(ふじさき) (とおる)だ。とりあえずはよろしくな。」


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