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エピローグ
私生まれた時に、周りの人が
「なんて可哀想な子なんだろうか。」
「神よ、この子に希望をさずけてください。」
などという、とても暗い顔をしながら言っていたのを覚えてる。
そんな私は2歳ぐらいになって何故か普通に話せることが出来た。それだけではない。計算、漢字などが普通に出来た。
言っちゃえば天才ってことだ。
そのせいで村の人には嫌われ、家族までにも怖がられ避けられてずっと一人で暮らしていた。
高校を通うようになって、友達も作れないし、話しかけられもしない。
こうゆう場合はいじめられたりすると思うが、されていない。いや、されていたがされなくなったって言った方がいいか。
それが私、由気 桜だ。