表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

執着 其の1

「しかも女子校」

「寮生活でここから結構遠い」


鎌風兄弟もとい双子の翔希と春希。見た目は可愛い。本人達も自覚しているからあざとい。それだけならいい。鎌風と言えば風力発電の会社を経営しているトップだ。それがこの双子の父親である。


「それも俺たちに一言も相談もなく。…まぁ相談しても女子校なんて認めないけど」


見た目不良さん。中身そのまんま。中学の時から他校にも名も知れ、恐れられてた。最強とかなんやら言われてたらしいが。龍崎紫苑。こいつは…うん、裏の人間だ。所謂ヤクザの若頭なんだそうだ。


「そうだね。俺らが姫から離れるわけないし?つーか、離さねーし」


ぎゅっと後ろから抱きついて来たのは狼川壱夜。幼馴染の中では1番背が高いくせに甘えん坊だ。日本有数の大病院の医院長の息子である。


「どう足掻こうが権力には勝てん。それに変な奴らに渡したくないからな」


魔王こと狐爪海里。幼馴染の中では1番計算高い。腹黒。でも眼鏡じゃない。でも怖い。怒らせちゃいかん人。いや、幼馴染全員そうなんだけど特に海里は1番やばい。そして政治家の息子だけあって権力ぱない。何度あたしに手を出した人が消された事か



これだけ語れば嫌でもわかるだろう。どうみても《普通》ではないという事に。ちなみにあたしはごく普通の普通な家族であり、父親は一般企業に勤めてるし、母親は専業主婦だ。妹や弟とかはいない。一人っ子だ。弟的な従兄弟はいるが


いや、さらに《普通》じゃないこともある。


奴らは人外なのだ。うん


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ