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詩全集3

合間合間

作者: 那須茄子

合間合間に

窃盗する

距離があったら

犯す


かじかんだ手が

堅物に触れるたび

鳴る成る

実感が嫌でも湧く


ヤラせみたいなわざとらしさが

たまらないスリルを生むのさ


華やかな奴らを

横目で見る

その瞬間

待ちきれない


傍で大切にしまっている

そう思うと

早く溶かしたくなる



合間合間に

窃盗する

距離があったら

犯す


かじかんだ手が

堅物に触れるたび

鳴る成る

実感が嫌でも湧く


ヤラせみたいなわざとらしさが

たまらないスリルを生むのさ


なりたくてなってるわけじゃない

悪をぶら下げて

合間合間を今日も今も

伺う


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