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第肆拾壱話 黒鉄ノ城

 わたしと一二三と葵は、みんなが戦いに備えて体を休めていた頃、ハジメの港に来ていた。今日はここで護衛艦の進水式が行われるのだ。そう。護衛艦の……。


「これより、護衛艦四隻の進水式を行います。司会はわたくし、海軍大臣の山本 一二三が行わせていただきます。それでは、まず三隻の護衛艦の名前を発表いたします」


 その発言と共に、葵は、港に三隻の護衛艦を召喚させた。


「これらはあのブルベル帝国の艦隊を完封したもがみ型護衛艦、三番のしろ、四番艦みくま、五番艦やはぎであります。従来と同じ装備を搭載しつつ、量産に成功したため大日本帝国(ダイヤマトテイコク)の守りは鉄壁であります!」


 一二三が高らかに宣言した後、わたしが最後の“護衛艦”を発表するために一二三と変わった。


「最後の“護衛艦”はわたしから発表する。長門が我々大日本帝国(ダイヤマトテイコク)の誇りと希望ならば、最後に発表する“護衛艦”は、我々大日本帝国(ダイヤマトテイコク)の強さと勇気、いや、我が国その物を象徴する、世界最強の“護衛艦”だ!! その名は……」


 葵はわたしの合図に合わせて、港に超巨大な船を出現させた。


「これが我々大日本帝国(ダイヤマトテイコク)の象徴であり、世界最強の“護衛艦”、『やまと』だ!!」


挿絵(By みてみん)


 港に来ていた国民はみんな長門を超える巨大さに息をのんだ。誰も声すら出せない程に……。

 戦艦大和を想像していた、七大天使陸軍勢よ!! 驚け、腰を抜かせ!! これは戦艦大和ではない。現代技術によって魔改造された“護衛艦”やまとなのだ!!

 やまとの説明をすると、驚異の全長二百六十三メートル、イージスシステム完備、VLS二十セル、CIWS艦橋付近に二基、船尾付近に二基づつ配備、seaRAMも艦橋に一基配備されている。そして気になる砲塔だが、主砲は当然、四十六センチ三連砲塔三基、副砲に二百八ミリ砲二基、百二十七ミリ砲八基、七十六ミリ砲四基、などなど、この艦は現代技術の宝庫となっている。

 わたしは進水式が終わり、皇居に帰ると、わたしの事務室には友美ちゃんが座って待っていた。わたしが部屋に入ろうとすると丁度一二三と葵もやって来た。わたし達は不思議に思いながら、事務室に入ると、友美ちゃんに座るように指示された。

 わたし達が座ると、友美ちゃんは、机を強く叩いて怒鳴りだした。


「あんた達!! 長門と陸奥でさえこの時代にはオーバースペックなのに、あんな魔改造やまとなんて造ってどうすんの!!」


「まぁまぁ、あれがあればこの時代なら海戦に負けることは無いだろうし、大丈夫だよ!」


「そうだそうだ。あれこそ百年運用できる戦艦よ!!」


「じゃ~一体全体その維持費はどうやって払うのかしら?」


「「あ……」」


「僕はちゃんと説明しましたよね!」


「この……。ばっかもーーーーん!!!! 国のトップ二人がそんな感じでどうするの!!」


「それは、石油売ってなんとかするから。ね?」


「まぁ、分かったよ。次はやっても小型艦ね!! 分かった?」


「はい……」


「「ギクッ……」」


 すると、葵と一二三が友美ちゃんから目をそらした。


「おい。海軍二人組。どうした?」


「そ、その……」


「何?」


「え。わたし知らないけど」


「ちょっと、台北の北にある軍港に来てもらってもいいか?」


「あ~。あの最近軍隊専用で、民間人が立ち入り禁止の秘密の港ね」


「まさか、あんた達まだ……」


「「あります」」


「はぁ、来月からは予算委員会を開いて緊急時以外はそこで発表した予算以外は出さないことにしよう。ね? 葵姫?」


 その時の友美ちゃんからはとてつもない覇気を感じた。


「は、はい……」


 わたし達はその後の予定を開けて、台北の北にある軍港にやって来た。


「それで? あんた達は何を造っちゃったわけ?」


「気になる気になる!」


「今は整備中なのですが、これです……」


 葵と一二三に案内されて、入った格納庫には、なんと!


「おい。二人共、新高山から転げ落ちるか、マリアナ海溝に沈むかどっちがいい?」


「こ、これは……確かにあったら強いけど……」


「一応説明しますね。我々大日本帝国(ダイヤマトテイコク)の秘密兵器。空母『赤城』です!」


挿絵(By みてみん)


「まさか、これも近代化しつるんじゃ……」


「そんな事はないぞ! まぁただ、当時問題だった居住性と、対空兵装、甲板装甲、速力、煙突なんかは、ちょっと近代化したり、原子力エンジンに改装したりしたが……」


「はぁ、もういい……。あんた達にツッコムの疲れた」


「海軍の予算減額ね。しばらくは維持費と小型艦の造船の為の予算だけで頑張ってね……」


「「そ、そんな……」」


「イ号作戦での活躍次第で予算増やすから」


「「頑張ります!!」」


 まぁ、護衛艦やまとに空母赤城に加え、もがみ型護衛艦隊。勝てる気しかしない!!

 維持費などを無視すれば……。はぁ……。

画像・護衛艦やまと→宮間めさの様より

  ・赤城→Wikipedia様より


もがみ型護衛艦はまぁ、大体一緒なので、容量を軽くする為にも、省かせていただきました。

もがみ型護衛艦ファンの皆様申し訳ございません。


宮間めさの様

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→@teikenCG


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→ ・ https://youtube.com/@teikoku_R

 ・ https://youtube.com/@teikoku_Y


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