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出口と出会い

久々の更新!そろそろキャラ纏めしようかな?

「フェル!」


「うむ。任せろ!!」


牙を剥き襲い掛かる蛇龍に紅月が名を告げるとフェルは軽く頷き上へと飛び上がる。そして握り締めた拳を蛇龍の頭に向かって振り下ろした。ゴシャア·····!!という音と共に蛇龍は(ギャウ!)となんとも愛らしい声を出して地面に叩き付けられ動かなくなった


「終わったぞ」


「さっすがフェル!!」


「相変わらずの強さね」


「格の違いとはこの事だな」


「危険レベルAランクと言われてる蛇龍を一撃なんて·····」


「コレが竜王·····」


「兵士襲撃の時も凄かったですが·····」


「体術も強いにゃんて·····」


パチパチパチとフェルに拍手を送る紅月達を横目に唖然とするクリスト達。先程の魔物はクラスで言えばランクA級の魔物で人にとってかなりの脅威の魔物なのである。─この世界には竜の他にも魔物は存在する。獣族しかり精霊族しかり海洋族しかり天空族しかり···多種多様の魔物達が自由気ままに暮らしている。そしてそれぞれにランクが付いておりランクが高ければ高い程、人類に及ぶ危険度は増していく。故にそんな魔物に対して抵抗する為、魔物退治専門の組織─ギルド─がありそこに務める冒険者やハンターが日々討伐を行っているがギルドも人手不足故に手付かずのダンジョンやら秘境やら未確認の魔物など数多く存在しているのが現状だ


「とにかく、この森の長?も倒したし先に進もうよ」


「だな」









歩き続ける事数日····時折襲い掛かる魔物を退治し時折お宝を発見しながらも一行は順調に樹海を攻略して行った。そして三日目にしてついに樹海の出口付近まで辿り着いていた。時折吹き込む冷たい風がそれを物語っている


「ようやく出口だね」


「えぇ。思いの外早く出れましたね…当初は1週間前後かかるかと思ってましたが...」


「どうだフーラ?ユナイトの兵士は居るか」


「大丈夫よ凪、兵士は居ないみたい」


凪の問いかけにジーッと出口に向かって目を凝らしていたフーラは首を横に振りながら答えた


「でも敵か味方かは分からないけど2人程コッチに近付いて来てるみたいね···」


そのフーラの一言に全員に緊張が走る。何せ自分達は反逆者なのだから。例え一般人だろうが気は許せない。徐々に近付いてくる気配に臨戦態勢に入ろうとしたその時だった


「久方ぶりだな雪華。あれからアイツとの仲は良好か?」


「何とか良好ですよ。フェルさん...けど、私はまだ下克上を諦めては居ませんがね」


「よぅ。俺様を無視とは随分な挨拶じゃねーのフェル?」


「ふん。どうせお前の事だ全部見ていたのだろう?」



氷雪国現国王にして守護竜王─フリード・インフィニティ─よ



俺様何様フリード様が登場!!

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