失礼な女
今日はすごく変な夢を見た。
その女は笑っていた。
しかもなんだか奇妙な笑い方だった。
変ではないが、奇妙なのだ。
その理由が分かった。
よく見ると、その女は私の男とやけに親密なのだ。
やけに親密と言うのは、やたらと喋ったり、ボディランゲージが激しい等と言うものではない。
目と目がよく合うのだ。
私がいるからか、私の男はとにかく近くに来て話しかけてくる。
でも気持ちはその女にあるようで、上の空なのだ。
なんとも居心地が悪い。
しかも、その女は並んでいる時に、やたらと話しかけてくる。
内容は様々で、自分の失敗談から自慢話までさまざま。
そしてよく笑う。
とにかく奇妙で魅力的な女だった。