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白昼夢のヒメ!!~夢魔の姫とカケラの王子~  作者: ブラボー
「姫さま、はじめてのしょうかん☆」
28/64

仁義なき「L」VS「G」

「人は殺すより使え。」

「は?」

「偉い人の言葉だよ。それに俺も必死だった。500人のチンピラに、ミナリアの友達に。みんな何とかしてやりたかっただけだ。」

「ふ~ん。じゃ、お兄様、私のためなら何でもしてくれるの?」

「限度はあるがな………」


ふふ、と笑いながら茶をすする。

玄米茶に似てる気もする。菓子はカリッとしていて甘いが食感は煎餅にも似ている。


「じゃ、今日は一緒に寝てくれる?」


思わず口に含んだ茶や菓子を吹き出してしまう。


「げほっ!!ば、ばか!!謙信がいるだろ!!」

「ウソだよ♪」


ペロリとウィンクしながら舌を出すミナリア。

俗に言うテヘペロだ。


「はぁ~………まったくお前は」

「だってお兄様、部屋にエッチな本とかあるってミコさんが言ってたよ?」


もはやプライバシーもないのか………。

ミナリアはニヤリと笑う。


「もしかして、エッチな事考えた?」

「バカ、からかうなよ。もう助けてやんないぞ?」

「いいも~ん!もう謙信ちゃんがいるし、次からはお兄様じゃなくて、謙信ちゃんに頼むもんね~♪」


「……………それはそれで寂しいぞ」

「えへへ~!これもウソ♪」


ミナリアはお茶を一口飲むと、屈託の無い笑みをこちらに浮かべる。


「最初は、カケラとか言われて心配だったよ。」

「え?」

「お兄様、私の事はちゃんと覚えててくれた!ちゃんと私を見てくれてる!」


「………当たり前だろ?」


「だから、お兄様大好き!!」

「そう言う言葉は、お嫁に行くときに取っておきなさい。」


紆余曲折あったが、まだ何とかなりそうだ。

ミナリアにもバレてない。

時折、心が痛いがアルス達に聞いた「彼女の兄が不在の寂しさ」を埋めるためなら、なんだかまだやっていけそうな気がする。


━━━━この時、おれは忘れていた

   現世の復讐心。憎む心を。

  これが…………

これが狙いだったのか?

なぁ?ハルト。

ハルト・フォン・マギアル・ドリミア伯爵。


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