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追放変態令嬢シリーズ

嘘つき令嬢は説得と交渉で無双するー白を黒と言い抜けたら内政でも外交でも天下取れました

作者:lilylibrary
最終エピソード掲載日:2026/03/08
「現(うつつ)は夢。信じられる嘘(物語)こそ真(まこと)」

公爵令嬢エレグバラは、卒業パーティの最中に婚約者の第一王子から身に覚えのない罪を突きつけられる。しかし、彼女の異常性はそこからの「言い逃れ」にあった。冤罪を「次期王妃としての適正試験」と定義し直し、王子を賢王に仕立て上げ、莫大な慰謝料を「試験監督料」として徴収。彼女にとって真実とは守るべきものではなく、より魅力的な嘘で上書きするための素材に過ぎない。舌先三寸で運命をねじ曲げた彼女は、手に入れた資金を手に、最悪の「死の領地」へと追放される。

物語は、彼女が吐く「ハッタリ」が次々と現実を侵食し、滅びゆく地を理想郷へと変容させていく軌跡を描く。毒の霧を「若返りのエッセンス」と呼び、彼女を殺しに来た死神辺境伯さえも「純真な守護騎士」へと洗脳。彼女の嘘に釣られた投資家や軍隊が押し寄せる中、いつしか彼女の言葉は世界のルールとなり、かつて彼女を捨てた王国さえも経済的に支配していく。嘘が真実を飲み込み、虚構が救済へと変わる時、大陸の勢力図は完全に塗り替えられる。

すべてを騙しきった先に待つのは、稀代の詐欺師か、それとも救世の女神か。その舌先が紡ぐ「幸福な嘘」の結末を、あなたは見届けることになる。
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