表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/47

38話 コイツらモンスター側の最高戦力だろ。

 大正ぶりの更新。

 ていうかこのままだと更新が不定期になりすぎる気がするので今回から次の更新予定時間を後書きに書くようにします。


「シッ!」


 疾走。

 まわりに人は居らず後ろには黒い狼の群れ。


 まぁ、客観的に見ると逃げてます。

 まだ死にたくないので。


 だっていずれ弾無くなるじゃん?

 そうしたらgameオーバー。

 冒険の書は消えました状態になる。


 前回初めてのボス戦が始まったと言ったがあれは嘘だ。ボス(逃走)戦だ。決して戦うわけじゃない。


 とりあえず近くの建物に逃げ込みたいな。

 安全に救援を待つには建物が1番だ。

 

 最悪時間でも稼ぎにはなるだろ。


 どうやら影狼達は素の狼よりも弱いみたいだな。

 でも本体を潰すしかないみたいだし逃げるが勝ち。


 一人で勝つのは不可能だ。

 今の俺にそこまでの戦闘能力は無い。


 「お?」


 ちょうどいいところに某有名ハンバーガーチェーンが見えた。


 避難のために入るのは既に許可が降りてるし入れさせて貰おうか。


 ガラス戸から中に入ってドアを近くにあった机や椅子で塞ぐ。

 これでしばらくは持つだろう。


 「そういえば狼って…」


 窓ガラスぐらいなら破ってくるんじゃね?と言おうとした瞬間上の階から窓ガラスが壊れたような音がした。


 ……鬼ごっこに戻るか。


 裏口から外に飛び出ると…



 



 外に出ると大量の狼が待ち構えていた。

 …あー、嵌められたのか。


 一体だけ突入させて俺が出るのを待ちリンチにする作戦か?


 コイツら相当頭キレるな。

 …はぁ、腹括って戦闘に行きますか。


 ぶっちゃけモンスター側の最高戦力レベルでしょコイツら。


 どちらにせよもう逃走は不可……?!


 瞬間緑のオーラを纏ったナイフが飛んできた。

 その場にいた狼が数対貫かれ消えていく。


 そのオーラを、ナイフを俺は知っている。


 「岡本さん!?」


 「助けに来ましたよー……と思ったら飯田か。」


 そこには人間側の最高戦力である岡本さんがいた。


 

 ……え?最終決戦?




 岡本サイド


 ふぅ、なんとか間に合ったな。

 遠目から誰かが追いかけられてたからナイフを投げてみたんだが当たってよかったよ。


 流石に飯田だとは思ってなかったけどな。

 

 「なんかあのデカイやつ倒したら終わる感じ?」


 「多分そうだと思います。………なんであなたが来たのか聞きたいところではありますが一旦棚にあげましょう。」


 なるほど。じゃあ…


 「オラッ!」


 踏み込んで殴りつける!


 勢いの篭った一撃は右頬を捉えて狼を光の塵と変えた。


 「「え?終わり?」」


 声がハモる。

 だが意味合いはまるで異なる。


 多分だが飯田は岡本さんTUEEE!?って感じだろう。


 そして俺は…こんなに弱いわけがない。


 コイツは今まで戦ってきたボスよりも遥かに強い…厄介と本能が告げていた。

 

 そしてそれはあっていた。


 「狼が…消えない?」


 まわりにいた100匹近くにいる狼は何も慌てた様子はない。


 まるで…自分達と同じようにすぐに戻るかのように。

 …さて雲行きが怪しくなってまいりました!

 なんか質問とかあったらじゃんじゃん感想に書いてみてね!

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ