16話 お前経験値な!
日刊が8位になっております。ありがとう!
「飽きた!」
四方八方見事にサンドゴーレムしかいない。
戦うのが面倒だから戦ってこなかったが次からはレベル上げも兼ねて戦っていくか。
かれこれ10分近く歩いてるしな。
これからもこう言った依頼を受けるので有れば強ければ強いほどいいに決まってる。
と、早速発見。
よぉ!一緒に遊ぼうぜ!お前経験値な!
みんな纏めてデストローイ!
lvが上がりました
「経験値うまー!」
あれからおよそ10体のサンゴレを倒して2レベ上がった。スキルの上昇はなし。
流石にスキルの方は上がりづらくなってきたな。
「そろそろ何か見つけたいよなー。」
アク○リアスをとりながら呟く。
余裕があるとはいえ水分にも限りがあるしな。
それに飽きたし。
カ○リーメイトとゼリー飲料も余裕があるが節約してかないとな。
「え?…あったー!」
下へと続く石の階段が突然現れた。
だが石造の階段が圧倒的不自然さを醸し出してるのに気づかなかったのは何でだ?
マジでいきなり現れた感じだし。
なるほど、蜃気楼か。
あの後10分ぐらい調査して出た結果がこれだ。
一応職業だしこう言った調査もしてかないとな。
こういうの苦手なんだよ…調査とかな。
蜃気楼を周囲に発生させて階段とその周囲の物だけを隠蔽してるのか。
何気なくものすごい技術だな。
これ今の日本に流用できたら何もないところに映像を映し出すとかが物凄いハードル下がるんじゃないのか?
ダンジョンも意思を持って隠したりしてるのかもしれないな。
え?だとすると俺コイツの腹の中なのか?
…考えなくて良いか。
じゃ、降りていくか。
敵も強くなるだろうし強化活性の準備もしていこう。
階段を降りていくと白い光に包まれてまた砂漠の真ん中に立っている。
後ろに上に続く階段があることを考えるとここが二階層で間違いなさそうだ。
「痛え!?」
いきなり足に痛みが走る。
下を覗いてみると体長7センチほどの紫色のサソリがいた。
うぉっ!?キッショ!
俺こう言う系無理なんよ。
とりあえず殺すとす…
「え?」
いきなり体がブレる。
思わず膝を着き辺りを見渡す。
どうゆうことだ?さっきまでは何ともなかったのに…
「キシュッ!」
サソリの嘲笑の様なものが響く。
まさか毒か!?
クッソ、どうする?
ポケモ○の毒消しがあそこまで欲しいことなんてないな。
って、あれ?なんかあんま辛くないな。
最初だけ少し辛かったが今はもう大丈夫だ。
もしかしてサバイバーの影響か?
毒まで強くなるのは流石だな。
他にも各職業に隠れ補正みたいなのがあるかもな。
だとすると…サソリ。貴様は死刑。
ヒヤッとしたじゃねえか!
サソリはプチっと音を立てて俺の足に潰された。
結論
サソリ死すべし慈悲はない。
次回の投稿は明日になります。