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〜異世メン〜  作者: マルージ
第二章 誇りの風が贈る[前編]
62/74

東の大陸へようこそ。


魔王四天王序列4位。レン ズァオスは、絶賛不機嫌であった。

自分がバロンにすっ飛ばされて気絶していた間に、自分たち四天王がイクオたちの修行を付けることになったからである。納得はできないが自分たちはイクオの根性に根負けした。渋々ながらも意志の力だけは認めている。

ズァオスが不機嫌なのはそれではなかった。


「うぉおおおおアルティメット枕メテオォォォおおおおおお!!!」

「フッ 甘いわイクオ!」

「何ィ!?俺の渾身の枕投げが凍らされた!?」

「これでもくらいなさいアルティメット枕メテオ(氷バージョン)!!」

『てか【固有スキル】パワー全振りかよ!?』

「食らうかっ!豚ガードッ!!」

「ブヒン♡」

『師匠が凍てつく枕で氷漬けに!?』


「・・・・・ッ!!!」


ズァオスは布団にくるまって耳をふさいでいた。

共同の寝室で何故か枕投げが勃発。四方八方に飛び交う枕が頭上を通過し続ける。ドッタンバッタン暴れまわり、次第にはスキルすら使いだして枕デスマッチが開催されてしまったのだ。


「跳躍回避ッ!!」

「跳んでかわした!?」

「ゲフッ!!?」

「あ、ごめ。踏んじゃった」


着地地点には同じく布団にくるまっていたアヤメが眠っていた。「なんだァ?てめェ・・・」とでも言うかのようなアヤメの表情。心情は察するに余りある。

アヤメ、キレる。


「死ねこの糞ガキども百万回ボコすぞオラァア!!」

『アヤメが切れた!!』

「ちょっ!お前丸めた布団を豪快に振り回すのは反則だって!!」

「死ねェ!!」

「アッハハハハ!アヤメちゃん参戦だ!!」


「・・・・・ッ!」


「【千乱飛枕(せんらんひしん)】!!」

「やべぇ枕の弾幕だ!【魔力演算】でかわせるか!?」

『秘儀ッ!足元枕』

「イクオが躓いた!いまじゃ!!」

「パンツテメェーエエエ!!!」

「うおおおお死ねぇぇえええ!!!」


「・・・・ッ!!!」


飛来してくる流れ(まくら)がズァオスに直撃。堪忍袋の緒がぶち切れそうになった直前。アヤメちゃんの振り下ろした布団の一撃が誤爆。

我慢の限界に至ったズァオス。怒りのあまりに獣化して、巨大な獅子の獣人の姿になって吼える。



「いい加減にしろテメェらぁぁぁぁぁあああああぁぁぁあああああぁぁぁぁああああああああ!!!」



屋根が吹っ飛んだ。

現在、住む場所がないイクオたちはズァオスの住居に居候させてもらっている。結果、ズァオスの家は毎日が堪え性無し共のサファリパークと化してしまったのだ。


「ヨンっ!!お前少しは止めろこいつ等を!!」

「無理だよお父ちゃん!!死にますよ!!」

「お前アリアに見惚れてただけだろォ!!」


現在この家にはズァオス、ヨン、イクオ、アリア、アヤメ、豚、パンツの七名が暮らしていた。

そうそうたるメンツ。こいつらが一つ屋根の下など土台無理な話なのだ。屋根のない外で(放し飼い)させるのが丁度いい奴らである。いや、何なら飼うのも無理である。


「グへッ!!」

「あうっ」

「イタァ!?」

『ぶべっ!!』

「ブヒン♡」

「何で僕も!?」


全員平等に拳骨で黙らせるズァオス。獣化したズァオスの拳は壮絶だ。全員デコから下が地中に埋まった。

煙を放つ六つの後頭部。寝室には安眠を妨げられ続け、怒り心頭の悲しき猛獣が一匹。


「ハァ・・・ハァ・・・何故こんなことに・・・恨むぞシェンマオ・・・」


ズァオスがイクオたちを引き取るふうに話を進めたのはシェンマオであった。その話し合いをしている時は、ズァオスはバロンに吹っ飛ばされ気絶していたのである。



  ~一分後~



「イクオ。貴様はまだ安静を強いられる身だ。じっとしてろ」

「あーい」

「何だその返事は?」

「承知いたしましたッ!」


イクオはまだ東の大陸の言語を話せない。アヤメちゃんによる通訳がなされていることを前提にお読みください。


「通訳だるいんだけど・・・」

「ゴメンアヤメちゃん。私も東言語まだ覚えきれてないの。分からない所は教えて?」

「はいはい。ていうか二人以外に東言語分からない人はいる?」

「ワシは四大陸語全部話せるぞ」

『あ、俺も』

「アタシもね」

「博識すぎねーか?」


アリアは東言語は未だたどたどしいが、それでも形だけでも四大陸語全て話せる。北言語しか喋れないのはイクオだけである。


「くそッ。ちゃっちゃと東言語マスターしねえと・・・」

『ま、ノウハウがある分北の大陸の頃に比べれば楽だな』

「イクオさんはどうやってこの世界の言葉を覚えたのよ」

「そこのパンツ畜生(サラ)に教わった」


四天王達によるアリアへの強襲からイクオは丸々三日間眠ていた。病床につき、食事も質素にしていた。詰まる所イクオは全身傷だらけに加え、極限の腹ペコ状態。眠気は何とかなったが絶不調なのに何ら変わりはない。

イクオは正座している状態から体を後ろに倒してグッタリと寝そべる。


「腹減った・・・」

「明日にはいいもの食べれるよ!」


アリアとアヤメの回復術に加えて、ヨンの回復食がついている。なんだかんだ療養には適している場所だ。回復は早い。明日には何時も通りのご飯を食べてもいいそうだ。

ホントは時間をかけて療養した方が体にはいいのだが・・・


「この状態は流石に・・・」

「気の毒っていうか・・・アハハ」

『死にそうな見た目だよな』


イクオの現在の姿は骨と皮だけのゾンビである。小突けば倒れそうな弱々しい体。鳥の手羽中の骨のような全身なのである。

この姿で飯を植えた獣のごとく求められれば、流石に早急な回復をせざるを得なかった。


「まったく。こんなガリガリになるまで・・・いったい何してたのよ」

「お?アヤメ心配してくれんのか?」

「心配してないッ!」(い~~~ッ)

(ツンデレだ)

(ツンデレね)

⦅ツンデレか⦆

(これがイクオの言うツンデレか)


異世界文化浸透中。


「え~っと・・・東の大陸に向かってただろ?そしたら突然の大嵐に巻き込まれて・・・」

「あれは【魔王の足跡】よ。この大陸の王が通った後に起きる災害」(プチ・教えてアヤメちゃんのコーナー)

「魔王!?魔王いんのか!?」


ファンタジーのロマンである魔王という単語に反応するイクオ。目が爛々と輝いているのが仮面越しでもわかる。

その後イクオはロマンを語りだしたのだが、話が長くなったので割愛。


「【魔王の足跡】によって離れ離れになった所までは私たちと一緒ね。私は鬼人族の村にたどり着いたけど、イクオはどうだったの?」

『俺とアヤメは巨人族の村だな』

「ワシは竜人族の村の近くの山に放り出されたのう」


「俺は・・・・」



解説中・・・



「「「『「「遠征中の粛清騎士団の目の前に放り出されたぁぁああ!?」」』」」」

「う、うるせーぇ!!」


そして東の大陸編冒頭まで遡ることになる。

アリアの実の兄であるゲオルグと相まみえ、捕まり、拷問を受け、ゼノスと共に脱獄し、転移魔法の古代遺物に巻き込まれ、魔物たち住まう森でサバイバルをし、【イケメンLv100】に自我を乗っ取られ、四天王三人に喧嘩を売り、半殺しで搬送。

嗚呼イクオ。波乱万丈である。


「貴様・・・よく生きてたな・・・」


流石にこれにはズァオスもドン引きであった。

忘れてはならないのは、この間イクオが自我の奪い合いで碌な睡眠をとれていなかったことである。命がいくらあっても足りない出来事の数々。何よりえぐいのは・・・


「あの・・・剣聖ゲオルグと戦って生還しただと・・・?」

「戦いとは言えねーほど一方的だったがな」

「・・・奴はバロン殿に並ぶほどの化け物だ。当然だろう。悔しいが俺では歯が立たん」


ゲオルグは一種の化け物である。

全盛期のクリスティアラにも勝る実力。過去最強の剣聖とも呼び声が高いゲオルグ。数々の華の民たちを屠ってきたその実力は、当然東の大陸内では知れ渡っている。

そんなゲオルグの妹がここにいるのだが・・・


「ゲオルグ兄様・・・イクオを切り刻んだのは良いとして、拷問をかけたですって・・・?今度会ったら一発殴ってやるわ・・・ッ!」

「ああ、アリア嬢がお怒りに」

『てか切り刻んだのは良いのかよ』

「ワッハッハッ!!!ゲフッ」

「あぁ~・・・イクオが捕まってたって知ってたら、もっと真面目に脱獄作戦に協力したんだけどな~」


粛清騎士団拠点の内と外から攻め崩すこの作戦。インヤンの部下としてアリアは、外からの増援の後方支援役として回されていたのである。

イクオが捕らえられていると知っていたら、アリアは迷わず前線に出ていたであろう。


「知らなくて正解よアリアさん。アナタ下手すれば北の大陸の反逆者になってたわよ・・・?」


一先ず情報交換はこれで済んだ。

現状のおさらいもしておこう。


「イクオが四天王三人の目の前で暴れて、それで力が認められて四天王達の弟子になったって所ね」

「バロンに関してはワシの紹介じゃな」

『中々に濃い展開だな』

「バロンって奴が何かの気まぐれか、俺たちに修業を付けることになった。納得できない他四天王が修業を通して俺たちを試す。四天王三人のお眼鏡にかなったら、晴れてバロンからの指導が受けられる」


ズァオスがずいと話に加わってくる


「流石に最初からバロン殿の修行は受けさせん。まず俺たちの修行で貴様らを試す。脱落した奴は当然修行から外す。バロン殿もそれは承諾済みだ」

「ま、当然じゃのう。儂もバロン殿への頼みは半ば諦めてたし、本音を言えば修行を付けてくれればラッキーぐらいに思っとったわぃ」

「・・・ラッキーで受けれるもんじゃねぇんだがな」


一先ずは療養(特にイクオの)が現在の状況である。傷が完治したらすぐさま修行の始まりだ。

現状確認は以上である。


「その調子だったら明日には完治だろ。明日から修行を始めんだ。ちゃっちゃと寝ろ阿保どもォ!!」


ズァオスの一喝でお開きとなった。

イクオは心の奥底で密かにロマンを感じていた。大陸に名をはせる猛者が、魔王四天王というとてつもなく凄い者たちが、自分たちの為に修業を付けてくれるのだ。

異世界の修行とはどんなものなのだろう。アリアがつけてくれた修行とは全く違うものになるだろう。何せ戦の国の代々伝わる鍛錬なのだ。


(半ば逃げながらの戦いが多かった。俺の実力じゃ到底勝てないような奴らとばっか戦ってきたからな。この大陸で俺は、まともに戦える力を手に入れてみせる!そして、いつか必ず・・・)



「ゲオルグ・・・お前を正面からぶっ倒す・・・ッ!」



イクオは暗く静かになった寝室で、一人拳を上に掲げる。ゆるぎない闘志を拳で強く握りしめるかのように、イクオは腕に力を入れる。

実はこの独り言。アリアにだけは聞かれてしまっていた。アリアは心の底から嬉しかった。イクオはまだ、折れちゃいない。



  ~翌日~



「ヨン・・・貴方・・・ッ!」

『す・・・すげぇ・・・・』

「じゅるり・・・」


全員唾をのんだ。目の前に広がる馳走の海。机に収まりきらず、はたまた床にさえ並べられた大量の料理。どれもが香しい匂いを放ち、美しい湯気が宙を舞っている。

これ全て・・・


「ヨンが作ったのかぁーぁぁあああ!!??」


満漢全席という言葉では生ぬるい程のメシ。

ズァオスは複雑な表情に少し自慢げな声色を含めて言った。


「ヨンは戦闘の才能が碌にねぇ。だが、給仕の才能は天才的だ。奴の料理の腕は、若くして魔王宮の給仕見習いに就任するほどの腕だ」

「え!?魔王宮の!!?」


事の凄さをアヤメは知っていた。ついでに豚も知っていて目を丸くしている。

アリアは首をかしげてどういう事か聞く。


「そんなに凄いことなの?」

「凄いどころか!ここは食文化が頭抜けて高い東の大陸だよ!?ご飯の味は四大陸中最も優れていると言っても何ら過言ではないの!そこの最も偉い人々が住む場所の給仕よ!?」

「そうじゃのう・・・具体例を挙げるとすれば、ヌシの北の大陸の教会本部。あそこのお抱え音楽隊に弟子入りするほど、と言えばヤバさは分かるかのぅ?」

「えぇ!?プロ中のプロじゃない!!?」


具体的な例など、イクオの頭には何も入っていなかった。目の前に炸裂しているご馳走に目がくらんで何も聞こえない状態だった、

早くかぶりつきたい。机の真ん中にある尋常じゃない程デカい巨大肉に今すぐ食らいつきたい・・・ッ!


「イクオさんだね?」

「お、お前はヨン!?このメシの創造主!!」

「創造主て・・・」


料理帽を脱いで一仕事終えたヨンが厨房から出てきた。この大量の料理を、朝早くから起きて、一人でこしらえてくれたのだ。

今まで碌な料理を食べてこなかったイクオにとって、ヨンはまるで神にでも見えた。



「ようこそ東の大陸へ。東の大陸はご飯が何よりの文化。いっぱい食べていっぱい鍛えて、強くなっていく国。さぁ!!目いっぱい食べてくれッ!!腕によりかけて作ったよ!!」


「うぅぅォォォおおおおッッッ  しゃぁぁぁぁあああぁあああああぁあああ!!!!!」



イクオは馳走の海を泳ぐかの如く貪り始めた。

すきっ腹に暖かい料理が流れてくるのが分かる。血肉となるべき栄養が、やっとの思いで胃にたどり着いたのだ。数週間ぶりのまともな食事は幸せの極地だった。

これ程食に感謝したことは、未だかつてなかった。世界に色がついていく気がした。イクオの目に涙が浮かんでくる。


「うめぇ・・・うめぇーぇえええええ・・・ッ!!!」


息子の料理を本気で喜んでいるのを見て悪い気はしないのか、ズァオスは少し機嫌よさそうに肉に手を出した。


「よく食う・・・。無理もねぇか」


ピグは野生に戻ったがごとくムシャムシャ食べていく。

サラもこの時ばかりはパンツではなく料理を頬張った。

アリアは一人行儀よく食べている。少しこの空気に乗り遅れたみたいだ。


「み、皆凄い食べ方だね、アヤメちゃん」

「フンッ!!」

「アヤメちゃん!?」


凄い形相で肉を食いちぎるアヤメが隣に座っていた。迫力で圧倒されたアリアは驚きの声をあげる。

少し馴染めずにいるアリアを見て、アヤメはニヤリと笑った。


「アリアさんは知らないみたいだけど、ここでは意地汚く食べるのはマナー違反じゃないのよ?寧ろ派手に美味そうに食べるのをよしとする文化なの」

「え、ご飯ってもっと静かに食べるものだと・・・!?」

「ここは貴族社会じゃないのよ?さ、郷に入ったからには郷に従って!」

「え、え?」


「むげぁぁぁぁむぐ むご」

「フゴゴッフゴゴゴゴゴゴッ!」

『ムッチャ モッチャ』


目の前で自分の体積以上あるような肉に、手も使わずそのままかぶりつく三人。下品だがこれ以上になく幸せそうな顔をしている。


「あ、アレに従えってことッ!?」

「いいんじゃない?手も使わずかぶりついちゃえ!」


アリアはオズオズとイクオたちがむしゃぶりついている肉に近づいていく。

丁度隣らへんで狂ったように食べている人を見ると少し気が引けてしまう、けど



「え・・・えい!」



アリアは手を使わず、少し獣みたいに肉にかぶりついてみた。

口の周りが沢山汚れて、服にも少しシミがついた。

それでも、アリアは何処かホッとしていた。初めて、華の民(彼ら)の文化に触れた気がした。そして、イクオたち(彼ら)の輪に入れた気がしたのだ。それがアリアにとっては心地よかった。


「アハハ・・・ッ!楽しいね!!」

「にひっ アタシもやる!!」

「これ以上は渡すかッ!この肉は俺のもんだぁーあ!!」

「ブヒヒッ!ワシもおるぞぃ!?」

『モッチャ クッチャ モゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(俺の分はあんだろうな)!?』


「ヨン。お前も混ざってこい」

「お父ちゃん!?」



朝だと言うのに宴会だ。このどんちゃん騒ぎ。お酒も入っていないというのに大はしゃぎが過ぎる。だが、この賑やかさこそ東の大陸の食卓である。


彼らはこの後、二つの大陸を巻き込んだ一大事件を巻き起こすことになる。

東の大陸。それは『戦と食と誇りの国』。

戦い、食らうは誇りの為。イクオはこの大陸で多くを学ぶことになる。


イクオたちは東の大陸にやってきた。



意地汚く食うのが許されるという華の民の文化。


アメリカではクリスマスプレゼントの包装紙をビリビリに破く、というマナーがあるそうです。「中身が見たくて待ち切れない!」っという気持ちを、プレゼントをくれた相手にアピールするためだそうです。


華の民の食事の様相は、自分は食らっているのだと言うのを周りにアピールするようなものです。「これを食って俺は強くなる」っという決意の表れでもあったり、「なりふり構わず食ってしまうほど美味しい」っという意思表示でもあるのです。


東の大陸編の前編はこれにて終いです。少し解説回をたくさん挟んだ後、東の大陸編後編が始まります。

アリア含む全員が腕を使わずそのまま肉にかぶりつく、というシチュエーション。実はずっと前からやりたかったネタです。東の大陸編には、ずっとやりたかったネタがまだまだ眠っています。


全部書けたらいいなぁ・・・。頑張ります。


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