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異能力がすべてな学校  作者: マサムネ
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1話「いや〜な教師」

語彙力ないので、少し変ですが多分面白いです。

「えーと、入学初日から遅刻……学校来る気ある。」


二十歳後半の教師らしき人が、苦笑いしながら言う。


「あ、ありますよ。ただ今日は…は、歯磨きに時間がかかって。」



ーーー我ながら最悪の言い訳。



「そうかそうか、それじゃー仕方がないな」



ーーーよしゃ〜〜〜、この人バカだ!!



「なわけあるか、バカ野郎が。」


頭を殴られ、息もしずらくなったが、目の前の教師は黙々と話を続けていた。



ーーー頭を殴られた? 目の前の先生が?……でも、一ミリも動いていない。じゃあ、何に殴られた?



思考をしていたが、その思考は停止する。


「うぐっっ…」


「人の話を聞いてますか〜?」


腹に見えない何かに、一撃を受けた。

そして、目の前の男が少しニヤついた。

その瞬間、一つだけ根拠のない答えにたどり着いた。



ーーーこいつが、なんかで殴ってやがる!!



思考が答えを導き出した時、バカを見る目でこちらを見ていた。

我慢できず、荒々しい声で問う。


「あのっ、さっきから殴っ」


「はいはーい話は終わり、入学式今から行けば、理事長の話に間に合うからさっさと行った行った。」


話を止められ、見えない何かに背中を押された。



ーーーなら、最初から入学式に行かせろよ。説教していた時間が、もったいないだろうが!!



ーーーーーーー*ーーーーーーー

男の教師に説教されていた校門から体育館まで走り、制服の中が汗でぬれて気持ち悪くて、今すぐこの 制服を脱ぎ捨てたい欲求に我慢しつつ体育館の前で、一息ついていた時にふと、きずいた。


「普通…説教……職員室だろうがっ」


そんなことを考えながら、体育館にもたれかかる。

体力が戻ったので、体育館にこっそり入ろうとしたら…


「ガラララ、ガシャンッ」


体育館の扉に手を付ける前にいきおいよく扉が横に開く。

体育館に集まった生徒全員が、こちらに視線を向ける。


【詰んだ】


脳裏に無数に浮かび上がる。

その瞬間に、もう一つ言葉が浮かんだ。



ーーー人生コンテニュー、出来たっけ。



そんなことを考えていた頃には、体育館の時間が止まったような静寂が訪れていた。

だが、一人の救世主が現れた。


「いや〜、すいません強く開けすぎました。」



ーーー俺に説教した先生、バカだと思ってすいませんでしたーーー!!



そんなことを思っていた時、男の教師が肩に手を置き「任せろ」という顔で、笑った。

感動の余り、涙目で「お願いします!」と笑い返した。


「理事長」



ーーー先生、本当にありがとうございます!!



「遅・刻・者を連れて来ました。体育館、前で入学式をサボろうとしていた遅・刻・者を。」


その一言で体育館が、騒めき始めた。


「ご苦労、二人とも前に来てくれ。」



ーーー公開処刑されるんだ。



「二人とも、自分の名前を名乗ってくれ、私以外ここに居る全員が名乗り終わったからな。」



ーーー終わりました。学校生活



「じゃあ、先生からいかしてもらいますよ。」


学校生活の終わりに、打ちのめされてそんなことが、どうでも良くなった。


「この学校で、教師をやっている川井りょうた、名前は覚えんくていいから」


拍手が起こり、自分の番が回ってきた。


「えー…黒牙りゅうです。……よろしく…」



ーーーおわった〜公開処刑おわった〜



緊張感がなくなり、安心感に包まれていた時に、再び地獄がやってきた。


「遅刻の罰として、自分の夢を言ってもらおう」


体育館にいたほとんどが「かわいそう」と思っていたが、黒牙はちがった。

只々、夢を言わせてくれる理事長に感謝していた。


「俺の夢は、この学校でトップになることだ。」


その一言に後悔は、なかった。

川井(かわい)黒牙(くろきば)ですよ。あと、名前はひらがな設定なのでお願いします

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