四話
すいませんかなり遅れてしまいました。
あ、第四話ですどうぞ
「よし!これから魔法体育の授業を始める」
あの後直ぐに体操服に着替え、第一アリーナに向かった。優斗は未だに如月に捕まってるがな。
「先生〜魔法体育ってどういう事をするんですか?」
鈴木が高橋先生に内容を聞く、まぁ二年になって初めてやる授業だしな。
「あ?説明してなかったか?」
「説明してたら聞きませんよ?先生?」
山田が先生に向かって言う。そいえば、説明なんて全くして無かったな
「そうか、まぁ今から説明するから許せ」
なぜに上から目線?あれ?悪いのって先生だよね?
「魔法体育とは、文字通り魔法を使った体育だ。まぁ主に使うのは強化魔法だけだがな」
「強化魔法?それって無属性の?」
「あまり、無属性は使った事ないんだけどな〜」
田中と近藤が言う。確かに無属性は授業などでは、あまり使用しないが、俺みたいに無属性しか使えない。奴だって・・・いなかったなそいえば。
「では、五人一組のグループを作れ!・・・八グループ数えればいいから楽だな」
おい、先生楽すんなよ。てか、五人か・・・まぁいつもの面子にプラスαが付くだけか。
「あ、朧!」
「ああ、癒希か・・ん?舞はどこにいるんだ?」
ん?一緒に居たはずの舞の姿が見えないんだが?どこに行ったんだ?
「此処にいるわよ?」
「おわっ!いきなり後ろから話かけるなよな!びっくりするだろうが!」
「あとは優斗と如月さんだけだね」
「でも癒希、あの二人あそこで追いかけっこしてるわよ?」
何やってんだよ優斗・・・
「た、助けて〜!?朧〜!」
「逃がしません、貴方は私と・・・ウフフフフ」
すっごく怖いんだけどあの娘
「あれが噂に聞くヤンデレってやつね」
そいえば癒希も朝、ヤンデレみたいな感じだったな。
「私は悟ったよ。キャラは変えちゃいけないんだと」
ゴメン・・・なに言ってるの?
「優斗〜!早くこっちに来なさいよ〜!」
「ぜぇ、ぜぇ、んっ!ハァハァ」
お前どんだけ走り回ってたんだよ・・・
言葉だけ聞くとまるで変態、あっ!元々変態か・・・
「俺は変態じゃねえ!!」
「やっと捕まえた、これで一緒に居られる」
「っ!!」
あ、優斗・・・き、気絶してる
・・まぁいいか
「よし、班は決まった様だな。ではこれから班ごとである魔法を使いこなしてもらう。これが出来なければ魔法体育などは出来ないからな」
「強化魔法・・ですか?」
「ああ、それもある」
「それも?って事は他にも何かあるんですか?」
「この授業で無属性魔法を完璧に使いこなす事だ」
むっ!無茶だ!魔法を覚えるのに最低でも一時間はかかるのに、それをたったの三時間で、しかも無属性魔法の数は三十。いくらなんでも無理だ
「先生・・」
「なんだどうした言ってみろ」
「いくらなんでも無茶ではありませんか?・・・無属性魔法全てを完璧に使いこなすなんて・」
俺が言いたかった言葉を山田が言う。
でも何だ、凄い違和感を感じる。
「なに勘違いしてるんだ・・山田春人」
「へ?」
「私は全てなんて言っていない。私が言ったのは無属性魔法のどれか一つを完璧に使いこなせと言ったんだ」
そうか、違和感の正体はこれだったのか。確かに先生は全てなんて言って無かったな。
「さて、説明も済んだ事だし・・・そろそろ始めるか」
先生がそう言うと先生の体に薄い緑色のオーラが出る。
緑色って事は先生は風の属性か・・・
「みんなも知ってる通りこれが魔力だ。まぁ君たちは写真などでしか見た事はないか・・」
俺らはこの学園に来てから一度も魔力を出してはいない。そもそも出し方がわからないので出しようがないのだが・・・
だから写真でしか見ることは無い
「さぁ、まずは出してみせろ。これが出来なければ無属性魔法などは出来はしないからな」
「へへっ!楽勝!楽勝!」
「そうよ!私たちを舐めないでちょうだい!」
「出来る出来る絶対に出来る!どうして諦めるんだ!そこで!気持ちの問題だって!・・・」
「ウフフ、優斗〜!」
先生の挑発で生徒達が自信満々に言う。三人目!何故そこに居るんだ松岡○造。それと如月!こんな時まで目をハートマークにしながら優斗をみるな!
はぁ、こんなんで大丈夫なのかよ?魔法体育の授業・・・
本当に申し訳ありませんでした。
遅れてしまって
・・・不定期更新のタグつけようかな