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プロローグ
初めての投稿ですが、良くも悪くても感想お願いいたします
いつからだろう、人と遊ぶ事を楽しいと感じなくなったのは。
いつからだろう、大人を信じなくなったのは。
いつからだろう、
自分を化け物だと思い始めたのは。
〜チュンチュン〜
朝、鳥の鳴き声を聞き一人の青年が起きた。
青年は何時もの様に顔を洗い、歯を磨き、食事を作り、食べ、寝間着から制服に着替え、青年の物であろう赤い眼鏡をし、玄関へと移動し、靴を履いた。
〜ガチャ〜
玄関の扉を開けて青年は言う。
「行ってきます、父さん、母さん」
〜バタン〜
誰も居ない筈の家に向かって。