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勇者パーティの魔王  作者: クロウサ
2章 新たな出会い
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31.わからない問題

 路地裏での出来事が終わり、シンたちは一つの部屋に集まっていた


「どうしたんだシンそんな難しそうな顔して、ライアスと王様のとこ行った帰りになんかあったのか」


「うん、ちょっとねファスティシアで逃した司会をやっていた男と魔王にあった」


 シンはアスヤに聞かれ路地裏で2人の人物に遭遇したことを話した


「えっ!?ちょっと待って司会の男って奴隷売買をして他ところのだよね、なんでそいつがこの街にいるの、それに魔王ってどういこと?」


「うん、それについてはこれから話すよそれに僕もライアスに聞きたいことがあるからね、教えてもらうよライアスさっきの奴が言っていた魔王を本当の意味で殺すってなんなのか」


 そして、シンがアスヤたちにこと成り行きを話し終え、次にライアスがグラビエルが言っていた事について説明を始めた


「まずは、魔王について簡単に説明する。魔王ってのは前にも行ったがそれぞれ感情、欲、言葉に別れてまたそこから喜怒哀楽のようにそれぞれ持つものがある、俺だったら虚実の魔王だから嘘を司る、そして魔王には魔王核って言う心臓がある、それを潰されたら魔王は死ぬ」


「じゃあライアスの兄さん、真実の魔王はそれを潰されたってこと?」


「いや違う、魔王核ってのは潰されても各々が司る概念がある限り蘇る、全くの同じ存在って訳でわないが記憶など全てを引き継いで新しい魔王核を持って蘇る、魔王核を一度潰したところでそれは魔王にとっての一時的な死でしかない」


 シンはその話を聞いて疑問に感じた


「それなら魔王が死ぬことなんてないんじゃないの、本当の意味での死なんて迎えることなんてできないんじゃないの真実がこの世からなくなるなんてありえないよ」


「もし真実がこの世からなくなったら世の中みんなライアスみたいになるわね」


 リーナが軽く冗談を言うがそれには反応せずライアスは答える


「だからありえないんだよ、魔王を本当の意味で殺すなんて、だが実際に真実の魔王は消えた、もし魔王核を潰されて死んだ場合はそれぞれの原初の神殿と言われる場所で新たな核が創られるが、新しい真実の核は出来ていない、真実の魔王は消えた、いつだったか俺はある噂を聞いた恐怖の魔王が真実の魔王を殺したのだと、俺はその真偽を問おうと恐怖の魔王を探し出した、お前たちの旅についてきたのはあの時言ったことは嘘ではないがもう一つこの目的もあったんだ、そしてついに見つけた、偶然の遭遇だったがな」


「それであの質問をしたんだね、それで答えはその通りだと言うわけかでもどうやって核を蘇らせないで殺したんだ」


「分からないだけど実際に蘇ってないのは確かだ」


 ライアスの話を聞くとより分からないことが増え、シンはあの場にいたもう一人の男に話題を移した


「どうやったか分からないけどもしかしたらあの司会の男、グラビエルだったけ?あいつが関わってるのかもしれないね」


「その可能性もあるがあの言い振りからすると確率は低いだろうな天族はラデスから殺し方を教わろうとしてた感じだったからな」


「というかあの時の司会の男が天族だったんだな魔族はたくさん見たが天族は見たことがなかったからな」


 アスヤがファスティシアで見た司会の男を思い出しながら言った


「天族は自分たちのいる天界以外を下界と蔑み見下しているのが半分だからな、ようがないのに天界から離れることはまずない、そして天族以外が天界に行く方法は少し厄介だからな」


「確かに魔界への行き方は知ってたけど天界の行き方は聞いことがないな」


「天界側が行き先を制限してるからな特定の場所以外の地脈の流れを切って行かないようにしてんだよ、それに魔界と天界では開門石の種類が変わってくるからそれ自体が地上でほとんど出回ってないんだろうな」


「特定の場所ってのはどこか知ってるのライアス?」


 天界へと繋がる場所をシンはライアスが知っているのかと問うとライアスが答える


「教会がそうだ、あそこは天族が地上界の人間に力を与えるための施設だからな、教会で天族と契約して、その契約した天族のマナを扱えるようにする、リーナもそうやって天術が使えるようになったんだろ」


「えっ!?そんなの知らないよ私いつの間にか使えるようになってたんだよ、だからてっきり天術が使える人が教会に入れるのかと思ってたんだけど」


「うん僕たちもそうだと思ってた、リーナが当たり前のように天術を使うからそういうものなんだと」


 間違っていた知識にライアスが改めて説明する


「本来地上人には天術や魔術を扱えるほどのマナはないそれは地上界には術を扱うための元となる元素の量が薄いから生まれてくる時に術を使うためのマナを止める機関を必要ないとしてつくらないからだ、だが天族または魔族と契約する事によってその契約した者とマナを繋げることができるそれによって本来術を使えない地上人も術を使えるようになるんだ、だから魔族と契約すれば魔術を使うことも可能だ」


「えー?じゃあ私はいつの間にか天族と契約してたってこと?」


「おそらくそうなんだろうな、教会に住んでいたならそこを根城にしてる天族が契約したんだろうな、だが本来契約するときは天族が有利な条件を出されてそれを了承することで契約できるんだが、リーナが契約してる天族は条件なしで無償でマナを使わせてるてことだな」


 自分がなぜ天術を、使えるのか知ったリーナは唖然としている


「だがなんにせよあのグラビエルとかいう奴の目的が本当の意味の魔王の死なら警戒しないといけない、そもそも魔王ですら魔王核を復活させないで殺す方法なんてわからないんだからな」


「それなのに恐怖の魔王は真実の魔王を魔王核を復活させないで殺したわけなんだね」


「そうだ、兄貴を殺したと言って蘇ってないんだからそれを信じるしかない、だけどもし…」


 ライアスが何か言おうとしたところで口ごもり言うのを止めた


「だけどもしって?何か思いつくの?」


「いや、大したことはないただ兄貴が死んだと言うのを実際に見たわけじゃないからもしかしたら本当は隠れてるだけで生きてるんじゃないかと思ったが、あの時のラデスに嘘は感じられなかった、虚実の魔王が嘘を見逃すわけないからな」


「ふーん」


 シンはライアスが言ったこと以外に何かあるんじゃないかと思ったがなぜか聞くきにはならずにそのままにした


「まーでもなんにしても、あの天族と恐怖の魔王の行き先がわからないんじゃどうしようもない、おそらくは天界だろうけど、僕たちにとって天界は未知だから、今は次の魔界の行き先をどこにするか考えようそして、その先で出会う魔王たちにそれについて協力を仰げるかもしれない」


「それもそうだな、それで次はどうするんだ俺はここら辺の地脈の繋がりは全く知らないから役に立たねーぞ」


「うん、それならラブラさんたちに聞こうと思うもしかしたら何か知ってるかもしれないから」


 そうして一通りの話を終えたシンたち一同は部屋を後にして元野良魔族である、ラブラたちに話を聞くため宿屋の食堂へと向かった

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