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勇者パーティの魔王  作者: クロウサ
2章 新たな出会い
29/33

27.哀愁の魔王シエル

 布団に丸くなっていた女性の魔族は髪は長い髪をしておりおそらく髪の手入れはしていないせいでボサボサで目にはクマができていた


「うー、みんなやられちゃったんだ、哀しいわ…」


 ライアスによって布団から出された魔族は少し猫背気味でしょぼしょぼしながらしゃべった


「倒されるのぐらい占いの結果でどーせ出てたんだろうが、それなのにおまえが仕向けたんだろ」


「わ、わたしの占い、絶対に当たるわけじゃないから一部の望みにかけてみたのよ、でもやっぱり哀しいことに当たっちゃったは…」


「はいはい、そりゃ哀しいな、そんなことよりシエル、おまえに探してほしい人がいる」


 ライアスが彼女に目的の人物の名前を言う前に彼女は先にライアスの求める答えを話した


「きょ、恐怖の魔王の居場所ならもう調べてるわ、あの人は今、魔界にはいないわ、でも地上界にもいない、あの人がいるのは天界よ、なんで天界にいるのかは占えなかったは、しくしく…」


「天界…どうりで魔界で魔力を探っても見つからないわけだ、どうして天界なんかにいるんだ…」


 ライアスは求めていた答えを手にしたがその答えは思いもよらなかったことで少し困惑をした


 ライアスが考え事をしているとシエルは、リーナを指差し、次にシンを指差した


「ち、ちなみにそこのあなたとあなた相性はいいみたいね」


「そんなのわかりきってることだは〜でも、あなたの占いって的確なのね!」


 リーナはニヤニヤしながらシエルに言うと、シエルは今度アスヤに占いの結果を言う


「あ、あなたは今十分に強いは、こ、これから色々な敵があなたに襲いかかって来るは、だけどそれはあなたの相手にならない、けどいつかあなたが苦戦する敵が現れるは…」


 アスヤはその結果を聞いて何も答えなかったそして次はシャルルに伝える


「ち、小さな子、あなたは大きくなったら、森を抜けた先にある丘の上の集落に行くは、そこでその時のあなたが探してる人が見つかるはずよ…」


「さがしてる、ひと?」


 シャルルは何を言っているのか分からずに首を傾げたがシエルはお構いなしにそのままシンの求めている答えを言い出す


「そ、それであなたが、わ、私に聞きたいことだけど、私は地上人が嫌いよ、別に何もしてないのに、城に攻めに来るもの、好きにはなれないし、どうでもいいとも思わない、で、でもそれで攻めてきたのを殺そうとかそう言うことは思わないわ、その後に報復されるのも嫌だし、ただほっといてくれるのが一番だは…」


「やっぱり地上人に嫌な思いを持つ魔王もいるよね」


 シンがそう呟くとシエルが続けて言い出す


「そ、それは、そうよ、ち、地上人の大半が魔族を恐れ、嫌ってるなと同じように、魔族も地上人を嫌ってるものは多数いるは、哀しいことに地上人に恨みを持ち殺意を持つ、魔族だっているわ、魔王の中にも地上人に私以上に嫌ってるものもいるから、き、気をつけたほうがいいわよ…」


「地上人が嫌いって言ってるのに何だかんだ心配してくれるんだな、あなた優しい人なんですね」


 シンにそう言われてシエルの顔が少し赤くなっていた


「べ、別に、この城に私を倒す目的以外で人が来るのがすごく久々で、城の人以外と話すのも久々だから…」


「そう言ってるくせに、配下を襲わせにきてるけどな」


「ら、ライアスは何して来るか分からないから占いの結果すら、う、嘘にして来るかもしれないし、念には念を入れておいたの」


「何して来るか分からないって、ライアス、この人に何かしたのか?」


「昔ちょっとしたイタズラをな」


「ちょっとしたイタズラとはぬけぬけと…」


 すると扉の方に先ほどライアスに倒された4兄弟がグタグタの状態でいた


「プレゼントと言いながら渡したものの中身が爆弾ではないかあの時色々と大変だったんだぞ!!」


「何やってるんだよ、ライアス…」


「いや〜、あの時はシエルが落ち込んでたから元気づけ等ためのサプライズてきな」


「余計にシエル様は落ち込んだは!!」


「まー、昔のことは置いといてともかくシエルの情報は役に立つ、感謝するよ、今度来る時はちゃんとしたプレゼントを持って来るよ」


「や、約束よ、あと帰るなら、城を出たあと西に向かって、1本だけ他の木より大きく育った木があるからそこから、開門石を使うといいわ…」


「分かった、助かるよ、それじゃあまた今度な」


「我々としてはもう来て頂かない方が助かるんだがな」


 4兄弟がそう言いつつ城の外まで見送り、シン達はシエルに言われた、1本だけ大きく育った木まで向かった


 シエルに言われた木までつきその木の前でシンは開門石を使った、そして白い光がみんなを包み込み、次の瞬間にはシン達は消えていた

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