年表
この世界の年表ですが、話自体は次のプロローグからです。
初見の方は、直ぐに次へ行く事を推奨。
読んでる最中で時系列を確認したい人用です。
※下の方は作中の出来事が含まれるので、注意してください。
魔族の支配下では、暦の使用はなし。勇者も、自分達が来て何年経過したかは正確な記録をしていないため、不明な点が多い。
天平1年
勇者がネノカタス大陸に来て約100年後、カザークに王国を建国する。元号を天平とする。
以後はカザークにある神殿で、元号の制定と発表が行われる。
正吉1年(天平64年)※途中の変更有
魔族の最後の勢力が滅びる。以後は勢力と言うより群れ、もしくは単体で行動する。
それを祝して元号を変更。
安寧1年(天平914年)
南方諸国のサイプラス王国に魔王ヘルヴィスが率いる軍勢が攻め込む。
同年5月に首都陥落。それを機に年号を安寧と改める。安寧の世が来ることを願い定めた暦だが、願いが叶うことは無かった。
安寧24年(天平938年)
ヘルヴィス、ロムニア王国に侵攻。
ヴァルター・ライヒシュタインを始め、多くの騎士が戦死し戦力の3割を失う。
安寧28年=慶永1年(天平942年)
勇者召喚の秘儀が完成。
同年11月、カザーク王国にて名和貞之が召喚される。
これを機に、元号を慶永へと改める。
慶永2年(天平943年)6月
ヘルヴィス、ロムニア王国へ再侵攻。
王太子アレクサンドルを始め、多くの騎士が戦死し、初期の戦力から4割減。
最前線の城主、モルゲンス家が滅亡。
慶永2年(天平943年)9月
月末にヘルヴィス、ヴァルデンと共にエルザス王国へ侵攻。
援軍のグロース王国が食糧を焼き払った事により撤退。エルザス王女ラファフェア戦死。
慶永2年(天平943年)10月
月初め、ロムニア王国にて、最後の勇者、菊池武尊が召喚される。
慶永2年(天平943年)11月
菊池武尊、50騎の部隊指揮を任される。部隊の訓練中、魔族と遭遇して、そのまま初陣。その戦闘でマイヤ・モルゲンスを救助。
その際に、魔族の防御特性に気付く。同時に解体を行い、各国に配布。
その後、凱旋して部隊の増加を受ける。110騎の指揮官になる。
慶永2年(天平943年)12月
菊池武尊、増加された部隊でブルラドを攻める。魔族100体を殲滅。8体を生け捕りにする。
その生け捕りにした魔族を使って、様々な実験を行い、その結果を各国に配布。
慶永3年(天平944年)1月
菊池武尊の率いる部隊を赤備えと命名。深紅の鎧を着用し、閲兵式にて国民の前に披露される。
慶永3年(天平944年)2月
ディアヴィナ王国より、結城鮮花の密命を受け、ジュリアがロムニアへ来る。
グロース王国に、ロムニアから、魔族の実験結果と共に、ヘルヴィスが来た場合の武尊と2王女の保護を依頼。以後、二国の同盟関係が強化される。
慶永3年(天平944年)3月
アルスフォルト率いるグロース王国軍、魔属領に攻め込み勝利する。
ロムニア王国から伝えられた実験結果の正しさを確認する。※作中に描写無し。
慶永3年(天平944年)4月
グラールスが率いる魔族軍、カザークに侵攻、カザークの新兵器、銃によって撃退される。
実際は偽装撤退。
慶永3年(天平944年)6月
ロムニア軍の首脳部。結城鮮花の考察により、魔族が銃を作成している危険が知らされる。
赤備え、メトジティア城に拠点を移し、訓練を開始する。
慶永3年(天平944年)10月
ロムニア王国、銃を使用する魔族に対抗するため、赤備えの増員の試験を開始。
1000騎に増員されメトジティア城で訓練再開。
ヘルヴィス、グロースへ侵攻するも撃退される。
慶永4年(天平945年)1月
イオネラ、正式にシュミット家の当主に就任。
ロディア、ファルモス、マイヤ、訓練所に入る。
閲兵式で、増員後の赤備えが披露される。
慶永4年(天平945年)4月
グラールス率いる魔族軍、カザークにて銃同士での戦闘。圧勝する。
慶永4年(天平945年)5月
ロムニア軍、カザークでグラールスと衝突。
魔族の撤退を促す。この戦闘でバルトーク戦死。
慶永4年(天平945年)6月
結城鮮花、ロムニア王国ライドルス城へ到着。武尊と出会う。
慶永4年(天平945年)9月
グラールス、ロムニアへ侵攻。
カラファト城、北西にてロムニア軍が迎撃。
この戦闘にて、アーヴァング、グラールス、両軍の総大将が戦死。
ロムニア軍、新たな元帥に武尊を任ずる。
慶永4年(天平945年)10月
鮮花の主導で、魔族の情報を収集。
魔族の陣容や情報収集能力など、大部分のことが明らかになる。