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Assault 89〜異世界自衛官幻想奇譚〜  作者: 木天蓼
七章 異世界自衛官サバイバル
180/192

鈴音ハルカSIDE。其の六

 革に鉄板を縫い付け補強し機動性と防御力を共存させた鎧。中綿を仕込み、長時間被っていても疲労しないように設計された革を厚重ねした帽子(コイフ)。チェーンで補強した小手。金属の脛当てが付いたブーツ。片手用の剣や斧を腰に差し、背中や左腕に木板に鉄で補強した盾を備えている。パッと見た雰囲気は戦事か得意なタイプの傭兵集団という印象だ。少々装備がバラツキ過ぎて身体に合ってないような気がするが、在野の傭兵なんてそんなモノだろう。彼等は四名いて私達の前に立ち、注意深くこちらを伺う。


 「セアロロヨ.。ワオ、ヒイヴェオ、ンア、 ウンテオントウアン、トア、ヘゥギヒト」


「ウ、ヒィヴェオ、ウト、オヴェン、ウヘ、ヨァエ、ギェヨセ、ドアント。ウマー 、トア、ヘゥギヒト!」


 サウスさんの言葉に傭兵っぽい集団と王国組はにわかに緊張感する。何と言ったのだろうか。帝国語は苦手だけど、耳を凝らして聞いてみようか。英語リスニングテスト毎度赤点回避の実力をみせてやる。


 「トヒィトセ、ドインギオラアイセ。ワオ、イラウ、ジェエセト、ラォスオウヴェオド、イ、ラオケェセト。トア、ドオヘオイト、イ、メーアンセトオラ」


「メーアンセトオラ? トヒィトセ、セトラインギオ……セア、ワヒヨ」


 サウスさんはスンスン鼻を鳴らして臭いを嗅ぐ。私も真似してスンスンする。


「ワヒヨ、セメーオレレ、ヒエメーイン、ボレアアド?」


 今なんて言ったのだろう。セメーオレレって単語は臭いって意味だった気がするがよく分からない。単語が断片的にしか分からないので会話の要領を得ないし、()()も分からない。


(仕方ない。()()を使ってみようかな?)


 ポケットからゴソゴソとあるモノを取り出し、左の手首に巻きつけて袖で隠す。するとまるで今まで耳が詰まっていたのではないかと錯覚するほどに、耳の通りが良くなる。


(言葉が通じないとナニを考えているのか、私の能力でも分かりにくいですからねー)


 私の力も万能ではない。望んでるモノを知るとはいえば聞こえは良いが、要は犬猫などの動物が今お腹減ってるとか眠いとかが分かる程度なのだ。言葉が通じるモノならばもう少し精度が良く、心で考えていることぐらいまで分かる。しかし、言語が違うとそれこそ機嫌が良いか悪いか程度の段階しか読めない。


 そこであるモノの出番だ。偶然手に入った自衛隊さんの持ち物、翻訳の魔結晶だ。蒼く光る結晶の美しさもさることながらどんな言語も翻訳して話すことができると言われる逸品。闇市場でもまず出回らない純度の魔結晶に王国の四大将軍の一角であり、幻想調査隊の隊長の魔力が込められている。それだけで価値はかなり高い。


 自衛隊さんを失った悲しみにルチアさんが明け暮れてる中、ドラゴンの口の中を空薬莢でもないか探していた際に発見したのだ。本来は王国に返すべきだけどこんな便利なもん手放せない。盗人猛々しいを地でいかせてもらう。この双眼鏡もしれっと私のモノにしたい。


「言いがかりはよしてくれ。傭兵をやっているんだ、血や死臭が漂ようぐらいの修羅場は潜ってきてるのは当然だろう?」


「たった今もか? 随分と長いこと身体を洗って無いようだな。どうりでションベン臭い訳だ。トイレってのはズボンを下ろしてやるんだぜ?」


 どうやらホッカホカな会話が続いてるようだ。この場においてサウスさんを除いた全員の心に緊張感が漂い始めている。ザビーが私を庇うように前に出る。


「失礼、拙い帝国語ですが許してもらいたい。我々に戦う意思はありません」


「イヌッコロは黙ってろ。大人しく飼い主にしっぽ振っとけ」


 翻訳されてて分からなかったが、恐らくザビーは今帝国語で交渉しようとしたのだろう。そういえば彼女は傭兵時代に帝国領近くの商業都市で活動してたと聞く。紆余曲折あって私の世話人をやってるが元は血生臭い環境で生きてきている。酸いも甘いも噛み分け、清廉も汚泥も知った海千山千の人物である。こういった場合にはかなり頼りになる。


 だが、海千山千どころか海万山万超えのサウスさん相手ではギリギリと歯軋りすることしかできない。犬と言われ何か言い返したそうに唇が震えたが、何も言わず私の前に戻る。耳がショボンと垂れてて可愛い。


「ふむ。アンタもしかして我々に喧嘩を売っているのか?」


 先ほどから話していたリーダー格っぽい傭兵がサウスさんの前に立つ。

 男は背が高めで引き締まった筋肉をしている。自衛隊さんの、ハジメさんのように筋骨隆々で逞しいというよりかは引き絞った身体というべきか。腰に差してる剣は短く分厚い鉈のような印象を受ける。そして背中にはとても大きな、タワーシールドといえば良いのかとにかく大きな盾を背負っていた。


「今さら気付いたのかよ。空気読めないのかな? お前みたいな奴が唐揚げにレモン汁垂らすんだよ」


 今のはギリギリ歯軋りポイント高めの煽りだった。さっきのズボン下ろしてからトイレしろってのも、顔面レッドな煽りだが今のも高評価せざるを得ない。


「隊長、コイツやっちまいましょうっ! 我慢ならねぇ!」


「俺もです! これ以上馬鹿にされんのは我らの誇りが許しません!」


 サウスさんの言葉にスパーダみたいに素行が悪そうな中年とロック君みたいに若くて素直そうな人が前に出てくる。二人とも顔がスーパーレッドだ。


「よせっ! 分かった。我らの素性を明かそう。傭兵と偽っていたから、虚偽を話してるから気に食わないのだろう!?」


 リーダー格のそこそこマッチョマンが部下二人を宥める。この人は冷静でカッコ良さげだ。筋肉をあと八キロほど増量してくれたら私の有効射程に入ってくれる。やはり男は上裸にノースリーブジャケットが似合う益荒男でなければいけない。


「ほう、言うてみ? 言うてみろよ。さぞかし面白い秘密があるんだろ?」


 ニヤニヤと意地の悪い顔を見せ、催促する。


「察しの通り我々は帝国の兵だ。目的はこの地の調査、鉱石の採掘だ。お前らも聞いたことあるだろう。封魔石を」


 ホントに今、ついさっき聞いたばかりだ。塾やゼミで勉強したとこが出てきたみたいでテンション上がる。


「妙ですな。この辺りで封魔石は取れないはずでは?」


「詳しいな。その通りなのだが帝国内での採掘もいずれ限りがでる。なれば早めに新たな鉱脈を探すのが妥当ではあろう?」


「えっ、でも私は大陸南部および北部は国家間の中立地帯って教わったよ?」


「……だから傭兵の格好をしているのだ」


 勇者とルチアさんの問答を相手は捌く。短い会話の中でも彼話し方や語感のリズムから弁が立つのが理解できる。私は察しが良いのだ。


「んじゃあよ、その血の臭いはなんなんだ?」


「コレは冒険者達に盗人と間違えられて襲われ、返り討ちにした血だ。失礼な話だろう? まぁ、数は多かったが一人残らず返り討ちにしたが」


 スパーダの質問にも返す。今のところ筋は通っている。


「どう思う? ロック君」


「ぼ、僕ですか? 僕にはサッパリな話で……」


「ミートゥー、ワタシもワーカリマセンワー」


 私の呟きに反応したが怪訝な顔をする相手のリーダー。話がややこしくなるから黙っておこう。


「封魔石の採掘? 妙だな、鉱石の貿易商から聞いた話では帝国内で不足してるって話は聞かないが? そもそも魔法が使えなくするモノだからある一つの目的以外は大量には必要ないはずだが……」


「ほうほう、流石に鍛冶屋さんは鉱物に詳しいですね! ところである一つとはなんぞやですか? どなたかルカちゃんにご教授を」


 魔法を使えなくするなんてモノが、このファンタジーなせか世界で利用価値があるとは思えない。全くもってちんぷんかんぷんだ。


「戦争……でしょうね」


 ザビーが言うと相手のリーダーが手の平を向けて言葉を制する。


「そこまで。それ以降の言葉を話されると君達の口を塞がなければならない」


「へぇ、塞ぐってのは俺のか? お前らが? お前ら如きがやるってか?」


 ズイッと前に出て圧を掛けるサウスさん。自分の左肩、詳しく言うと僧帽筋上部、厳密に言うと棘上筋周辺を右手で掴むと広く分厚い刃を持つ両手斧が現れる。ファンタジー的と言うより現実的な大きさの刃であるが、だからこそ重さと威力の想像がしやすい。本気で振り回したらマジで軽自動車ぐらいの車なら簡単にスクラップへ変えそうだ。


「塞げるか試してやる。ほら、誰か言えよ。帝国は王国に攻めいようと準備してるって。こいつらはその尖兵だとよ。だから、バレないように龍退治から逃げ出した冒険者を狩ってその装備を奪って偽装してるってよ!」


 ほぼ全て言ってしまってますよサウスさん。そう言いたいが、私がなんか喋ることで黙ってろと言われたらショックなのでお口にチャックする。


 というかコレは逃げ出した者たちの装備なのか。どうりで見覚えがあるような、いや、全く無い。総勢何人いたと思ってるんだ。当初百人ぐらいいて龍退治の前の襲撃や決戦の前に別れたのは過半数以上、大多数なので一人一人の装備が分かるわけない。


(おろ? ってことは〜?)


 別グループの正確な人数は分からないが死んだ冒険者の数は分かってる。昨日、死体の片付け等を手伝ったからだ。死んだのは二十五名。残りは纏めて一人残らず帰路についている。途中で亡くなった者もいるので誤差はあるだろうが。


 つまりこの帝国兵達はたった四人で百人前後から二十五を引いた人数を片付けたということになるのでは。


「……ヘイッ! ジャスト、ア、モーメンツ! アイヤ待たれぇイッ!」


 私は帝国兵とサウスさんの間に割って入ると両手を広げて伸ばし、手の平を双方に向け静止する。


「なんだお嬢さん。怪我したくなければ下がってくれないか?」


「おいおい嬢ちゃん。今度はなんの発作だ?」


 筋肉ムッキムキ男女の間でお嬢呼びされるのは心臓が屈み跳躍してしまうほどウキウッキするが、言葉の余韻を堪能してる場合では無い。


 ありえないほど強い人と、すっごく強い人達が戦ったらどうなるのか。考えたくは無い。大海原で台風と大津波の喧嘩を一隻の小舟が耐えられるはずもない。大海原のルカちゃん号という泥舟は荒れ狂う大波相手に容易く粉砕爆砕されてしまう。つまりグッバイマイライフということだ。


 わたしの本能が、自身の心根の望みが、冗談抜きで止めた方が良いと判断させる。


「旅は道連れ世は情けっ! 合縁奇縁に一期一会! 出会いは必然、別れは偶然! 千載一遇の偶々(たまたま)ちゃんなファーストコンタクトはもっと仲良くしないといけんと思いませんかぁッ!」


「はぁ?」


 二人の筋肉がピクッと動く。あきらかに困惑してるのが心を読まずとも分かった。


 自分でも何を言っているのか分からないが、ここはこのまま勢いで押し切らせてもらう。


「この広い宇宙で巡り会えた奇跡、それを戦いで終わらせるのはよくないですん! 出会いが違えば運命が違う。運命変えたきゃ出会いを変えれば良い! 殺してしまってハイッ! オゥケェイーッ! ってのは安直過ぎますよサウスさーん!」


「ほぅ、それで? そんでもって? 何が言いたい?」


 まだ言わせるつもりか。私の浅いボギャブラリーはもう底を尽きかけてるというのに、若手のお笑い芸人並みに無茶振りさせられる。


「君と! ここで出会えた奇跡! 私と巡り会えた奇跡ッ! 鉄は熱いうちに打てッ! 同人誌は描きたいときに描ケッ! シェイクハンズは勢いのままにっ!」


 私は左右の手でそれぞれ二人の手を掴み、無理矢理に握手させる。重なる四つの手は私の手汗で漏れなくビシャビシャだ。


(あっ、今この男めっちゃ嫌な顔をしやがった。十八禁描いたろか?)


 幼き頃からのオタク故、絵描きの作法は心得ている。真冬のテントも湿る力作、匿名着払いで送ってやろうか。


 何はともあれ周りから殺気が消えた。っというよりもナニコレって困惑の感情しかない。むしろ引いてる心の動きだ。解せぬ。


「フッ、お嬢ちゃんは面白いな。本当にアホで面白い。なぁ、お前もそう思わんか?」


「……そうだな。アホの子ほど可愛いと言うしな」


 サウスさんの心は分からないが、この男の心からは緊張感が薄らいだ。握った手の感じも敵意は感じない。それを感じとった私はそっと手を避けて離れ、仲間達の元へそそくさと行く。


「どうでした!? ルカちゃんのグッドファインプレー超絶神コミニュケーションは?」


「くたばれ」 


「はっ? 役立たずが何か言ってらぁ」


 スパーダの感想に悪態を吐く。さてはお主、私の功績にひがんでおるな。


「いや、やり方はともかくとして衝突を回避したのは素晴らしいですぞ。あのまま戦ったら恐らくは死人が何人も出てしまいましたぞ」


 勇者は褒めてくれた。いいぞ、もっと私を褒めてくれ。褒められて伸びるタイプなのだ私は。


「アンタ名前は? 俺の名はサウスだ」


「噂はかねがね聞いている。私はハントだ」


 先ほどまでの不穏な空気はどこへやら。今や二人は和やかに握手をし、言葉を交わす。交渉人ルカちゃんの仕事の出来具合に私自身が目眩を起こしそうだ。


 サウスさんはそのまま若い男と中年の男と握手を交わし、一番最後に残った者と握手しようと手を出す。


 最後の一名。他の者と同じくいかにも傭兵な装備をしてるが、突き出た胸部や細い足やお尻の形から女性だというのがよく分かる。分からないのは顔だ。一人だけ顔を完全に覆うフルフェイスの兜を被っており、眼の部分しか分からない。そんな彼女とサウスさんは握手する。


「……ふーん」


 他の者より長めに交わされた握手に不穏な気配を感じるが、短い感想をサウスさんが漏らすと握手は終わる。


「それでは皆様方、ハヴァナイスデェーイ! また会う日まで、アデューッ! さよならだけが人生ですわ〜っ!」


 間髪入れず別れの言葉を畳み掛ける。沈黙がまた始まったら耐えられない。今は一刻も早くこの場から離れていきたい。


 私はサウスさんの腕をグイグイと引っ張るが微動だにしてくれない。


「フンヌヌヌっ! くあぁっ! 動いてくださいサウスさーんッ!」


「ん? おう、悪いな。行くよ」


 私のことなど意も介さず、むしろもはや帝国兵のことすら気にも止めずに歩き始める。


 彼らから離れて山の下り坂に入り、完全に視界から消えたタイミングでサウスさんが止まった。


「ふむ。お前はハルカって名前だったっけ?」


 急に名前を聞かれた私は姿勢を真っ直ぐに正し、敬礼をして胸を張る。


「はいっ! 鈴音ハルカ十六歳、元の世界でも十六歳、今世と前世を合わせると三十二歳の永遠の女子高生ですッ!」


「おう、そうか」


 思ったより反応が薄い。しまった、イントネーションのキレが甘かったか。鉄板の持ちネタだったのに。


「すまんな、ありがとよ。命拾いしたわ」


「いえいえいえいえっ! ん? 命拾いした?」


 礼を言われて舞い上がってしまったが、サウスさんの口からは聞こえなさそうな言葉が出て私は戸惑う。


「やはり貴方程の方でも苦戦は免れませんか。あの隊長格の男、相当やりますな! かなり強いとみえましたぞ!」


「ん? いや、あの男はお前より下だろう。今のお前のって意味ならヤラれてるかもしれないが」


 否定されたが褒められて嬉しいのか、勇者は照れ顔を晒す。


「あの女、最後に握手した奴。あの四人の中でも異常なほど強いぞアイツは」


 握手した手をワキワキと動かし、感触を確かめている。


「握手したとき、俺にだけ分かるよう殺気を飛ばしてきやがった。しかもよ……」


 握り締めた手を嬉しそうに眺め、ニヤついている。


「殺す気じゃなくて、どんな反応するのかなって興味本位で放ってたんだぜ? ナメやがってよ。この俺にふざけた真似する奴、向こう百年はいなかったぜ」


 口調は怒っているがどことなく嬉しそうに、顔が破顔している。吊り上がった口角に肉食獣の舌舐めずりのように唇を舐める。実力も折り紙付きだと続いて褒め称える。


「状況によっては本気の俺と五分を張れるぞアイツ。まっ、総合的な戦闘力は俺が遥か上だがな!」


 ガッハッハと大きく笑うとサウスさんは先に歩き出し前を行く。


「おらっ、行くぞ! 全く、これだから出会いってのは大事なんだ。フハハハッ!」


 終始、高笑いで上機嫌な最強の女。その後を私達は着いていく。何はともあれ、一触即発の場で誰も怪我をせずにやり過ごせたのは私の功績。なのでこの人に倣って高笑いを一つ、寂れた岩肌にしみこませるように、自分を褒めるように大きな声で笑った。

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木天蓼です。 最新話の下方にある各種の感想や評価の項目から読者の声を聞かせていただきますとモチベーションが上がるので是非ともご利用ください。 木天蓼でした。
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