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Assault 89〜異世界自衛官幻想奇譚〜  作者: 木天蓼
五章 魔法使いは幻想と共に
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切り札少女

 烈風と呼ぶに相応しい風が俺の頬を刃物で切り裂くように吹き付ける。咄嗟に近くの建物の壁に身を預けなければ彼方へと吹き飛ばされてしまう。

 ルチアとジェリコも一言も喋らず、ただ俺と同じように身を伏せて耐えている。


「おいラルクっ! 下には俺達がい……ペェッ!? オェェ、砂が口に入った……」


 助力は有難いのだが、このままではラルクの狂風に俺達がやられてしまう。助けに来た相手に殺されるなど笑い話にもならぬ冗談だ。


「むぅ? ……おぉっ、ハジメっち。何をしとるんだそんなところで?」


 ラルクは俺に気付くと空から降りて地面に立った。そして仁王立ちで腕組みしてた手を解き、片方の手の平を勢いよく握り締める。すると風は途端に止み、砂塵の名残だけが残る。


「むむむ? ハジメっち、お主はまさかこの私のパンツを覗きに来たのか? この緊急事態におめでたい頭をしとるな?」


「……ここに鏡が無くて良かったな。もう一人のおめでたい頭の顔を見ずに済んだからな」


「そうかそうか。それは良かったの!」


 俺の毒づいた答えの意味が分からないのか、ラルクはうんうんと唸り何度も首を上下に振る。どうやら都合の良い頭という評価も足さなければならないようだ。


「積もる話もあるが、今はとにかくアレだな」


「ふむふむ。そうだのう、今はとにかくアイツじゃな」


 俺とラルクの視線は一点に注がれる。注いだ先は隻腕になって尚、俺達に威圧感を放つ巨神兵オグマだ。


「アレを作った者はセンスが無いのう。なんじゃあの顔は。化粧というモノを知らんのか?」


 オグマの剥き出しの肉が目立つ顔にラルクはぶつくさと文句を言う。言われてみればあの顔は気持ち悪いとしか言いようがなく、化粧なり仮面なりして膜が破れた顔を隠して欲しいと思う。


「ラルクさんもオグマの足止めですか?」


「うむ。むしろこの私が倒しても良いかなと思うとるがな。念には念をというわけでな」


 ルチアが質問をするとラルクは自信有り気な顔で笑う。子供の顔では到底出せないずる賢そうな笑みは、本来の年齢を表しているように見える。


「ルチアっち達は下がってるといい。この私の戦いに見惚れたいのは分かるが、怪我をしてしまったら元も子も無い話じゃ」


「そりゃそうだが……一人で良いのか? 手伝うぞ」


 心配する俺にラルクは一瞬戸惑った顔をした。そして照れ臭そうに鼻を忙しく擦る。


「なんじゃなんじゃ。心配されるなんて久しぶりだの。しかも、魔法もろくに使えない小僧なんぞに……」


「最近の若い日本人は敬老の精神を持ってんだ。覚えとけ。エルフのお婆ちゃんよぉ」


 最後の言葉を少し大きめに言ってみた。すると、ムッとしたように顔を膨れさせて反論してきた。


「……エルフの百歳は人間だと十三歳ぐらい。覚えとくとよいぞ。人間のクソガキよ」


 捨て台詞を吐くとラルクは身体の周りに魔法陣を展開させ風を巻き起こす。若干、俺の悪口への当て付けのように感じるそれらを身に纏うと一気に空へ飛んで行った。


「とっくに成人して二十五歳だっつーの」


 この文句が届くことは無い。


 ラルクはあっという間に空高くにまで上昇し、魔法陣を幾多も描くと、巨神兵オグマへと攻撃を開始していた。


「……すっご〜く、美味しそうな魔力だったね〜」


 ファムの口元に涎が垂れている。ポタポタと地面に落ちる水滴を、俺はポケットの中に入れているハンカチで拭う。


「お前は見境い無いな。ほら、みっともないから涎垂らすなよ」


「うぅ〜、このハンカチ触り心地良いのにタバコ臭いよ〜」


 そこは喫煙者の悪い所だ。タバコの臭いが本人の自覚してないところまで染み付いてしまうのは、ままあることである。ここは我慢してもらいたい。


「んでよ、ハジメっちちゃん。この後どうするよ?」


「……まずはその呼びにくいあだ名を止めさせることからだな」


 ジェリコの肩を軽くどつくと俺は後方の街並みを見る。

 遠くには祭の屋台がまだ残る中央広場。さらにそこから離れた位置に三つの時計台を備えるアートマ学園。その他の地区へと繋がる道路が見える。


「とりあえず中央の広場まで退こう。ここじゃ両方の攻撃に巻き込まれかねん」


 空へと飛翔したラルクはすぐさまオグマへの攻撃を開始している。

 想像するに、ラルクの魔法は主に風を操る類のモノなのだろう。吹き荒ぶ風の刃だけでなく、大気を圧縮した塊をぶつけたり、倒壊した家屋の瓦礫や木片を風で運び束ね、まるで散弾銃のように射出し続ける。オグマが少しでも動きを見せると、纏う風を調節し蝶のように舞い飛び狙いを絞らせない。これらを全て同時平行でこなしている。

 故に、風の強さは徐々に増していく。この狂風はさながら台風の中で素っ裸でいるような感覚を俺に思い出させた。無慈悲な自然を前にしては身を防ぐ術など無いという現実をだ。


「ったくよ。どっちが街を壊してるんだっつーの」


 オグマの手により既に破壊されていたとはいえ、自らが住むこの街を完膚なきまでに破壊するラルクの神経は少々疑うが、その覚悟だけは分かる気がする。


【誰かを救う為には、何かを壊さなければいけない。人か、物か、善か、悪か。壊すべきモノはそのときでなければ分からない】


 ラルクの風から逃げるように俺達は中央広場に戻っていった。


「あっ、ハジメ。あれってリーファ義姉ちゃんじゃない?」


 空を見上げると、吸い込まれるような風の乱流の中を飛びにくそうに翼をバタつかせる一匹の飛龍がいた。赤き鱗に身を包んだ龍。リーファの相棒であるイーディだ。

 その背中には三人の人間がいる。遠目で分かりづらいが、その内の一人の金髪の女性が両手を振っているのが見えた。


「どうやらエレット達は無事にリリィを確保してくれたみたいだな」


 こちらに向けて手を振る余裕があるということは、ひとまずリリィは無事である可能性が高い。まさかエレットが負傷者や死者の前で呑気に空を楽しむなんてことは無いからだ。彼女はそんな不謹慎なことは絶対にしないという確信がある。


「そしたら後はアイツだけか」


 今見ている空とは反対方向を向くと乱気流の中でラルクが激闘を繰り広げていた。

 耳をつんざく風の音が離れていても聞こえてくる。

 視線を外して地面を見れば、石畳の道路の床は全て剥がれ落ちて……もとい、剥がれ()げられその全ての質量を本来の用途では無い攻撃に使われている。オグマに激突していく石材や瓦礫の光景を先程は散弾銃と例えたが、もはや榴弾の炸裂と言っていい。破壊の嵐を具現するモノ。それが大魔法使いラルクだ。


「でも……苦戦してるみたいだな。いや、体格差を考えれば善戦してる方か」


 それが俺の所見だ。ラルクの攻撃は見た目こそ派手で勢いもあるが、肝心の攻撃力が足りない。

 それもそのはずだ。いくら風で勢いよく飛ばしても、要は木材や石ころを当てているに過ぎない。

 人間や生身の生物であれば、肉を抉り血を巻き散らかせ骨が爆ぜるだろう。しかし、オグマは巨神兵である。全身が金属で出来た巨神兵である。和紙に水鉄砲を撃てば破くことが出来るが、鉄の塊に撃っても何の効果も無いことと同義だ。


「えぇい! アロイスよっ! まだか? まだブリューナクを起動できんのか!?」


 ラルクの拡声魔法による叫びが聞こえる。今この場にいない人間に向けた悲痛な叫びだ。


「……学園長。まだまだ時間がかかりますので今暫くお願いします」


 それに対して何処からともなく聞こえてくる声はいたって冷静だ。


 拡声魔法同士のやりとりは携帯でのお喋りというよりも、市役所からのお知らせ放送に近い。

 切り札が未だ使えない事態に苛立っているのか、ラルクの放つ風の魔法が一層と荒々しくなり、巨神兵オグマの周りは徐々に粉砕された石片による砂嵐が巻き起こっていた。


「うん? ……なぁルチア。アイツの腕ってあんなに丸かったっけ?」


「へぇ? ……本当だ。なんかシルエットが丸いね?」


 下から見ていた俺達の目にそれは映っていた。

 巨神兵オグマの円筒状の腕。その先端には先程まで無かったはずの丸い球体のようなモノが存在していたのだ。


「だの?」


 ゆっくりと腕が動き出した。だが、大きな金属球の動いた先は見えなかった。ただ、俺の目に見えたのは……


「だぬのおぉぉぉおおぉぉぉ!?!?」


 球の手に殴り飛ばされ、俺に向かって一直線に飛んでくるラルクの姿だった。


「あっぶねっ!」


 それを俺は身を翻し、紙一重で避ける。


「ウッソでしょハジメちゃぁぁぁん!?」


 なので飛んできたラルクは俺の後ろにいたジェリコにぶつかっていった。

 砲弾のように飛んできたラルクに巻き込まれ、蜥蜴の身体は遥か後方にまで吹き飛ばされていき、祭の屋台を四つほど貫通したところでようやく止まった。


「ふぃ〜、なんじゃあアレは。串団子を飛ばしてきおったわ」


 何事も無かったかのように、ラルクは崩れた屋台の中から現れる。服に付着して砂埃を手で払うとのそのそ歩いてくる。見た感じでは大きな怪我はしてないが服の所々が破けている。


「ら、ラルク? お前あんなのにぶん殴られて平気なのかよ?」


 射出された金属球はオグマの腕の直径より大きい。現にラルクを弾き飛ばした後に勢いそのままで街を一直線に縦方向で破壊している。

 おおよそ人間が受けて生き残れる威力では無い。無論、エルフでもだ。にも関わらずラルクはピンピンとしている。


「私は大魔法使いだぞ? 防御の魔法盾を十重(とえ)に纏っておいたのだ。着地も丁度良いクッションがあったからの」


 ラルクの身体越しに見てみれば、ジェリコが声にならない声でジタバタともんどりうっているのが分かる。どうやら奇跡的にも無傷で無事らしい。


「ご愁傷様だな。それよりもラルク、まだ時間稼ぎが必要なのか?」


「ふっふっふ……その必要は無いさ」


 ニタリと悪い笑みを浮かべている。子供らしい笑みとは間違っても言えない邪悪な笑みに俺は目を合わせるのをやめる。


「しかしまぁ、あの鉄屑め……よくもこのラルク様の一張羅をズタボロにしおって。クラフが作ってくれた唯一無二の品なのだぞ?」


 声の質は相変わらず高いままだ。ままのはずなのに俺の心にはとても低く響く。

 にわかに風を纏い始めるラルクなのだが、先程とは違いその風はどこか黒っぽさを感じる。


「闇属性の風魔法!? まさか二種混合魔法なの?」


『そんな……複数属性の魔法を同時に使うなんて、例えエルフでも可能な者はほぼいないはずなのに!』


 場に流れる魔力にルチアとノウが驚く。そんなに凄いことなのだろうか。魔力が無い俺にはよく分からない。


「おいラルク! 落ち着けよ。なんかそれ危なそうだぞ?」


 魔力については分からずとも、不穏な気配は察知できる。俺は慌ててラルクの肩を掴もうと手を伸ばす。だが、それは風に弾かれた。


「……ラルク?」


 不穏な気配を感じた俺は弾かれて痛む手をさすりながら距離を取る。今のラルクは目が怪しく光っており、何か邪悪な気配を感じる。


「ふふふ……よかろう。今度は腕だけでは済まさん。その鉄屑の身体を下から上へと断ち割ってくれる!」


 ラルクは両の手を大きく広がると魔力を溜め始める。ドス黒い力の奔流が広場全体を包み始めた。それらは俺達全員を含めて包み込む。


「ヒノモト殿ッ! 私の探知魔法に中央広場の方から邪悪な魔力を感じました! そちらに何か起こりましたか?」


「起こったも何も……やばそうだから早く来いアロイスゥッ!」


 拡声魔法が使えない俺の叫びがアロイスに聞こえたかどうかは分からない。今、分かるのはラルクが味方の存在など度外視した魔法を放とうとしていることだ。


「ハジメッ! こっち来てよ、私が魔法で守るから」


 声に応えるように俺はすぐに走る。ノウもルチアの頭の上に立って魔法の詠唱を始めている。二人掛かりで魔法の防壁を張るという作戦だ。


「黒キ風ヨ。我ガ呼ビ声ニ応エ。蠢ク羽虫二。神ノ息吹ヲ……」


 だが、禍々しい声で詠唱するラルクの様子を見るに、果たしてその防御の魔法で防ぎきれるのかは疑問を感じてしまう。


(神に祈るか……へっ、無宗教なのに都合が良い行いだこと)


 俺は両手を祈るために使わず、銃を構えるために使った。

 もしものときは……ラルクを撃ってでも止める。その覚悟は神に祈るまでもなく持っている。


【誰かを救う為には、何かを壊さなければいけない。人か、物か、善か、悪か。壊すべきモノはそのときでなければ分からない】






















「わ〜、おいしそ〜。いっただっきま〜すっ!!」


 緊迫した場に全くそぐわない声がする。その発声源は事もあろうにトコトコと足音を鳴らし、邪悪な魔力の中心にいるラルクへ近付き、その耳に噛り付いたのだ。


「……イッタァァァァァァんんっ!?」


 詠唱を止め、思わず悲鳴をあげるラルク。その長い耳を甘噛みしてるのは……


「うわっ! 美味しいっ! すっごく美味しくて、じゅ〜しぃ〜だよ〜ぉぉ!」


 ファムであった。


「……こんのバッカ野郎ッ! 何をしてんだあの食虫植物はよォッ!」


 あまりの出来事に思考を放棄しかけるが、頭を振って気を取り直す。とにかく今はあの大馬鹿者を捕まえなくては。

 俺はルチアとノウが二人掛かりで張った折角の防壁から飛び出し、嫌がるラルクに覆い被さるファムの身体を掴む。


「この馬鹿ッ! 時と場所を考えろって! 何がジューシィーだよ!?」


「む〜。だって我慢できなかったんだもん〜。まだ食べたい〜」


 チュポンっと気持ちの良い音を立ててようやくファムは咥えていたラルクの耳を離す。解放されたラルクの耳はふやけており、身体はぐったりとしたまま動かない。


「ハジメってばッ! 早く来てよ、魔力が暴走しかけてるのよ!?」


 言われて周りを見れば、先程までは禍々しくも統制されていた魔力の流れが今は乱れている。

 それも当然だ。何事も、強制終了とは何かしらの不具合を示すモノなのだ。

 ファムの乱入からの甘噛みは発動間近であったモノを無理矢理妨害したようなモノである。この事態はある意味当然と言えよう。


「逃げんぞファム! 説教は後だ。しっかり掴まってろよ?」


「やだ」


 短く否定の言葉を吐くとファムは俺の腕からするりと抜けだす。ちょこんと真っ直ぐに立ち手を両手に広げて大きく深呼吸をする。


「だって、こんなに美味しそうなご馳走が沢山あるんだよ〜?」


「おまっ!? 本当にいい加減しないと怒るぞ?」


 怒りの途中で俺は気付いてしまった。ファムの目が全く焦点が合ってないことに。どこか上の空で、尚且つ恍惚の表情を浮かべていることに。


「ご馳走、ご馳走、ご馳走、ごちそう……おいしいモノがたくさん……もう我慢出来ないよ! たべほうだいだ〜!!」


 ガパッと大きく開いたファムの口。その口に吸い込まれるように魔力の渦が流れ込んでくる。海の渦潮の中心のようにどんどんと吸い込まれ、その勢いはラルクが発動しようとした魔法よりも激しい。


『ハジメさん! 伏せてください! 今のファムは危なく無いけど危険です!」


「どっちだよッ!?」


 ツッコミもそこそこに俺はその場に伏せる。刹那。頭の上を過ぎ去る力の濁流を感じる。対戦車火器に防弾チョッキの完全装備でなければ風圧で吹き飛ばされていたかもしれない。それだけの力を感じる。


「………………収まったか?」


 風は止んだ。


 俺は両手を地面についてゆっくりと立ち上がる。そして目の前を見て目を丸くしてしまった。


「……誰だお前?」


 目の前には人が立っていた。


 目線は俺と同じ高さ。緑の蔓状の長い髪に、緑系の色白の肌。頭の上にはアクセサリーで付けられたかのような赤い花が咲いている。スラリとしたモデル体型の長い手足に、出るとこが出た豊満で肉付きの良い身体。凛々しい顔付きながら、まだどこかあどけなさを残した童顔。クスクスと笑う唇は男なら怒張を起こしたくなる色気がある。香り立つ匂いも人を惑わせる危険な香りだ。


 そんな美女が俺の目の前に立っていたのだ。


「誰だお前って……ハジメェはそんなことも分からないの?」


 どこか訛った調子で俺の名を呼ぶのはこの場に一人しかいない。だが、それは目の前の美女とは似ても似つかない容姿のはずだ。


「ファムだよ! ふふふ、見て見てぇ〜。こんなに大きくなっちゃった〜!」


 ファムと名乗った絶世の美女はそれだけ言うと豊満な胸をわざと強調するように胸を振った。唯一同じな俺を馬鹿にするときの目を俺に向けながら。

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木天蓼です。 最新話の下方にある各種の感想や評価の項目から読者の声を聞かせていただきますとモチベーションが上がるので是非ともご利用ください。 木天蓼でした。
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