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黒が惡って誰が決めた  作者: RicØ
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~プロローグ~

冒険物はじめました。

ちまちまと更新していきます!

突然ですが、お伺いします。


『黒という色のイメージは?』


『えー、なんか暗い』

『闇って感じ』

『あ、黒猫とか?縁起悪いみたいなぁ~』

『なんか、悪役っぽいよね』

『ほら、―――魔王とか(笑)』


そう、黒とはマイナスイメージの塊だ。


“惡”というイメージの代表色でもある。


他にも、例をあげると、極道や、マフィアなども全身黒に包んでいるイメージである。


それは、心理学的に言うと


黒は人に対し、威圧感を与えたり、悲しい、暗い、重いといったイメージをもたらす効果があるからである。


それに加え、強い意志を伝え、NOを言いやすくする効果もあり、裏の世界の方々には持って来いの色なのだと思われる。


***


久崎(くざき) (つばさ)、御年18歳の華の女子高生―――とは程遠い雰囲気の全身黒に身を包む中性的な顔立ちの女がいた。


彼女は、幼き頃、正義のヒーローより悪役の方を好むという変わった子供だった。


「きっと、このわるいまおうにもにゃにかりゆうがあったとおもゆの。だからみんにゃがいじめてもあたちだけはみかたにゃの!だからそんな顔しないで―――」


少女は、なぜ幼心にその様なことを思ったのだろうか。

少女の心は、少女にしかわからない。


Pipipipipi…

煩わしい目覚ましを片手で止めながら、懐かしい夢を見たなと、翼は思った。

幼き頃なぜ自分はあんな事を言っていたのだろうと醒めない頭で考える。


だが、全く思い出せなかったため、早々に考えるのをやめた。


翼は、成長した今、別に悪役が好きだからという理由で黒の服ばかり好んでいる訳ではない。ただ単純に、黒の服が落ち着くからという理由である。


では、今は悪役は嫌いなのか問われれば答えはNOだ。彼女は、正義も悪も別に今となればどうでもいいのだ。戦隊モノや闘いモノばかりを好んで見ていた幼き少女ではもうないのだ。当たり前のことである。


毎日の日課である、仏壇で朗らかに微笑む母に、朝の挨拶といってきますを伝え、家をでる。



玄関より、一歩踏み出した瞬間に、翼は眩い光に全身を包み込まれ条件反射で固く目を閉じた。


その時、微かに声が聞こえた気がした。


ーーー早く会いに来て、ツバサ



瞬く間に、少女は、その場から跡形もなく消えてしまった。光と共に。



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