表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/36

ダンションの生活

レクスは火のダンションに連れてこられた。

一瞬で火のダンション最下層に。

そこには火の塊、イフリートが居た。


「人が魔晶のために、このダンションに襲い掛かって来ている。

 ダンションを守る為に、鍛治をしてくれないか。

 鍛治のお礼に、変りになるものを渡すように、同胞に言い渡しておこう」


そしてレクスは、ダンションの80階を住まいとして渡された。

守り手としてファイアナイト20体にファイアウルフ10体が住まいの外に居る。

住まいは入ってすぐが鍛冶場。

鍛冶場と言っても、魔晶のみを使って鍛造や修理をするので、魔晶や冒険者の武器とかが転がっているだけで炉は無い。

その奥がレクスの生活の場。

食事の部屋に寝る部屋、さらにトイレにお風呂、空き部屋もまだ4つほど。

それをぬければ農園。

ダンションに農園ってのも不思議だが、魔晶をつかって作物が育つ。

食べ物は、冒険者がもっていた干し肉や干しトマトなど乾物、その他は、芋やたまねぎなどを畑で育てている。

毎日の仕事の鍛治は、魔晶をつかって武器の修理や、新たに武器の製造などだ。

しかし、魔晶の力をつかうとは言え、自分の魔力ももちろん使う。

人には必ず魔力がある。

世界に必ずある魔素の力は、人の身体にももちろん存在する。

魔素の力は、人それぞれで、その力=魔力が強ければ魔法使いとなる。

生活においては、魔晶をつかって、魔晶に内封されている力をつかうには、まず、きっかけとなる力は人の魔力によって行われる。

魔晶を外灯としてつかうなら光れ。

料理なら熱を発しろ。

飲み水なら空気から水を集めろ。

そういう簡単な命令なら、魔力は少なくていい。

鍛治においては、武器の形成に熱の量そして素材の均等化、その調整などで何度も魔力も使う。

自分の魔力を使うので、魔法使いほどの魔力の量を持ってないと、1日の鍛治で武器を作る製造量が、技術の他に魔力量も関係する。

火の精霊から人のしらない魔晶の使い方を教わった。

人の中に魔晶の力の取り込み、その力を自分の魔力にする方法だ。

人は魔法、魔力を使うと、すぐ魔力が無くなる。

無くなると、自然にゆっくりと、自然界からの魔素を吸収して、また使うことができる。

そのとき、使えば使うほど、身体の魔力の最大量、それに、魔法の発動速度が良くなる。

回復が少しずつの為、自然に魔力が増えるとは言え、人の人生の内で自然に育つ量が少ない。

しかし魔晶を取り込んでから使う方法だと絶えず魔力を使える。

そして使える量もどんどん増えていく。

さらに細胞が強化されるのか年を取りにくくなっている。

ダンションから5年たったがまだ15歳にしか見えない。

魔力もあがり、魔法使いといわれる並みに魔力を使えるようになった。

しかし、それはレクスには人と比べることはできないので鍛冶師としてダンションで生活していた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ