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日常 

レクスとカカとナミの3人の生活は3年が過ぎた。

イフリートにカカとナミを地上に送ることもできると言われたが、カカはレクスにできることならカカとナミを置いて欲しいと言われて、あれから、

レクスは23歳、カカは10歳、ナミは8歳。

朝5時に起きてレクスとカカは鍛治仕事。

ナミは魔晶で畑に水と日照。

畑仕事はナミが1人でできるようになった。

ナミの手伝い(様子見)をしなくてよくなったカカは、レクスの鍛治の仕事を手伝うようになった。

カカはレクスのことを師匠と呼ぶようになって、

ナミはお兄ちゃんからレクス様と呼ぶようになった。

レクスは2人からお兄ちゃんから、師匠や様と呼ばれるのは距離が開いたようで、悲しい気持ちも合ったが、

鍛治の仕事を教えるのに、師匠と弟子の関係は大事と思っているので受け入れている。

ナミの様付けでの呼び方は諦めた。

兄のカカがレクスを師匠と呼ぶようになって、ナミは兄が大人になったような気がして、

自分も大人になりたい、兄のカカのようにレクスの仕事である鍛治の手伝いをやりたがったが、

畑の仕事や家の掃除、食事の準備をすれば2人が助かるので、

ナミは自分の仕事はメイドだと思い、

言葉使いも丁寧にしようと考えたすえ、様付けだった。


「ナミはメイドをがんばります。だからレクスお兄ちゃんはご主人様ね」

「いやいや。ご主人様って勘弁してくれ」


「ここで一番えらいからご主人様って言われるのよぉ~ナミ知ってるの」


ナミは腰に手をあてて胸をはり、物知りなのを自慢のポーズだ。


「先にダンションで生活してたからいろいろ教えてるけど、そんなにえらい人じゃないんだよ。ご主人様は勘弁して欲しい。お願い!」


「兄ちゃんみたいに仕事がんばりたいの、メイドの仕事をがんばるのだからご主人様って呼んじゃだめ?」


そこでカカが間にはいって、


「じゃあナミ、師匠のことをレクス様って言えばいいよ。師匠もレクス様なら大丈夫だろ」


「ご主人様じゃなければそれでしかたないか」


「じゃあレクス様~レクス様~」


言い方を自分で間違わないようにレクス様をまだ連呼している。


「はいはい。わかったから仕事がんばってね」


「ハイ!レクス様!!」


という流れがありカカからは師匠、ナミからはレクス様と言われるようになった。


鍛治の仕事が一段落した昼ごろから、今度は身を守る為に武器の使い方、身体の強化の仕方を教える。

武器の使い方を鍛冶師は基本として教わる。

基本の使い方を知っていた方がいい武器を作れる。

鍛治師の常識であり、レクスも父のクラウから教わった。

基本を知り日常で武器をつかって練習すると、武器のバランスや剣の柄の使いやすさなど、自分でわかっていく。

カカはナミを守りたい。という気持ちもあるので、まるで鍛冶師ではなく剣士になるのか、というくらい熱心だ。

身体の強化は身体の魔素をつかって自分の筋力を強化する方法だ。

自分の身体の動きにあわせて魔素をつかうので、コツと熟練を必要とする。

たとえば、身体の動きだけを気にすると剣を振るうのが悪くなったり

剣ばかりに気をつけると身体の動かし方がぎこちなくなったする。

なので自然とバランスをとり、さらにそれ以上の強化をしていくのが大切で、

日々の練習あるのみである。


「カカ。それじゃだめ!下半身がついてきてない。下半身がついてこないと上半身が前に突っ込みすぎてかわされると隙ができる。無防備になりすぎるぞ!」


「カカ。それじゃだめ!下半身ばかり気にすると上半身に力が入ってない。剣を受けられると弾かれる。握りまでしっかり力をいれないと武器を弾かれたときに失うぞ!」


「カカ。それじゃだめ!」


レクスはカカを教えていく。

最初に、「カカ。それじゃだめ」と言うものだからナミがカカに、


「カカ。それじゃだめぇ きちんとご飯食べなさい」


などと兄をからかったりするのも日常の様子だ。


そうして剣の鍛錬をカカが昼以降行っているのだが、

兄が剣の鍛錬するなら自分もしたいって言い出すのがナミ。

レクスはナミの将来が、剣を鍛錬して、男を倒していくマッチョなナミにならないように

弓を教えた。

基本を教えればあとは的を置いておけば1人で鍛錬できる。

ナミも身体強化で弓の飛距離や威力をあげている。

しかもレクスもあまりできないのだが、目に魔素の力をつかって遠くまで見る。という力をレクスやカカ以上にもっている。

それにはレクスもカカもびっくりだ。


後、カカにはショートソードから普通のブレードソードに、

ブレードソードをもらったカカのことを羨んだナミには短剣を渡してある。


基本の1日は朝は鍛治や畑、昼以降は身体と武器の鍛錬になっている。

そして明日は1週間に1日の買出しの日である。

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