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話し合いからの釣り
結局、昨日はあの後何も釣れず…帰宅した。
翌朝、学校に登校し、一番仲の良い翔平に早速昨日のことを話す。
「翔平おはよ~」
「おう、おはよ!んで?どーした~?朝から冴えないツラして。」
「昨日バラしちゃって…」
「マジ?大きさは?」
「わからない…ただ何も出来なかった…」
「そうか…良し!今晩アジング行くか!!」
と言う話があり、アジングに行くとこになった。
時は進み、夜20時。
「翔平、潮は?」
「上げ」
「了解」
二人共タックルセットをし、キャスト。
先にヒットしたのは翔平だ。
翔平は、棚取りが上手い。
棚をきっちり、合わせるからこれだけ早く釣れるのだろう。
上がってきたのは、目測で22㎝程度のアジ。
「アベレージやな」
翔平がクーラーのなかに魚を入れているときにヒット。
ヒットしたのは自分だ。
これも目測で22㎝程度。
「今日はアベレージしか、釣れん買ったな」
「そうだな」
「それにしても、友紀は下手やねw
俺10匹やのに友紀5匹やんwww」
「うるせー」
と愚痴を言いつつ帰路に着いたのであった。