あとがきと、序奏全体のあとがき
お読み頂き、ありがとうございました。
『異能』で、序奏は完結致しました。
序奏は、1992年五月に個人同人誌として発行いたしました。
これは、AYAの初個人同人誌でした。
こうして、改めて公開しますと、文章の変な部分、会話文の乱暴さ、構成、あらゆる点で、だめだめで。かなり凹みました。
今回、ほぼ改訂改稿しませんでしたが。やりはじめたら、何時終わるかわからないくらい悲惨。恥を忍んで、このまま出しましたが。忘我。
ともあれ。初めてお越しの皆様には、きちんと前書きで説明しなきゃな部分も抜けてしまい、不親切でもありました。
たぶん、この序奏は、どの話しから読んでも、大丈夫。一話が短編のように書いたので、どれを読んでも、読まなくても。と、思っているのですが、どうかなぁ、あははは。
次の二冊目は『RIOT NOTE 稜明学園騒乱譜 Ⅱ』悲運同会編です。
こちらも序奏同様、一話完結作品を、三話で構成されています。
『闇に沈む光輝』、『ノクターン』、『カウント・ダウン』の三話です。
稜明学園を中心に起きる出来事を、いろんな角度・立場・視点で少しずつ動かしながら、時に時間も前後しながら、語っていきます。
勿論、ここから、引き返して頂いても構いません。続きを、お待ち頂いても。
今、現段階、『Ⅱ』を、何時公開するか、イメージが出来ていません。ちょっと生き急ぎすぎました。あはは。しばらく時間を置いて、全体を考えるお時間を頂きたいと考えています。
なんてゆか。二十年前に発行したんだ……という点に、かなり呆然中です。
こういう皆さまと出会えるチャンスが得られたこと。もしかしたら、また騎道たちにお付き合い頂けるチャンスがあるかもしれないこと。
いろんなものに感謝しながら。序奏を、終わりたいと思います。
お付き合い頂きまして、本当に、ありがとうございました。
あ。三橋君に、「何しんみり、ババ臭くなってるの?」とか言われそう。笑。
そうなのよね。皆さんに、これで見捨てられるよーな気がして。ちゃんとご挨拶せにゃと思うと、堅くなるのよ。ぷ。
つかさ。みっちゃん、二十年経ってるって。幾つになったん? 普通に考えたら三十七?
イメージ出来ないぃぃ。……無理だ……。また改めて凹む。
う……。凹みついでに最後に語らせてください。
「お空が青いのも、郵便ポストが赤いのも、みーーんな騎道が悪いっ」
これはそーゆーお話しなのです。たぶん……。え? あー、すっきりした。
さ、お休み中に、ちゃんと全部読み返さにゃ。あはは。
と。脳に余力があったら、予告、入れたかったのですが。告知の方?
居ない? 居ないんだ。いーーの? 紫月さん? じゃ、騎道君、お世話になってる紫月さんの代わりに、告知告知。
「は? ……また無茶振り。僕は、三橋じゃないんですから……。えと……」
あーーー、悪かった。あたしの人選が悪うございました。
「(苦笑) はいはい。頑張ります。好きなこと言っていいの? ホントのこととか?
と。にこっ。来月五月から、『都市迷宮』シリーズ アテネ・ガーディアンを開始致します。
まだ、お母さん、全然、考えてません。ぷ。今週、やっと読み直して、一人で悦に入っています。RIOTより、年齢は上な方向けみたいです。
舞台は、ギリシアのアテネ。FISのトップ雪村紫月社長が呼び寄せたフリーのボディガード、見城蓮。彼のお話です」
……頑張っていろいろ考えてるわよ……。
「応援してるね、お母さん。笑。因みに、空が青いのも、郵便ポストが赤いのも、僕のせいじゃありません」
…………。
「それでは、皆様。また、僕や三橋、彩子さんに、会いにきて下さいね。
……、いろいろあるけど。出来れば、見届けてもらえたらな……と」
…………よく言った騎道君。泣。