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3-2

「バニラアイス追加お願いします。」店主に注文をしつい先ほど読み終えた本について考えていた。

[さて、これはミステリーというジャンルに入るのか?入っているからミステリー小説なんだろがこれは〜]などと考えていたら「はい、どうぞ」店主がバニラアイスを机に置いてくれた。バニラアイスをゆっくり食べ、なおかつアイスコーヒーをお代わりした。

「質問なんですが…ミステリー小説ってどんな小説だと思います?」我ながら分かりきった質問だとわかっていたがどおしても質問せずにはいられなかった。

「?それってミステリー小説自体の【意味】を聞いているのか、【私が思う】ミステリー小説の意味のどっちって事?」

質問の意図が分からず質問を質問で返されてしまった。

「後者です。」迷わず僕は店主に答えた。

「簡単に言うなら、犯人が罪を犯し警察または探偵が犯人の罪を暴き犯人を捕まえるって言うものだと思うよ。」そお答えてくれた店主に「そおですよねー」と答えるしか無かった。

「じゃあ、今日の小説はミステリー小説なの?」なんだか分からないが不思議そうに聞いてくる店主。

「はいそうなんですが、ぶっちゃけ章のだいたい10数ページ犯人がわかるんです。その話がやく3章。詰まるところ3回犯人を捕まえるんです。」「え、十数ページで分かるのに?」店主の顔に「それはミステリーと呼べるのか?もし呼べたとしてもそれは面白みに欠けるのでは?」とものすっごく書かれていた。

「一冊の総ページ数は?」「320ページです。」それを聞いた店主少し口が空いていた。

[分かります店主さん。僕も店主さんと同じ立場ならそお思ってしまいます。]流石にその姿をまじまじと見るのはどうかと思いアイスコーヒーを一口飲んでそのまま飲んだフリをしていたら「ゔぅん」店主の咳払いが聞こえた。何も無かった様に振舞い片や何も見ていなかった様に春まで2人。

「それで今日の小説のお話しは?」「あ、はい。探偵が犯人を見つけるんです。この探偵が最初から怪しいと目星を付けたのが犯人なんですが……」言い淀んだ僕に焦れた店主が「それでそれで」と催促をしてくる。

「犯人は第一発見者なんですが、トリックも無いただ殺めてさも今発見しましたよって偽装し探偵たちと合流するんです。そんなトリックとも呼ばないトリックの中、探偵は現場の状況から間違えたトリックを思いつくんです。それも実現可能なトリックなんです。その推理を聞いていた犯人はトリックの説明の途中で自白します。違う話だと、説明途中に泣き崩れて《そんな凝ったトリック面倒なだけよ!》と絶叫し、最後の話は《こいつの話をもお聞きたくねー!》と半狂乱になって自首します。これがこの小説ざっとした話です。」「……」「分かります。その気持ち。」

2人して無言でコーヒーを口に含み

「「ふぅー!」」深く深くそれは深く息を吸い……

[[これはミステリー小説では無い!]]

2人して同時に思った。

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