まさかの異世界人だった
「そういえば自己紹介がまだだったな、俺はハクだよろしく」
「私はニロよ、これからよろしくね」
「えっと僕は草薙真っていいます。気軽に草薙と呼んでぐたさい。取り敢えず街までよろしくです」
「マコトか、珍しい名前だな」
「そうね、それに……いや、なんでもないわ」
クサナギ マコト、ファミリーネーム持ちって事はやっぱり貴族だったのか。ニロもそれを察したのかファミリーネームの事を聞こうとしたがやめたのか
「そういえば、草薙のジョブはなんなんだ?」
「その、信じられないかもしれないんですが実は自分、異世界転生というか転移というかそんな感じで別の世界からこの世界に来てしまったんです」
「へ〜……」
本人曰く、異世界とやらから来てしまったらしい。
うん、まず異世界ってなんだよ!?別の世界なんてあると思う方がおかしいと思うだが……嘘をついている感じじゃないんだよなぁ
「まぁなんでもいいわ、それでジョブはなんなの?」
ニロは理解を諦めたらしい
「異世界ってやつから来たならジョブの事も知らないんじゃないか?」
「あぁ……確かにそうね。えっとね、ジョブっていうのは神様から与えられるその人の生きる道標みたいなものよ。もちろん、ジョブに合わない職業をしてる人もいるけど殆どの人はジョブに合った事をしてるわね、多分」
「なるほど……?」
反応的に多分分かってないな
「そういえば、草薙は何歳なんだ?ジョブを授かるのは今年で15歳になる人なんだ」
「えっと自分は一応今年で15歳ですね」
「なら、街に着いたらまずは教会に行くか」
「確かにジョブを授かれるならその方が良いわね」
「教会?何かの宗教ですか?」
「宗教?が何かわからないが創世神を祀ってるらしい、すまないな。教会についてはよく分からない。ただ言えることは、偶に気まぐれで神様達が街の祭りとかに参加してたりすることぐらいだな。なんでも祭りくらいはゆっくりさせろ、だそうだ」
「……待ってください、この世界の神様は祭りに参加することあるんですか?」
「偶に来てることがあるな、毎回は来てなかった気がするな」
「ハク、後ろから何かが近づいて来てるわ」
ニロに囁かれて確認してみるとゴブリンが二匹、こちらを見ているのが分かった。どうやらどこかで仲間と挟み撃ちにするつもりか?
「?どうしたんですか、ハクさん」
「いや、なんでもない。それよりさっさと進むか」
そう言いながらゴブリンの近くにホーリーを召喚した、どうやらスキルは言葉に出さずとも使えるらしい。
「『ご主人様、このゴブリンを殺せ、という事で良いですか?』」
え、急に脳内に声が!?あ、テイマーは従魔と会話できるのか。なるほどなるほど……
「『あぁ、それで問題ない』」
「おーい、ハク〜話聞いてる?」
「うん?いや聞いてなかった、何の話だ?」
「街に着いたあとも一緒に行動していいかって話!」
「あぁ、別に問題ないぞ。別の世界から来たって事だし色々分からないだろうからな」
「っ!ありがとうございます!!」
「っと光が見えてきたわね!!」
「あ、本当ですね!」
「思ってたより長かったな、まぁ街までもう少し歩かなきゃだし気は抜かないようにな」
「分かってるわよ!」
「分かりました!」
さて、ホーリーの方を確認してみるか
「『ホーリー、そっちはどうなった?』」
「『問題なく終わりました。それはそうとご主人様!従魔を置いて行くとか主としてどうなんですか!?』」
「『すまん、こっちにも色々事情があってだな……とりあえず話は街に着いてからだ。魔力体に戻ってくれ』」
「『はぁ、了解です』」
なんか不服そうだったな……まぁ今後の事も含めて街に着いたらちゃんと話そう、長い付き合いになるだろうからな
作者「もう名前後書きちゃんで良くない?いい名前思い付かないんだか……」
後書きちゃん(仮名)「いやいや良くないです!ちゃんと考えてください!」
作者「うーんもうテイモ……」
後書きちゃん「あとパクリとかそんなんは止めてくださいね(圧)」
作者「次回には決定するよ……うん」




