奴隷どうしよう?
いやいや、さっきの奴隷商は強かったな。そういえば元トパーズ級とか言ってたっけ?この世界のギルドって宝石の名前がランクなのか?分かりずらいな.....せめてAとかSとかの方が良いだろ、分かりやすいし。とりあえず肩からバッサリと切ったけど.....死体ってゾンビやらスケルトンやらになるんだよな?セルフで魔物作れるんだろうか?よし!実験するか!!死体使うとか少し気が引けるけど.....人殺してる時点で今更感半端ないな
「あれ?その人殺したの?」
「ん?あぁ神龍か。まぁ火の粉は振り払うに限るからな」
「へぇ〜異世界人って人殺しをしないって思ってたんだけど普通にするんだね?」
「もしこのおっさんを殺さなかったら普通にこっちが死ぬからな。殺さなければ殺される、ならば俺は殺すだけだ」
「ふぅ〜ん?まっいいけどさ.....で、死体はどうするつもりなの?」
「それを聞いて神龍、お前はどうするつもりだ?」
というか神龍って呼びづらいな。主従契約してるならあだ名つけても良いだろ、うん。後で考えよ
「いや、ただ気になっただけだよ。ダンジョンマスターならすぐにでもダンジョンに回収すると思ったんだけどそうしてないからさ」
「ちょっと実験に使おうと思ってな」
「え.....死体使うとかちょっと」
「おい、引くなよ.....ちょっと魔物化をしてみようと思ったんだよ」
「あぁなるほど.....DPの節約をしたい訳か」
「そういう事だよ。というかだ、なんでここにいるんだ?というか今までどこに居たんだよ」
「ちょっと前の住居の整理をね。というか奴隷はどうするの?殺して魔物化の実験に使うの?」
あっ.....なんも考えてなかったな。できれば帰してやりたいけど.....絶対ココからじゃ遠いだろうしなぁ〜とりあえず会いに行くか
「その顔は.....何も考えてなかったな〜?」
「仕方ないだろ、というかいきなり馴れ馴れしいな。一応俺が主でお前が従者なんだし上下関係はしっかりしろよ、神龍だろ?」
「なら呼び名のひとつぐらいつけてくれたって良いんじゃないの?」
「なら.....ホワイトとかどうだ?」
「う〜ん一応聞くけどなんで?」
「身体が白いから」
「なるほどね〜.....もっとちゃんと考えよ?」
なんか周囲の魔力濃度が上がった気がする。これはちゃんと考えないといけないやつだな。う〜んシロは.....なんか犬っぽいな白竜とかそのままだし.....ハクはなんか神隠し起きそうだな。あっそういえば.....よし、これでいこう。
「ユキなんてどうだ?理由は雪みたいに白いからだが」
「ユキ.....うん、まぁ及第点だけど良いよ」
「お厳しいこってな」
「そりゃこれからの自分の名前だよ?変なのはやだよ」
「まっそりゃそうか。で、丁度良いからこの死体コアルームに運んどいてくれないか?」
「おっけー、んじゃ奴隷の件頑張ってね〜」
そう言うと割れた死体をくっつけて持っていった。ちょっと待て、どうやってくっつけたんだよ!?後で問い詰めるか
「さてと、『マップ』」
本当に便利だな、ダンジョン権限。敵の位置丸分かりだぜ!なるほど、奴隷は6人か。といっても種族分からないんだが!?メイに聞いてみるか
「なぁメイ、奴隷の種族って分かるか?」
『奴隷の種族ですか?ちょっと待って下さい.....鬼族二体、妖狐族一体、ハーピー族一体、あと人魚?半魚人?よく分からないのが一体、ラミア族が一体ですね』
「なるほどな〜いきなり異世界過ぎないか?というかなんで奴隷にされてんの?鬼族とか絶対強いじゃん!?あとハーピー族、お前ら飛べるだろ!あっけどこの世界って魔法あったな、対空しやすいのか?妖狐族に関しては知らんというか魔法あるのに妖狐なの?よく分からのは知らんな。ラミア族はどうやって捕まえたのか逆に気になるな」
なんというか.....人族いないのな、いきなり異世界すぎるのよ、本当に。あっけど神龍って一応異世界要素か。というかDPのおかげで日本食食べたりできるから異世界要素少なかったのか?まぁそんな事今はどうでもいいな
「ありがとうな、メイ」
『いえ、マスターのお願いですから当然のことをしたまでです!それじゃマスター色々頑張ってください!』
「なんか最後意味深なこと言わなかったか?まぁ良いか」
とりあえず奴隷にあって見るか
後書きちゃん「色々言いたい事はあるけども何処にラミア族とか鬼族とかいるの?ハク達って今のところ魔物か人族にしか会ってないけども?」
サブちゃん「そりゃ他国ですよ、何も国がひとつな訳ないじゃないですか。あと三日も遅れたのは理由があるそうで今回のタイトルって作者の奴隷の種族やこれからの立場どうしようで煉の奴隷の扱いどうしようの二重の意味があるんです。つまり、そうゆう事です」
作者「あと多分ですが今週分は出ません。理由は『最高の従魔と共に』が関わってくるんですがあれの設定とか色々変わってるけどリメイク?というかもう新作なんですけどそれの第一話を投稿しようと思ってるからですね。詳しい事は活動報告を読んで下さい」