神龍住み始めました&罠は殺意高すぎた様です(ガチでこれ)
(ガチでこれ)は一切関係ございませんm(_ _)m
(気になる方は前回の後書きの一番下をお読みください)(笑)
「という訳で住みに来た!!」
「…………は!?意味わからんのだが?」
「だ〜か〜ら〜!住みに来た!」
あ〜うん、理解したくない自分がいる。というかこれまだ夢だろ、夢の続きとか要らんからはよ起きてくれ!お願いだ!現実の俺!!
「うわぁ〜まだ夢だろって思ってる顔してるよ……そんなに夢と信じたいなら頬でもつねってみたら?」
「おぉ、そうするわ」
とりあえず頬をつねってみた!普通に痛かった。
煉はダメージを受けた!!(現実逃避)
「ご主人様……帰ってきてください」
「はっ!?どうやら悪夢から覚めたみ……現実だったよ」
「何がそんなに嫌なの?見た目?それとも大きさ?」
「う〜ん……全部、というか昨日まで殺しあった相手がいきなり住ませてって言われてんだぞ?」
「それもそっか……なら『契約』する?」
なんか知らない単語出てきたんだが?『契約』とはなんぞや?あれか?雇用契約みたいな?
「ちなみにその『契約』とはなんだ?」
「え〜っとね簡単に言うと『主従契約』かな。君は割と魔力あるみたいだし全魔力使えば同等くらいにはなるんじゃないかな?まぁ『契約』は対等からだし契約主に対して攻撃はできないから問題ないよ」
ふむ、なら問題ないか。相手が嘘ついてる場合もあるが……様子見と言った感じだな。本当なら戦力としては最強だ。
「分かった、でもってその『契約』はどうやるんだ?」
「ご主人様、そんな簡単に……信用して……良いんですか?」
「まぁ大丈夫だろ、仮にもこいつは神龍で、俺がほぼ不死身な事を知ってんだぞ?そんな奴がわざわざ俺の下に付いてくれるっていうんだ、乗るしかないだろ?」
まぁ相手にとってはメリットが無いことが気がかりだが……一体何が狙いかがよく分からんが言ってる事が正しければ攻撃はできないらしいからどちらにせよ大丈夫だろう。
「分かり……ました。ですが!何かがあったら……例え刺し違えてでも……殺します」
「その覚悟は良いけども私は本当に住みに来ただけだからね?」
今のところの相手側のメリットは安定した家ぐらいかな?まぁよく分からん。
「それで『契約』の方法は?」
「君が私に魔力を流してたら私が君に魔力を流すっていう方法だよ。なんかね、魔力を交換する感じだったはず。とりあえずやってみて!」
「なるほど……?まぁいいや」
言われた通りに俺は神龍の足に触れて大気中の魔力含めて俺の全魔力を注ぎ込んだ。昨日やられた分の仕返しのつもりでやったよ、正直後悔してる。立ってるのも辛いし目眩がする。やんなきゃ良かった……
「君、流石にこれは酷いよ!?言った通り交換なんだよ『契約』の儀式って、私の魔力を枯らすつもり!?とりあえず受け取って、私の魔力!!」
神龍は俺を持ち上げると魔力を注いできた。あ〜なんか、癖になりそう。こう、どんどん満たされる感じがする。あれ?というかなんか多くない?と思ったが大気中の魔力利用したからか!待ってやばい体内の魔力制御しきれないかもしれん……ちょっと制御に集中しよ
「……」
(以外神龍の心の声)
待ってこれ私の体内魔力足りなくないかも!?嘘でしょ……えっ?私神龍になったんだよね?うん、先代さまからちゃんと魔力と共に受け継いだはず。えっと……これどうしよ?あきらかに魔力足りないよね?
大気中の魔力は……さっきのでなくなってる!?
…………対等での契約、もう無理じゃん。ここから契約破棄はできるにはできるけどその場合私の魔力戻らない可能性があるし……うん、諦めよ
「お〜い、終わったよ」
「お、そうか……」
やばい、気を抜いたらすぐにでも制御不可で暴走しそう……少しずつ大気中に戻すかと思ったらここダンジョンだからすぐに魔力満ちるし……ってあれ?案外大気中の魔力スカスカじゃん!よし、少しづつ流そ
「ってお前、いつの間に人の姿になったんだ?」
「え〜っとね、『契約』したらこうなっちゃった!(てへぺろ)!まぁ特に問題ないよ〜」
(以外神龍の心の声)
言えるわけないじゃん!?対等な『契約』ができなくて主の姿ににっぱられたなんて!!それにこっちが圧倒的に下になってしまった契約だしこの『契約』を一方的にこっちが破棄したら多分私の魔力戻らないし……もうどうにでもなれ〜!!!
「さてと、やる事終わったし暇だからダンジョン内部の設備整えるか〜!」
という訳で『クリエイトトラップ』で作ったトラップの試運転をしてみる事にした。お手ごろ価格のゴブリン(10DP)で試して見ることにした。ちなみにだが『契約』を交わした神龍は何故か侵入者扱いだった。なんでなんだろうな……
「コブッ!」
「じゃ頼んだ」
「コブッ!?コブッ!!コブッ〜!」
ゴブリンは思った以上に脆く落とし穴(石槍付き)に落ちただけで死んでいた。仕方ないしゾンビ使うか……
「アァ……アァ〜!」
まじか〜……ゾンビって死ににくいんじゃなかったのだろうか?落とし穴は何とかなってもいきなり出てくる石槍は対処できなかった。まぁゾンビ何とかなるなら大丈夫だろう、きっと。
まぁ言えることは……思った以上に殺意高かったらしい、うちのダンジョン。
後書きちゃん「これってありなの?」
サブちゃん「まぁやれてるしアリなんじゃないの?ズルだとは思うけども」
後書きちゃん「まぁそれはともかく……ゴブリンは置いといてゾンビって言うほど死ななかったっけ?」
サブちゃん「煉はあくまで前世の価値観で判断してるからだね。まぁ実際にそこら辺の魔物よりは死にずらいよ」
後書きちゃん「ゴブリンはどうなの?この世界ではどんな感じ?」
サブちゃん「割と硬めみたいだよ?大岩と同じくらいには硬いはず?」
後書きちゃん「それって結構硬いわよね?なんで石槍で殺されてるの?」
サブちゃん「ふっふっふっ…………それは次回のお楽しみ!!」
作品「ここまで読んでくださってありがとうございました!ぜひまた読んでくだいね!誤字報告など見つければ教えてくだい!」