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神龍再び

ここはどこだ......知らない天井......いや天井?なんか宇宙空間みたいな感じだな。というかどうゆう状況?俺あの後寝たよね?じゃあこれは夢?それとも現実?


「やぁ、思ったより来るの早かったね?」


あ、うん。これ夢だわ。というか悪夢だな、現実の俺早く起きないかな〜......


「えっ?反応ないの?いや、なんかあるよね!?」


これ寝てからどれぐらい経ったんだろうな〜......起こされてないってことは侵入者はいない感じなんだろうけど.....


「えっ嘘だそね!?嘘だと言ってよ!!せっかく権能使って会いに来たのに!!」

「ほう?そんなものが使えるのか?」

「やっと反応してくれた!!というかなんで夢に現れるんだ!とかなんで普通にいるんだよ!?とかないの!?」

「ないな、うん。それでどうゆう権能なんだよ?」

「対応酷くない!?」


最初からお前みたいなとんでもない奴が来たのが悪い。魔剣の身体強化を何重にも重ねてそしてダンジョン権能の『移動』を使ってギリギリだったしストのよく分からん原理(『透過』を刃の部分のみに使い相手の腕と重なると同時に解除して内部から切るとかいう方法)で腕を切らなかったら多分詰んでたし、この対応にも納得して貰いたいものだ。


「まぁ良いけどさぁ〜......神獣はね、それぞれ二つ権能があるの。更に神獣は死んでも死なずに若返るんだよね〜そしてその際に権能を一つ失う。まぁ失っても成長したらまた使える様になるから失うというよりは使用不可になるって言った方が良いかな」

「なるほど......それでお前の権能はなんだ?」

「せっかちだな〜まぁ良いよ、教えてあげる。私の権能は『封じ解放する力』と『護り壊す力』だよ、夢に入って来れたのは後者の力だね」

「は?護り壊す力をどうしたら夢に入れるんだよ」

「『護り』の部分を使ってるんだよ悪夢とかから『護る』って感じに使えば入れるんだよね〜」


ならこれは悪夢だから護れてなくないか?いや、多分だけど神龍が悪夢と思えば入れるって感じなら使えるのか......


「それでどうして俺に会いに来たんだ?わざわざ夢の中にまで来てなんの用だよ」

「まぁ簡単に言うと挨拶だね〜」


挨拶?一体なんの挨拶だろうか?


「………ちなみになんの挨拶だ?」

「え?これからよろしくって意味のだけど?」


なるほど、なるほど……まぁ多分だがご近所付き合いという事だろう。


「なるほどな、じゃあ例えばだが俺のダンジョンに危機が及んだ場合お前は助けてくれるのか?」


まぁ距離にもよるが、防衛の手札が増えるなら欲しいもんだ。


「何言ってるか分からないな?そりゃ助けるでしょ」


普通に助けてくれるらしい。神獣が付くなら家のダンジョンは余程の事が無い限り滅ぶ事は無いな。


「君、そろそろ起きる時間らしいよ、夢がそろそろ終わりを迎えるからね。それじゃ私も向かうとするよ、挨拶に」

「そうか、それじゃまたな」



「ふぁ〜よく眠れたけどとんでもない悪夢だったな」

「あっおはようございます!マスター」

「あぁおはよう………ってお前どこにいるんだ?」


寝る前まで王座の上に置いてたと思うんだが……ストが移動させたのか?というかまじでどこにあるか分からん。あたり見渡しても見つからないし………


「ここですよ、ここ!マスターの頭の上です!」

「いや頭の上だったら見れないだろ…… 」


仕方ないので手鏡を異空間(ダンジョン機能の一つ)

から出して頭上を見てみる。そこには丸っこいスライムがいた。


「……は?いや、え?なんでうさぎ?」

「さぁ?私もよく分かりません!ですが多分ですけどレベルが上がったんだと思います!」


確かレベル3で実体化するっていうやつか?けどもなんでうさぎ?なんかもっとあっただろ、せめて異世界らしく魔物が良かった……


「まぁメイの事はもういいとして……」

「いやもっと驚いてくださいよ!!というかもういいってなんですか!」

「いや結構驚いたよ……というか原因分かったからとりあえずはもう良いだろ」

「それはそうですけど……っ!何か来ました!これは……神龍!?また神龍が来ました!」

「あ〜うん、夢で挨拶来るって言ってたから多分問題ない、という訳で行ってくる」

「あっそうなんですね行ってらっしゃい、マスター」


一応念の為に魔剣を持って『転移』を使いダンジョンの入口付近に移動する。そういえばスト見てないな……どこにいるんだろうか?


「ちょっと待って!」


あ〜うん、どこにいるか分かったわ。そりゃ一度帰ったと思ったらまた来たからな。対応するわな、勝てるとは思ってなくてもこのダンジョン死んだら纏めて死ぬしな。


「よっ、本当に来たんだな」

「あっ丁度良かった!君の従者止めてよ〜!片手にあの鎌持ってて普通に怖いんだけど!」

「あっご主人様……おはようございます」

「おう、おはよう。でもってその魔剣、お前が憑依してなくても『魔剣解放』するだけで鎌になんのな」

「そうですね……私もやってから……驚きました」

「それは兎も角、こいつは実際に会いに来ただけらしいから鎌……魔剣を下ろせ」

「分かり……ました」


俺がそう言うとすぐにストは魔剣を下ろし『魔剣解放』を解いた


「ふぅ〜……という訳で会いに来たよ〜」

「でもって、お前はなんで会いに来たんだ?」

「えっとね〜()()()()()!!」

「…………は!?」

後書きちゃん「いや戦ってないじゃん!?」

作者「誰も戦うとは言ってないよ?」

後書きちゃん「それはそうだけども……!!」

サブちゃん「はいはい、落ち着いて……」

作者「次回!!神龍住み始めました&罠は殺意高すぎた様です お楽しみに!!」


ちなみにタイトルガチでこれですby作者(?)


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