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神龍戦②

「あれ?さっきの受けて生きてるの?いや、空中で避けたんだ〜けど……さっきと違って足震えてるね」

「ははは……正直さっきの見て直ぐに仕切り直してやろうか、とはならんよ」

「へぇ〜そっか。じゃあ……死んで」

「っとそれは断る『転移』」


神龍が俺を爪で引き裂こうとしてきたので転移で避ける。できるだけ死にたくはないからな


「ちゃんと避けるだね〜」

「そりゃな?できるだけ死にたくないのでな」

「じゃあそろそろお終いにしたいから本気出すね、『我が名のもとに神に願い奉る。悪から全てを護れる力を我は欲する。神の名のもとに全てから護れる結界を展開す。』『展開 神域』!!」


詠唱を終えると同時に神龍の周りに何かが集まり一瞬で結界が構築された。


「『神域』は一日しか展開し続ける事ができない、だけど攻撃してきた対象に天罰を下し更にほぼ全ての攻撃を相手に反射する。これを聞いて君はどうする?」

「ここがうちのダンジョンじゃなかったら即逃げてるよ、けどな......ここは俺のダンジョンだ。なんの思い入れもないけども俺の唯一の居場所だ。だから意地でも対抗し続けるてやるよ。という訳で......一回自爆だ。『魔力暴走』!!」


体内にある魔力を空気中の魔力も巻き込んで爆発させる。そして『転移』は阻害できても()()()()()()()()(転移の正体)は阻害できない......よな?まぁできなくても良いけども......


「『転移』!」

「話聞いてた?『神域』は一応結界だよ?『転移』で入れる訳......ちょ!?なんで入れてんの!?」

「一旦じゃあな」


魔力暴走を起こした事により結界内の魔力と自身の魔力が全て爆発した。言葉を言い放った後どうなったかは知らんけどもそっからの意識は無かった。



「以外に長かったですね、マスター」

「......あぁ、メイか。そういえば魔剣どうなった?」

「えぇっと......多分ですがまだ神域内にありますね」

「まじか〜......えっ壊れてないよな?魔力暴走で爆発起こして死んだから不安なんだが!?」

「え〜っと......あっ大丈夫っぽいです」

「そうか、ならいっか......」


さて、どうしたものか......殺すのはまず不可能と考えいいな。まぁ最初から無理だとは思ってたけど......レイスと一緒に戦ってもいいけどあの見た目で戦わせるのは心が痛い。日本に居たからかなのかまだ幼い少女が戦うのは見たくないという気持ちが強い。まぁあくまで見た目がだから実際どれぐらいなのかは知らないけども。けどなぁ〜知識量とか考えると死んだばっかりというかなんというか......

「どうしたんですか......?」

「うん?あぁ、お前に名前を付けようと思ってな。いくつか候補を挙げるからその中で好きなやつを選んでくれ」

「......!ありがとうございます!」


という事で俺は三つの候補を挙げた。一つ目はレイ、二つ目はユウ、三つ目はスト。一つ目はレイスから、二つ目は幽霊から、三つ目はゴーストからとった。え、単純だって?いい名前思いつかなかったんだよ!!


「じゃあ.....ストでお願いします!」

「了解だ、お前の名前は今日からストだ!」


俺が名前をを与えるとストの体が少し光った。光は直ぐに止んだがなんというか......少し髪が伸びた?かもしれない(気のせい)


「それで......私に名前を下さったという事はそうゆう事で良いんですよね?」

「あぁ、お前の考えてるで大丈夫だと思う。まぁ気づいたら日付変わっててまた収入が入ったっていうのが大きいがな」


なんと侵入者から貰えるDPは一回だけでは無かったらしく気づいたらまた2万5000DP手に入っていた。

前回の残りを合わせて約40000DPある。ストにも魔剣をと思ったけど俺が使ってた魔剣だと正直どうなるか分からんからなぁ〜けど蘇生とか考えると......やっぱりあれが一番......か。まぁ自己進化型ですし?進化すれば唯一無二だし?最初の火力不足には目をつぶろうか



「という訳で再戦じゃー!!『帰還』!」


『帰還』 ダンジョンモンスターを強制的にダンジョン内に移動させる事ができる。ダンジョン内でも使えるのでダンジョン内でのダンジョンモンスターの移動が楽にできる。これで俺は魔剣を手元に戻す。


「へぇ生き返れたんだ......もう神域解いちゃったよ......(小声)なるほど、だから魔力暴走を自ら起こしたんだね!!いいねぇ楽しくなってきた!」

「そうかそれは何よりだ。やるぞ、スト『魔剣解放』!」

今回は遅刻しませんでした!!by作者


後書きちゃん「転移はあくまでそう呼んでるだけで実際はダンジョン内移動だから神域に入れるとか......神域ガバガバすぎだろ!?」

サブちゃん「神域の為(?)に言っておきますが神域は超新星爆発が起きても壊れない位には硬いです。つまりとんでもない!!」


発動される直前の神域さん「ふっふっ!ついに儂の出番じゃ!名前に神がついてるから『裁判』レベルのチート能力のはずじゃ!楽しみじゃのう〜!」

発動された後の神域さん「ちょ!?なんで儂の中におるんじゃ!?え、自爆!?ちょ!おまっ!やめ、やめろー!!」


その後相手が死んだと思った主人のせいで解除される神域さん、不遇でならないね! by作者?


裁判さん 「一応は私と同じ分類なのに......まぁ『封印』(未登場)の方がとんでもないからね〜仕方ない、仕方ない♪」

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