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レイス

「こ、こんにちは……貴方が私のご主人様ですか……?」

「そうなるな、召喚したの俺だし。という訳でこれからよろしくな」

「えっと……はい」


性格はランダムなのか?なんか臆病そうな感じだな〜……見た目は透けてるな、そこは多分種族共通だろうな。髪はロングで透けてるがちゃんと服きてんのな、まぁ着てなかったら着てなかったで目のやり場に困っただろうけど……


「あの……ご主人様、私は何をしたら良いいんですかね……?」

「あ〜っと……とりあえずステータスを見せてもらえるか?」

「すみませんステータスとはなんですか?」

「え?」


あれ?ダンジョンの魔物って知能低かったりするのか?それとも本当にステータス知らないだけとか?

教えてくれメイ先生!


「ご主人様、ダンジョンの魔物とはダンジョンが生み出した魔物の事です。なのでこのレイスは言うなれば生まれたばかりなんです!」

「なるほどな〜……よし、育成ゲームって事だな!頑張るか〜」


とりあえずステータスの事について教えた。でもってこのレイスのステータスはこれらしい。


名前 なし Lv1

HP 300

MP 420

種族 ダンジョンモンスター レイス ポルターガイスト

種族スキル 物体操作Lv1 透明化Lv1 憑依Lv1

スキル 中級魔法Lv1 多重人格Lv1

(ダンジョン権限付与不可)

sp0


なるほどね〜……ランダムスキル(180DP)はこれもしかしてハズレ引いた?まぁここはガチャ要素だし良いけども……ラインナップ10個あって8個欲しいスキルだったから選んだけどな〜……まぁそこは仕方ないか。ランダムユニークスキル(1000DP)はちゃんとあたり引けてるな、中級魔法は正直初級でも良かったかもな……


「とりあえずある程度は予測通りだし防衛に当たって貰いたいかな」

「りょ、了解です……あの、ご主人様ダンジョンコアは何処にあるんですか?」

「?あの王座があるだろ?その上に置いてあるのがコアだけどそれがどうかしたのか?」

「いえ、それならここにいれば良いですよね?」

「あ〜……ちょっと待ってくれ」

「?はい、分かりました」


そういえばこのダンジョンの領域ってどれぐらいなんだ?仕方ない、ダンジョンマップで確認してみるか……


「マジで!?」

「どうしたんですかマスター?」

「なぁ、メイ。このダンジョンって最初か、洞窟内全てがダンジョンだったのか……?」

「ええ、そうですけどそれがどうしたんですか?」

「どうしたんですか?じゃないだろ!!とんでもなく大きいじゃないか!?」

「いい事なのでは?」

「防衛範囲が最初にしては広すぎるんだよ!?残りDPどれぐらいか知っているか?なんと……3470DP!これだけ聞くと充分あるかのように聞こえるがうちのダンジョンは今んとこ収入0だ、そしてどうやったら手に入るのかすら分からん状態だ。ここまで言えば分からるな?」

「え〜っと……私が倒されたら滅びるって事ですか?」

「正解だ、トラップを置くにしても広すぎるから置ききれないし俺の日々の食事もあるからな。正直防衛に使えるのは後はせいぜい2500DPってところだな」

「あれ?全然使えるじゃないですか」

「何かあった時の為に緊急用で1000DPは残しておきたいだろ?そう考えると1500DPだ。慎重に使わなければ……」

「う〜ん……あっ!サモン系のスキルを取るのはどうでしょうか?」

「いい案だがDPが足りないんだよな〜……」

「ならもう一体(レイス)を召喚するのは……どうでしょうか?」

「前衛が居ないのに後衛だけいて詰められたらどうするんだ?」

「た、確かにそうですね……」


色々考えながらメニューを見るがこれといっていい案が思い浮かばない。などと考えていると面白いものを見つけた。


「『クリエイトトラップ』か……DP1000だしこれにするか」

「確かにここは洞窟ですから罠を作る材料はある程度揃いますし材料があるなら消費魔力も抑えられますからね」

「私も……良いと思います」

「なら決定だな」


クリエイトトラップのスキルスクロールが魔法陣からでてきた。物も魔法陣なのな……けど鏡や布団だと魔法陣が出なかったしこの違いはなんだ?まぁ良いか。


「なるほどな〜スキルスクロールはあくまで習得までで使用方法とかはなんも頭に入ってこないのか」


さて、じゃあここからトラップを作っていくか〜!



いや〜まさかね?ぶっ倒れるとは思わなかったよ。けどそのおかげでダンジョンの殆どにトラップを作り終えた、まぁ石を使ったトラップが多いけども。


「まさかここまでマスターの魔力量が多いとは思いませんでした……」

「まぁステータスで表示がバグってるレベルには多いっぽいからな〜……」

「あの〜罠作ったのは良いんですがそれじゃあ私って何をすれば……」


あ〜……防衛すれば良いと思ったけど今回の罠って殺傷能力レベル99ぐらいらしいんだよな、作っててレイスに引かれたし。罠の内容はダンジョンの壁が壊れない事を活用して閉じ込めて毒ガスとか落として閉じ込めて餓死とか落とし穴の道(全てフェイク)の周りを全て落とし穴(本物)にしたりその中に毒沼入れたりしただけなんだけどな……引かれるレベルなのだろうか?メイはこれじゃ少し物足りない気がすると言ってたけどな……まぁそんな事はどうでもいい。さて、何を命令したものか


「う〜んとりあえずは緊急用の戦闘員って事で良いか?」

「了解……です」

「よし!やる事やったしとりあえず俺は寝るよ、侵入者来たら起こしてくれ」

「了解です!マスター」

「分かり……ました」


そういえばレイスに名前付けてないなと思い名前を考えていると意識は薄れていき…………


後書きちゃん「あれ?レイスのもう一つの人格についてはノータッチ?」

代役ちゃん「そうですね〜ちなみに多分ですが当分は出てこない予定らしいですよ?」

後書きちゃん「あっそうなの?」

代役ちゃん「後次回から私達名前変わるそうですよ?」

後書きちゃん「えっそうなの?……えっ!?」

代役ちゃん「では……ここまで読んでくださった読者様、ありがとうございます!次回も良ければ読んでくださいね!」


ちなみにマジで変わります。後書きちゃんの方はアト、代役ちゃんの方はダイヤです。この名前の理由は単に短くしたかったってだけです。代役ちゃんもといダイヤは変わるかも?なんか印象違う気がするし?候補としてはダイちゃんぐらいですかね?

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