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ディア

「うん……ここは……」


目を開けたら綺麗な夜空が見えていた。何があったっけ……そうだ、なんかよく分かんない鹿と戦ってテイムしたんだ、それでその後意識失ってってところだな。


「目覚めましたか」

「あぁ、それでお前がいるわけか」


身体を起こしたら目の前に戦った鹿がいた。テイムしただけだからこの場から去れば良かったのにな


「テイムしたのは主様だろうでしょう。なのにそんな不思議な顔をしないでください!」

「いや……記憶が曖昧だったからな、仕方ないだろ?」


うん、意識失ってたしね。仕方ない、というかテイムしてから従順になったな?テイムってそんな効果あったっけ?まぁいいや


「それで、お前は何者だよ?ただの鹿では無いだろ?」

「勿論です、我はこの森の守護獣の息子です」


守護獣の息子?だとしたら……この森の守護獣は人間に殺された事になるぞ!?


「それは本当なのか?だとしたら……この森の守護獣は人に殺された事になるんだぞ!?」

「我が主様に嘘をつく必要はないでしょう?」

「だとしてもなんで殺されたんだよ……」

「それは私が一番知りたい……それで、ずっと気にしていましたがなんで森燃えてたんですかね?」


それは俺が一番知りたい。マジでなんで森萌えてたの?おかげでここら辺木がめちゃくちゃ減ってるよ?


「いや、それは俺が一番知りたい」

「何か思い当たる節とかありますかね?」


いや〜あるにはあるよ?けど多分犯人にはこの後必ず会うし?なんなら現段階で呼び出せるしね?今ここで言わなくてもいいよな?うん、まだ言わないでおこう。


「いや、ない。まぁ取り敢えず仲間との合流を目指すか〜という訳でその背中乗せろ」

「ちょっと待ってください?まず我の名前を決めていただきたい」

「あーそういへばまだ決めてなかったな。じゃあまずはお前のステータス見せてもらうぞ」


名前

体力 600/600

魔力500/500

種族名 フォレストガーディアン ナイトディア

種族スキル 植物操作 成長促進 夜目 眷属召喚Lv1

スキル 突進Lv4 木魔法Lv3 振り払い Lv2

sp 10


種族が二つもある奴は初めて見た……にしてはなんか……弱いのか?眷属召喚なんて戦闘中に眷属出てきて無かったしな。


「言っておきますが我にまだ眷属はいないですよ?」


なるほど、納得 した。後は……成長促進だな。植物の成長を促すんだろうが……どれぐらい成長速度が上がるのかって感じだな。まぁこれについては流石に検証が必要か?


「なぁ、成長促進はどれぐらい成長が早くなるんだ?」

「そうですね……例えば20日で育つ植物があるとしますよ?その植物なら次の日には収穫できるレベルですね」


20日をたった1日かよ……俺もう冒険者辞めて農家になろうかな?


「それで、名前だよな……」

「はい!良い名前をお願いします」


う〜ん俺の従魔って今までラスを除いてメスしかいなかったからな……ダメだ、なんも出てこない。もう種族名から取ればいいか


「よし、お前の名前はディアだ!」

「ディア……ありがとうございます、主様。これからよろしくお願いします」

「あぁ、これからよろしくな」


さて名前は決まったんだが、問題は解決してないんだよな……とりあえず合流を目指したいんだがここまでサリナが来ていないのを考えるとホーリーがサリナ達の所まで行けてない可能性が出てくる訳だ。

さて、どうしたものか……


「主様、どうなさいましたか?」

「うん?あぁ、とりあえずホーリーと合流したくてな。たが場所が分からなくてどうしたものかと困ってんだよ」

「なるほど……召喚すれば良いんじゃないですかね?」

「いや、もしもだ、ホーリーは無事にセリナ達と合流できていたとして、何らかの要因でこちらに来れないという場合、戦力が落ちる事になる。そうなると逆にセリナ達が危ないだろ?」

「確かにそうですね……ならば一旦街に戻るのはどうですかね?」

「街に戻る、か……」


戻ったところでってところだしな。忘れちゃいけないがこれ依頼なんだよな……


「いや、ここは合流を優先する」

「了解しました、では我の背中にお乗りください」

「い、いいのか!?」

「何か問題があるのですか?」

「い、いやないんだが……」


なんかな〜出会った時は割と敵視されていたからな〜なんかね


「まぁ、じゃっ遠慮なく乗らせて貰うな」

「はい、ではどちらに向かいますかね?合流と言っても方向が分からないのでどちらに行けば良いか……」


た、確かに……戦ったり森が燃えてたりで方向わからんし意味無くね!?と、とりあえず畑を目指すか


「ここから南方向にあるはずの畑を目指す。早ければ夜明け前までには着くはずだ。そこから合流を目指すって感じだ」

「了解です。では、行きますよ!」

「え、ちょ!?も、もう少しゆっくりで〜!?」


ディアの走りは……めちゃくちゃ荒かった。

うっ……吐きそうだ

後書きちゃん「一週間ぐらい遅れてすみません!」

代役ちゃん「それ私のセリフ!?取らないでよ!?ただでさえ出番なんか少ないんだから!」

後書きちゃん「ご、ごめんね!?だから泣き止んで!?」

代役ちゃん「ぐすん……と、とりあえず!次回!無事合流!?お楽しみに!!」

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