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(旧)ただのテイマーの物語  作者: 三色のだんご
ハクVSフード
27/66

戦いの末に

「ご主人様!……ご主人様!!」

……うるさい……

「う〜〜ん……うるさいぞ、ホーリー」

「ご主人様!!」

起きたらいきなりホーリーが巻きついてきた。

やばい。倒れたのは覚えてるが最後に何をしたかが思い出せない。とりあえず周りを見渡してみる。木が沢山あったはずなのに何も無い。

そして目の前には戦っていたはずのセリナとセリだっけ?が座っていた。

「やぁ、やっと起きたの?以外に回復早いんだね」

先に起きてる奴には言われたくないな。それに思い出したぞ。俺、最後に強制上限解放にラスを対象に一時最終進化を使ったんだ……って事は当分魔法は使えないし、なんならレベルが 4しかないわけだ……ヤバくない?

「でもってだ、最後に召喚してた奴はどうなったんだ?」

「あなたのところのスライムが跡形もなく喰らい尽くしたよ。全く、一番強い配下だったのに〜」

出す方が悪いと思うんだよな〜少なくとも俺は。

「で、勝負に負けたわけだが……どうする?」

「う〜んとりあえずフードとるから目をつぶって」

目をつぶってと言われたので俺は素直に目をつぶった。

「よし、目を開けていいよ」

俺は目を開けた。そしたらそこには金髪ロングで身長が少し低めの少女がいた。

「えっ……お前、男じゃなかったの?」

「あはは……まぁフード被ってたらわかんないか」

そういえば何か忘れている気が……

「あっ!館調査しないといけないのにラスが食べちゃったな……どうしよ?」

これでは依頼が終わらないじゃないか……マジでどうしよう。新種のモンスターいませんでした、じゃあさすがにだよな……

「あ〜、あの館にはなんも無かったから大丈夫だと思うよ。私は三日くらいいたけどなんにもなかったして幽霊は全部配下にしたし」

ならもう調査終わりで良くない?うん。いいや

「よし!調査終わり!って事にするけどもお前はこれからどうするんだ?」

「どうするって言われてもね〜正直今無職だし……」

はい???ちょっと待って

「えっとセリナ、お前冒険者じゃなかったのか?」

「え?全然違うけど?せっかく死霊術士になったんだし色々旅したいと思って住んでた街どび出したのはいいけど行く宛てないし彷徨ってた感じだよ?」

マジか〜……計画性皆無のまま飛び出してきたんか……せっかくだし誘ってみるか

「なぁ、俺からの提案なんだが冒険者になって一緒にパーティーを組まないか?」

「う〜ん組んでもいいけども……どうして?」

「だってこっちの奥の手を使ってやっと勝てたぐらい強いし、同じテイマー系統の職だろ?こっちは後衛できる従魔少ないというかいないしな」

俺が出来ないこともないが一時最終進化のせいで今-3601魔力があるからな。これ少なく見積もっても一年近く魔法が使えない。

「なるほどね……まぁいいよ!行く宛てもないしね。じゃあこれからパーティーメンバーとしてよろしくね!」

「あぁ。よろしく頼む!」


「おう、ハクおかえり〜ってお前、ちょっとこっちこい!」

「はあ?なんでだよ?」

「いいからこい!!」

ったく門の前でなんなんだよ、クナリの奴……

「隣りの女の子は一体誰だ?どうして森に行ったら女の子の会うんだ?でっかい音したからこっちは心配してたってのに」

心配はしてなかっただろ絶対……まぁいいか

「調査してたら森の中で会ったんだよ。でっかい音は俺と名前はセリナって言うんだけどもそのセリナと戦ってた音だと思う」

「へ〜そうか。ってことはお前、奥の手使ったな?お前の従魔の中にでかい音を出すやつはいない。そしてそのセリナは多分テイマー系統だろ?魔法を使うにしては杖が長すぎるし」

こいつの観察眼舐めてたわ。一瞬で見抜けるあたりマジの本物だ

「お前……探偵かなんか向いているよ絶対」

「そりゃどうも。って事は魔力がマイナスいってるな?」

「あっあぁ。そうだが……まぁ問題ないよ。空気中の魔力を集められれば打てない事もないし、セリナとパーティー組むことにしたから」

「そうか、ならいいんだが……ってお前パーティー組むの!?以外だわ〜」

「酷いな……まぁいいや。そうゆう事だから大丈夫だ」

「まぁ死ななきゃいいよ」


そんなこんなでクナリと別れとりあえずセリナの冒険者登録とパーティー登録をする事にした

「はへ〜私の街にあったギルドと規模がほとんど同じなんだね〜もう少し大きいと思ったよ」

「どの街もほぼ変わらんだろ。村ならどうかはわかんないけど」

実際、俺の村はギルドあったけどここまで規模は大きくなかった。


「あれ?ハクさん、パーティー組むんですか?」

さすが長年かどうかは知らないけどギルドの受け付けをやっている事だけはある。見ただけできずかれた。

「そうなんですよ。ちょっとした気変わりです。という訳で冒険者登録とパーティー登録をお願いします」

「了解しました〜って死霊術師の方なんですね。結構珍しいので驚きました」

「やっぱり珍しいんですか……私のいた街では結構見掛けるので街の外に出て不思議に思ってたんですよ」

「もしかして、死者の住まう街と言われているデスットの方ですか?」

そいやぁ街のことなんも聞いてなかったな。どうなんだろ?

「よく分かったね!?っとそうなんですよ」

「あっタメ口で構わないですよ。ハクさんが珍しい部類なだけなので」

おい。別にいいだろ敬語で。慣れないんだよこの人。だからセリナ、そんなあ〜ってな感じで見るな……

「そういえば……パーティー名って決めてる?決めないとパーティー登録出来ないんだけど……」

あっ……完全に忘れてた……

「え〜っと何がいい?」

こんな時とりあえず頼るのがいいんだよ。

「私はスネークスがいいです!」

ホーリー、そんな元気よく言われてもな……

「ラスはね〜ネバネバがいい〜」

すまん、ラス。どこにもネバネバ要素ないんだわ……

「私はなんでもいいよ。というか主様が決めればいいだろう」

それはそうなんだけどね、フォクや、そんな事言うなよ。

「私はね〜……操る者かな?」

まぁ俺たち二人とも従魔を従えてるしね。

「なら従える者かな?うんこれでいいや」

「そうだね」

そんな感じでパーティー名が決まった。








作者「次回は早めにだすよ。うん」

後書きちゃん「今回はね、なんかね、うんって感じだった」

代役ちゃん「作者さん出てきたら私の意味無くなるよ?なんで出てきたの?」

作者「あっ……」

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