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(旧)ただのテイマーの物語  作者: 三色のだんご
ハクVSフード
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フードVSハク

「勝てる自信があるのか?ウィプス二体だけで」

相手を煽りなが問いかけた。とりあえず相手の怒りをかって小さいミスを誘っていく作戦でいくつもりだ。

「残念ながら僕の配下はウィプスだけでは無いよ」

そりゃそうだ。後ろに動かせないスケルトンドラゴンがいるのだから

「まぁ、死霊術士相手には近接戦だよな。『首狩り』ホーリー、今だ!」

俺は短刀術の首狩りで一気に近ずき相手の首を狙う。まぁ当然相手の杖で防がれるが……本当の狙いは首に隠れていたホーリーによるシャープファングだ

「しゃー!!」

「『詠唱短縮』『暗黒玉』!セリ、『挑発』!セラ、『トラップ』!」

シャープファングは闇魔法初級、暗黒玉による光線で攻撃できず、おそらくウィプスの名前であろうセリ、セラのスキルで最終手段のフォクが落とし穴に落ち上がれない状況となった。

「ラス!そのウィプスを盾にしてこっちにこい!」

「わかった〜『蓄電』〜『放電』〜」

ラスは蓄電で必要以上に電気を溜めて放電しながらこっちにきた。

「ラス!真似だ!対象スキルは暴食!」

暴食であのウィプスを喰らえば『トラップ』の効果が無くなるからフォクの『裁判』で確実に勝つことができる。まぁ一種の賭けだな。

「了解〜『真似』〜暴食発動」

「ちょとやばいかな……セリ、セラ、『合体』!」

フードが何かした瞬間、ウィプス二体が合わさって一体の何故か透けている人が立っていた。

「セリ、『実体化』」

「セリナ、切り札きって良かったの?」

フードに向かっていきなり現れた奴は言った。つまりフードの名前はセリナだ。

「まぁこのままじゃ負けそうだしね。それにいざとなったらあれを使うよ」

「じぁサポートよろしくね、セリナ。『狂化』、『バーサーカー』!」

スキルを使うとこっちに凄まじい速度で向かってきた。

「うおっ!?」

短刀で防いだが、反応がギリギリだった。しかしその隙にホーリーはフォクを落とし穴から助けていた。

「ラス、魔装をお願い。ホーリー、あれをやるぞ、上手くいくか分からんがな。フォクはあのセリの相手よろしく」

「了解〜『魔装』!」

「……わかりました『大蛇』」

「あれを私に任せるとはなかなかの鬼畜だね主様」

ラスの魔装で俺はラスを纏った。そしてホーリーの 大蛇、これは簡単に言うと小大化の上位互換で、そのまま大きくなるのだけが速さや鋭さが強化された状態だ。

「へ〜そんな事もできるんだ。じゃあまずは蛇の子から!『縮地』」

セリが一気にこっちに近ずいてきた。いくらなんでも早すぎるから多分スキルを使ったのだろう。

「残念ながらさせないよ、『裁判』」

セリはフォクの裁判の空間に囚われた

「こっちに殺す気はないからね。裁判は進行しない、ただ進行しなければこの空間が終わらない。戦いが終わるまでこの空間に仲良くいようってことだよ」

「そうなの?けど、こっちだってね〜譲れないんだよね!『縮地』『インパクト』」

なるほどね、縮地で目の前まできてインパクトで骨ごと殺そうとした訳か……だが

「『ギルティー』この空間では攻撃禁止だ。よって行動制限を掛けるよ。ついでに麻痺も」

「あちゃ〜……やられたな〜見事に動けないや」

「少し空間を緩めて外の状況は見れるようにするから、仲良く観戦しようじゃないか」


フォクが裁判でセリを捕らえたとこまで溯る

「まさかセリが戦力外にさせられるなんて思わなかったよ」

「そりゃどうも。さぁこれで事実1対2だ。降参してくれるとありがたいんだが?」

「そりゃ無理な話だね。だから本気で殺しに掛かるよ」

ドスの効いた声でセリナは言った。

「そっちがその気なら殺されても文句言うなよ?『一体化』『首狩り』」

密かに隠していたスキル。一体化、自分の従魔とひとつになるスキルだ。対象は大蛇を使ったホーリー。

「へ〜まだ本気じゃ無かったんだ、っといきなり来るのはやめにしない?」

殺す気でいくと言ってた癖にいきなり来るのはやめろとか何言ってんだ?まぁ普通に防がれてるけども。

だがここからが本番だ

「『スラッシュ』+『大蛇』!『蛇喰らい』!そしてオマケにラスによる『放電』!」

合成スキルである蛇喰らいは蛇がスラッシュとなり飛ばす斬撃ならぬ飛ばすシャープファングの強化版みたいなものだ。そしてそっちを防いでる間にセリナの腹部あまりに手を当て直接放電を当てる。

「っ!なかなかにきついね。けどこの距離なら!『暗黒』『幽霊踊り《ゴーストダンス》」

暗黒というスキルで周囲を暗くさせられたと思ったらいきなり周りに大量のゴースト?が出てきた。

「なんだこれは?」

「考える暇なんて与えないよ!さぁ、舞って!亡霊達!」

周りに現れた大量のゴーストが武器を取り出し襲いかかってきた。

「見た感じ物理攻撃は効かないっぽいな。ならここで出すか。魔装解除だ、ラス。ウィプスの指示よろしく」

ゴースト達の攻撃を捌きながらここで俺はウィプス達を出すことにした。

「周りのゴーストを吸収して〜」

「えっ?嘘!?」

まさかの現れたウィプスによって亡霊達は全て吸収されてしまった。

「嘘でしょ……仕方ない!『ダークワーム』!『暗黒玉』!」

俺はダークワームで掴まれると周りに黒い玉が幾つも現れた。

「貫かれろ!」

相手がそうゆうと一斉に光線が出た。守ろうとしたラスが貫かれる。

「ラス、大丈夫か!」

守ってくれたおかげで俺にダメージはないがラスの状態が危ない。

「クソ!『大蛇』+『禍々しい毒よ。敵を苦しみに落とせ』!合成スキル、『ヒュドラ』!」

仲間が傷つくのは慣れないし慣れるつもりも無い。俺は怒りに任せてスキルを使う。

「これはヤバイね。配下召還、暗黒ゾンビナイト。私が持っている中で使えて最も強い配下だ、終わらせるよ!ジュン、『忠誠の表れ』『大剣の一撃』!『混沌の誘い』!死場へ行け!」

ヒュドラを周囲に展開して、攻撃する俺に対して新たに現れたジュンという暗黒ゾンビナイト、ランクはトパーズ級。とてもじゃないが強すぎる。そこに相手のスキル、混沌の誘いで現れた無数の手。相手の今できる最大の技だ、多分。ならこっちも応えなければならない。

「ラス、すまない。もう少し力を貸してくれ。『強制上限解放』『神により定められし大罪がひとつ、暴食。我が名のもとに具現化し我の為に力を振るえ』!強制一時最終進化。暴食の稲妻グラン!」

俺はヒュドラを解除して一生使いたくなかった強制上限解放に一時最終進化を使った。対象はラス、ライトスライム系統の最終進化、3000年前の厄災で現れた被害者数50万人に及んだ最凶。凄まじい速さで動き、建物や人を喰らい尽くした魔物グラン。今の俺の力で五秒間だけ最終進化に到れる。

「さぁ暴れろ」

「流石にチート過ぎない、それ。仕方ない、負けかな……」

そうして決着は着いた。

「へっ。俺の……勝ち……だ……」

俺はそういうと倒れた。


作者「いや〜結構熱血した戦いを繰り広げましたね〜。詳しくラストについて話すとまず強制上限解放はテイマーであれば誰でも使えます。ただし代償として一秒につき1Lv失います。ただし、2Lvより下には下がりません。だから最大五秒な訳です。一時最終進化に関しては、代償として自分の全魔力を消費して行います。しかし、足りない分はマイナスです。よってハクは詳しい数字は次回分かりますが約3000分の魔力がたまるまでマイナスが消えません。よって魔法が使えません!大蛇は変化スキルであり、攻撃スキルです。

フード改めセリナの混沌の誘いは地面から手が生えて触れられたら混沌へ例えるならフォクの裁判の空間みたいにセリナの空間へいきます。」

後書きちゃん「へ〜あれ?じゃあ今のハクのレベルって……まさか2!?」

代役ちゃん「いや、二秒しか使ってないから今は五だって」

後書きちゃん「久しぶりだね!?復帰?おめでとう」

代役ちゃん「ありがとう〜」

作者「そういえば、最後に言わせて?いつからメインヒロインが幼なじみだと思っていたの?」

後書きちゃん 代役ちゃん「へ?」

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