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(旧)ただのテイマーの物語  作者: 三色のだんご
ハクVSフード
24/66

これは封印しよう

俺達は現在新種のモンスターの調査及び討伐の依頼を受けてその新種のモンスターを探しに彷徨いの森を、探索しているのだが……

「どんな見た目か聞いてきたけども、半透明で浮いていた。だけじゃわからんだろ!?」

「ふむ……私がいた世界にはそう言うのは幽霊、又はレイスとか言われていたよ」

「探せばこの世界にもいると思いますよ?多分」

ホーリー、多分を最後に言うのやめよ……上げて落とされた気分なんだが

「魔力探知でわかんのか?流石に目撃情報が少なすぎるし……まぁ使わないとわからんか。『魔力探知』」

魔力を持っている者なら必ず反応する魔力探知を使った。

「ダメだ……魔力は体を覆っているから分かると思ったけど分からん。なんならこの先に変なデカイ奴いるし、方向変えるぞ」

「いやいや、ここは私の能力を試そうとは思わないのかい?」

フォク、時と場合を考えろよ……なんか異常に魔力量多いんぞ相手。

「取り敢えず試しに鑑定してくれないか?」

「仕方ない。まだして無かったしな。すまんホーリーフォクを鑑定してくれ。『視覚共有』」

「分かりました。『鑑定』」


フォク Lv1

体力 650

魔力 600

種族名 ジャッチメントフォク

種族スキル 裁判 狐火Lv1

スキル 見切り 鑑定 火魔法Lv1


「なんというか裁判の能力がわからん」

「なるほど、この世界には裁判がないのだね。主様、 裁判というのは罪人を正当に裁く為に行う事だよ。」

なるほどね。ただそれだけじゃわからんわ……

「ホーリー、裁判のスキルを鑑定してくれ」

「分かりました」


裁判

使った時半径2メートル以内にいる自分が敵だと思っている相手が対象。

相手が犯した罪の重さに比例して、効果が大きくなる。

自分が裁判を進行している時、相手が攻撃してきたらギルティとして、相手の行動を縛る、状態異常付与、相手の能力を奪う事が出来る。

相手に罪がない場合は相手を拘束する事ができる。

罪の重さは三段階あり、大、中、小とあり、大は死刑、拷問死、ギロチン、アイアン・メイデンの中から選べる。

中は、ギロチン、撲殺の中から選べる。

小は、相手のスキルを奪う、両腕または両足を切断から選べる。

また、同じ相手には使えない。


「……相当ヤバイなこれ」

大、、中は死ぬ。小でもスキルを奪われるか両腕両足のどちらか無くなる。これほどヤバイスキルはないと思う。

「ふむ、これは使うとしても最終手段だね」

「ああ、そうだな……ラス、間違ってもこれを真似するなよ……」

「うん、分かった〜」

「まぁ取り敢えず閑話休題、この能力を見る為にさっき見つけた頭おかしい程魔力持った奴に会いに行くぞ」

「分かった〜」 「了解だよ」 「分かりました」


「いや、まさかハニーベアだとは思わんやん。そりゃ魔力も多いわ。だってこいつトパーズ級のパーティ冒険者が勝てるか勝てないかじゃん……」

「まぁ取り敢えず近ずいて使ってみるよ」

「あぁ、お願い」

「じゃあいくよ……『裁判』」


「なるほどね。今から君の罪を読み上げるよ。

まず12個の蜂の巣を襲っているね。

次に人を3人殺している、最後に村を一個壊滅させているね。今から君に判決を下すよ。詠唱が必要なのは面倒だね。

『我が下す判決は重罪、よって我が名の元に執行する。その罪を反省し悲しき乙女の中で永遠の後悔に飲まれよ。』アイアン・メイデン!」


裁判が終わった。残ったのは串刺しにされ、とてもグロい姿と化したハニーベアだった。

「なんと言うか、封印する?裁判」

「まぁ使うとしても本当にヤバい時だけだね……中々に後味が悪いよ」

「まぁ仕方ない。新しく買ったマジックバッグに入れるのが嫌だが、調査終わってないし仕方ないよな……」

調査をしなきゃだし、気分を切り替えて調査を再開しよう。




作者「え〜本来なら今回から代役ちゃん復活だったんですけど、諸事情より次回からです。まぁそれはいいとして、ひとつ言っておくとレイスでも幽霊でもないです。ただ、予定では新しいパーティメンバーです。」

後書きちゃん「あまりそういうの好きじゃない人もいるしネタバレ?するの辞めたら?」

作者「そうなんですけども……出来れば予想していただけたらなと思いましてですね。まぁ正直気分次第です。 気分次第と言っても真面目ではないという訳では無いので安心してください」

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