卵が孵る!
依頼が無事?に終わったし卵拾ったしまぁ結構収穫があった。まぁ新しいスキルは試せなかった訳だけどもて次の依頼は卵があるし、討伐とか駆除とかじゃなくて薬草採取だったりにしようかな
「っとやっぱりホーリーに乗ると早いな、もう着いたのか」
「そんな事言ってないで早く降りてくださいよご主人様」
そんな事って……褒めただけなんだけども
「よっ、結構遅かったな」
「そうでも無いだろ。クナリ」
町に来てはや1ヶ月……この最初来た時にいた門番(名前はクナリ)とも結構仲良くなってタメ口で話せる仲になった
「ハク、お前なんで卵持ってんの?」
そいや〜最初と随分喋り方変わったな……
「なんか森ででっかい咆哮聞こえたろ?そっちの方に行ってみたら争った形跡があってな。ホーリーと一緒になんかないかと探してたら見つかったんだ」
d「へ〜そりゃまた、なんとも言い難いな…でその卵食うのか?食うなら俺も呼んでくれよ!ついでに可愛い子も……」
こいつ……食うとしても絶対呼ばねーよ。人を恋の架け橋にすんな……
「食わねぇよ……テイムしたしな。名前は取り敢えず生まれるまでに考えるかな」
「そうか。ならいいわ。代わりに誰か紹介してくれ〜」
「無理だ!!そもそも自分で探せよ」
「自分で探せたなら彼女の1人ぐらい既にいたと思うぞ……」
それもそうだな。顔は多分良い方だし……頑張りたまえ
「そんじゃ仕事頑張れよ〜」
「おう〜」
俺はそのまま宿屋に直行した。
「部屋代、ちゃんと稼げたか?」
「あれ?今日はおっちゃんなんだな」
「俺で悪かったな……そもそもこんな時間だし、流石にミリは寝させたぞ。てかお前さん、なんで卵持ってるんだよ?」
ミリというのはこの宿、キリミの看板娘もといこのおっちゃんの娘である。母親はミリを産んだ時に死んだとおっちゃんは言っていた。
「今日依頼終わったあとでかい音がしたからそっちの方に行ったんだよ。そしたら何かが戦った後と探したらこの卵があったんだよ。それで持って帰ったきた」
ちなみに今ホーリーとラスは寝ている。ラスはいつも通り頭の上で、ホーリーは俺が首に巻いている状態で寝ている。ホーリー、お前いいのかそれで……
「はぁ〜それでその卵どうすんだ?やっぱテイマーだから孵化か?」
「そうだよ、孵化させる予定だ……といっても何が産まれるのか全くもって謎だがな」
「そうかい……取り敢えず今日は部屋に戻って寝な。支払いは明日の朝でいい、俺も寝たいしな」
「そりゃどうも」
そんなやり取りをして俺は部屋に戻って卵を机の上に置いたらベッドにダイブしてそのまま寝た
う〜ん……今日は天気が悪いみたいで雨が降っている。
今の所持金を確認しよう。まず宿代で二週間分で銀貨3枚だし三食付きだ。一週間抜きで過ごしたが正直食事代だけで一日多い時は銀貨2枚も取られる。正直この宿屋は破格だ。だから人気も高いのだろう。前回の残りが装備を新しくしたから銀貨4枚を抜いて……そこから一週間の食事代で銀貨7枚抜いて……結果前回の残りは銅貨5枚と銀貨4枚そこから今回の収入銅貨49枚計銀貨4枚と銅貨9枚合わせて銀貨11枚と銅貨14枚……まぁ何とかなる。
「おうあんちゃん起きたか。もう飯できてんぞ」
「了解、一回うちの従魔起こしてくるよ」
相変わらずこの宿の朝は早い。まだ朝の5時だぞ……
「おーいホーリー、ラス起きろ〜」
「早いですねご主人様……」 「う〜ん……おはよぉ〜」
「ほんとお前ら朝弱いな……ってうお!?卵揺れてる!?卵が孵るの早くない?」
「そんな焦らなくて大丈夫ですよ……ご主人様、卵自体が相当硬いので死産する心配もありません……」
「どうしたあんちゃん……そんな声出さなくても起きるだろって卵揺れてんな……ちょっと厨房にいるミリ読んでくる……前に来たわ」
「どうしたんですか!?卵!?なんで!?」
面白いリアクションどうもありがとう。それよりもホーリー曰く見守るだけでいいらしいので見守ることに……おっちゃんとミリにも説明して見守ってもらう。
さぁ一体何が産まれるんだ!?
作者「え〜サブタイトル詐欺ではございません……多分。卵から産まれるのは〜なんと!次回分かります」
後書きちゃん「そこまで言ったなら答えよ!?前回のヒントの答え合わせみたいな感じで」
代役ちゃん「そうですよ!?」
作者「さりげなく代役ちゃん復活してますがちゃんと出るのは次回からです。前回のヒントの答え合わせは〜まぁ次回で!!けどもうわかってる人がいるなら感想ください!」