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ただのテイマーの物語  作者: 三色のだんご
別れてから
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ラスのできること&テイマーの先輩

ホーリーの進化が終わったのでラスのできることの確認をしていこうと思う。


「ラス、お前って何ができるんだ?」

『そうだね〜……雷魔法が使えるのと自由に伸び縮みできるくらいかな』

「なるほどなぁ……あ、じゃああの戦闘中の高速移動は雷魔法ってことか?」

『そうだよ〜』

「ちなみにだがあれって俺にもできそうか?」

『さぁ?雷魔法魔法が使えればできるんじゃないかな〜正直、私は明確な意識が生まれた時にはもうできたからね〜』

「まぁそれもそうか〜……」


使えれば攻撃とか当たりにくくなるだろうし便利なんだけどなぁ……ま、できないことを考えても仕方ないか


「よし、時間も時間だし依頼を見がてたらギルドにでも行くか。という訳だホーリー、悪いが魔力体に戻ってくれ」

『うぅ……進化したって私は一人魔力体とか理不尽ですよ!!』

「いや、だってお前大きいし……流石に連れ歩くのは無理なんだから仕方ないだろ?街の外にいる時とかは出してやるから我慢してくれ」

『先輩も難儀なものだね〜』

『良いですよね、ラスは!ご主人様の元に入れるんだから!!』

『まぁね〜』

『ぐぬぬ……』

『ほらほら早く戻らないと主様に迷惑だよ、先輩』

『わかってます!』


そう言ってホーリーは魔力体に戻った。うんうん、従魔同士それなりに仲良く出来ているらしい。喧嘩するほど仲がいいってやつだ。無視とか無反応とかより全然マシだ。


「それじゃ行くぞ、ラス」

『はいはい〜』


ラスに肩に乗るくらいの大きさになってもらい、部屋を出たらたまたま小さい女の子と出会った。受付の女将さんと同じ服を着てるし宿の従業員だろう


「あ、えっと、今から部屋を出られますか……?」

「えっと、はい。そうですけど……どうかしました?」

「いっいえ!部屋の掃除をどうなさるか聞いてないってお母さんが言ってなかったので……どうなさいます……?」

「うーん、それじゃ折角だしお願いします。あ、今日は大丈夫なのであしたからお願します」

「わ、分かりました……そ、それでは……」


人見知りなのかな?なんかオドオドしてたけど……宿の従業員としてそれはどうなのだろうか???まぁ良いか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ギルドに着いた。依頼が貼ってある掲示板を見てみると常駐依頼しかなかった。まぁそりゃそうだろうよ、朝にあれだけ賑わっていたのだから依頼があるかと言うとある訳なかった。

そして掲示板を見て唸っていると突然ラスが乗ってない方の肩を叩かれた。


「君、テイマーなんだろ?」

「えっと、はい。そうですけど……どうしたんですか?」


後ろを振り向くと30代くらいの男がいた。

一体何の用だ用だろうか?

「君の従魔はシャープスネイクだけだったろ?それで次には小さいスライムな訳だ。流石にそんな後輩を放っておけなくてね」

「は、はぁ……」

「君にテイマーとしての戦い方を教えて上げるよ。という訳だから訓練室を借りても良いかい?」

「あ、はい!この時間は使う人もいないので構わないですよ」

「よし、それじゃ着いてきてね」


えっと……これは一体全体どういうことだ?

急に肩を叩かれたと思ったら訓練室に行くことになったんだが?それとテイマーとしての戦い方とはなんなんだ?そんな事を考えていると訓練室に着いた。


「まずは自己紹介からだね、僕はB級冒険者のハイゼンだ。よろしくね」

「D級冒険者のハクです。よろしくお願します?」

「さて、早速だけど君にとって従魔とはどんな存在かな?」

「えっと……まだテイマーになって日が浅いのでなんとも……」

「ふむふむ、まぁ最初のうちはそんなものだよ。僕にとって従魔とは家族だよ。いつでも一緒に居る、そんな存在だ。だから僕のミスで死んでしまった時は正直気が気出なかった。だから他のテイマーの子にはそんな思いをして欲しくないんだ」

「なるほど……そんな辛い過去があったんですね。それで先輩は俺に何を教えてくれるんですか?」

「それはね、従魔との『同化』だ」

「『同化』……?」

「そう、『同化』だ。『同化』は従魔の魔力と自身の魔力を結びつけることで従魔の身体的特徴とかを己の身体に付与することができるスキルだ。まぁ百聞は一見にしかずって言葉が異世界にあるくらいだし取り敢えずそのスキルを見せるよ。『召喚』!」

「アォーン!」


先輩が召喚したのはフォレストウルフだった。


「フォレストウルフの名前はルゥだ、って君には名前はあまり関係ないね。それじゃあ『同化』を見せるね」


そう言うとハイゼン先輩はフォレストウルフを魔力体に戻した。

そして急にハイゼン先輩の頭に先程見たフォレストウルフと同じような耳が生え、腕や足がフォレストウルフのようになっている。さらに次の瞬間、ハイゼン先輩が吠えた。


「アォーーーン!」

「っ!!」


俺の身体に圧が掛けられていることが分かった。おそらく本に書いてあったフォレストウルフの『威圧』だろう。


「まぁ見ての通り、これが『同化』だ。やり方は魔力体である従魔のことを意識してその魔力体と魔力を繋げるっていう方法だ。さて次は君の番、と言いたいんだけどどうやら時間みたいだ」


そう言って先輩が後ろを見ると二人の男女がこちらを見ていた。多分パーティメンバーだろう


「実はあの二人の買い出しが終わるのを待ってる時に君のことを見つけてね」

「あ〜……なるほどです。要するに暇だった訳ですね。けどまぁ助かりました」

「あはは、そう言ってくれると助かるよ。それじゃ、またいつか。あっとその前に、それと、君もいつかはパーティに所属するか作るかをしないと駄目だよ?冒険者は一人じゃ中々厳しいからね。改めて、それじゃあね」


そう言って先輩はパーティメンバーの方に去っていった。なんというか、嵐のような人だったな……


『あ、主様終わりました〜?』

「ラス、お前静かだと思ったら寝てたのかよ……」

『いいやぁ?意識は半分あったよ〜』

「本当かぁ?」

『主様に対して嘘は着かないよ〜それでどうでどうだった?』

「どう、とは?」

『同化だよ〜できそう?』

「うーん……なんとも言えないな。魔力体を意識するってのがよく分からん。一応自身の魔力については生活魔法を覚える時にある程度認識したから大丈夫そうなんだがなぁ……」

『ま、ちょっとずつだね〜』

「それもそうだな」


その後、俺は訓練室を出てゴブリンの討伐依頼をすることにした。キャリーさん曰く、初心者がそれなりの実践をする時にちょうどいい魔物らしい。

報酬は一体につき銅貨一枚だがさっきの『同化』を試すのに丁度良さそうどしな。

そんなこんなで俺は森に向かった。

作者「次回からちゃんとした感じで区切れるように頑張ります……」

後書きちゃん「まぁ、ちょっと不自然だしねぇ」

作者「それに自分の心が許さないので……あと、後書きちゃん次回からクビです」

後書きちゃん「…………えっ嘘だよね????」

作者「はい、嘘です。」

後書きちゃん「こらぁー!!!ふざけんな!!」

ダッダッダ(作者が逃げる音)

後書きちゃん「逃げんなー!!!」


最後のはやりたかっただけですby作者


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