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04悲しい


俺は沖縄にやって来た。もう何度目だろう?

・・いや、これで終わりにする!


前へ進むんだ。


・・

・・・・


ネットで調べると米軍が利用しているお店は簡単に見つかった。

・・飲み屋がいいかな?酔っている相手の方が襲いやすいだろう。


「いらっしゃい。」


お店に入ると人の良さそうなおっちゃん店員と大勢のお客さん。

ここならどさくさに紛れて米兵を襲える・・


・・いた。


席に座り周りを見渡すといかにもな外国人。

俺はすぐに刃物を取り出せるようにしている。2秒で刺す!


・・・・なんか緊張してきた。


心臓がバクバク言ってる。

大丈夫かな?怪しまれないかな?


自然を装うんだ!


「えーと、お手洗いは・・っと。」


「お客さんトイレはそこですよ。」


トイレにかこつけて実行しようと思ったが、米兵と真逆の方向やん。


・・えーと、今日は下見!準備は大切!

明日またがんばる。


・・

・・・・


よく考えてみると、飲み屋さんに迷惑をかけてしまうよね。

飲み屋さんで襲うのはやめよう!


・・あ、電話。一緒に飲んだ中国人さんからだ。


「お、調子はどうだ?元気に米兵殺してる~?」


「これからやるところ。沖縄に来て昨日下見した。」


「行動力のあるやつは他と違う。さすがだ。」

「こないだの美人店員もお前のこと高評価だったぞ。」


「そ、そう?」

ちょっと嬉しい。


「何もしないやつとは違って行動するやつは救われないといけない。」

「お前は他とは違う。特別な存在だ。」


「それは・・ちょっと違うと思うんだ。」

「誰もが救われないといけないんじゃないかって。俺だけ特別扱いをするのは違うかと。」

「不幸な人みんなを救う社会システムにして、その中に俺も混ぜてほしいかな。」


「・・・・そっか。ああ、わかった。」

「がんばれよ、応援してる。」


「ありがとう。がんばるよ。」


「・・お前を日本人にしておくのは惜しいよ。」


電話が切れた。

さて、行くか。


・・

・・・・


飲み屋で襲ったら迷惑がかかるし、酔った米兵がお店から出てから襲おう。


・・出てきた!こっちの道に来る!


ふたりの米兵らしき人たちが通り過ぎるのを待った。


そして・・後ろから襲いかかった。


「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」


いける!

・・そう思った瞬間、握りこぶしが俺の目の前にあった。


「なにすんだこいつ!!!」


「ふざけんな!!!」


・・

・・・・


顔の形が変わるくらい殴られた男は、二度と目を覚ますことはなかった。


END.


・・

・・・・


悪魔の声サイト


―――――


「ロシアにとって真の敵はNATOでありウクライナではない。」

「ウクライナ攻略は途中経過でしかない・・が、それであの様な結果となっている。」


「これではNATO攻略は望むべくもない。」


「では、中国にとって真の敵とは?」


「日本か?台湾か?・・アメリカだろう。」

「日本や台湾攻略など途中経過にすぎない。」


「中国はロシアと同じ轍を踏まないようにするだろう。」

「つまり・・単純な力押しで攻めたりはしない。」


「必ずからめ手を使ってくる。」


「ならば日本は国内を引き締め隙なく守れば中国は手出しできなくなる。」


「しかし今の体たらくはどうだろうか?」

「総理大臣が所属する派閥の政治資金パーティに中国人が参加しているのが現状だ。」

「国内の引き締めどころかトップが籠絡されてるわけだ。」


「士気が重要だということはロシアとウクライナの戦争を見ればわかるが、自衛隊は士気を保てるか?」

「憲法違反かもしれないという微妙な立場のまま戦えるか?」

「国内なら解釈次第などということが言えるが、外国にそんなバカな話は通じない。」


「自衛隊は軍でないのに警察能力を超える武器を持つテロリストだから国際的な捕虜規定を守る必要はないと中国に宣告されたら?」

「自衛隊は本気で戦えるか?自衛隊の家族は辞めるよう勧めてしまわないだろうか?」


「他の変更は後回しにしてでもはっきりと自衛隊の合法化を憲法に記さないといけない。」


「泥棒を捕らえて縄をなうという言葉があるように、必要になってから・・危機が来てからでは遅い。」

「例えば自衛隊法はあるが、あれは軍法とは違う。自衛隊はそもそも戦闘行為を想定した組織ではない。」

「自衛隊の戦闘行為を想定した場合、自衛隊法も軍法に近いものにしなければならない。」


「憲法だけ変えてもすぐ国防ができるわけではない。新しいルールを決めて自衛隊員が慣れるまで時間がかかる。」


「中国が攻めて来たら自衛隊に命を懸けろと言うのか?」

「なら平時の段階からもっとやるべきことがあるだろう!」


「平時は芸能人やら自称専門家やらそんなのばかり持ち上げて。」

「いざという時の備えがまったくできていない!」


「そして不幸な人は中国と相性がいい。」


「武器を取り上げられた不幸な人にとって、外国の武力は魅力的に映るだろう。」

「その力があれば復讐できる・・」


「それだけではない。」

「中国がアメリカを狙うなら先に日本、台湾、韓国を落とさないといけない。」

「アメリカはNATOに参加している。アメリカを狙うならNATOも相手しないといけない。」


「ここまでくればもはや世界大戦だろう。もちろん一度に全員相手するというものではないが。」

「中国も一国でやるとは思えない。敵味方が入り混じったおぞましい世界となる。」


「・・ピケティの法則では、世界大戦の前は貧富の差が大きくなっていて、世界大戦の後はしばらく貧富の差が縮小傾向になる。」


「貧富の差が世界大戦を引き起こす要因のひとつとなりえる。」

「貧困者の方が不幸な人は多いだろう。お金があれば回避できる不幸も多いから・・」

「不幸な人にとって世界大戦は望むところなのだ。」


「自然に任せれば必ずこの方向へ進む。」


「だが中国にとって日本の不幸な人など使い捨ての駒でしかない。」

「詐欺師と同じで調子のいいことを言うが不幸な人を救うつもりなどない。」


「日本を混乱させ中国の支配下へ置くだけ。」


「内から乱し、外から攻める。これは昔からある中国の戦い方のひとつ。」


「中国の話に乗るなと不幸な人に言っても無駄。」

「不幸な人にとって一般人は味方ではない。」


「これを防ぐには不幸な人を救うか、不幸な人を皆殺しにするか。」

「もしくは、不幸な人以外の人が不幸な人に協力して被害をコントロールするか。」


「どちらにしろ、時間は止められない。いつか結果が出る。」


「・・何もしないのなら・・まぁその時はみんな殺されよう。」

「あの世で御先祖様にごめんなさいしよう。」


「その時は私も一緒だ。一緒に御先祖様のところへ行こっか。」


―――――


・・

・・・・


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