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03悪魔の声


沖縄への飛行機を予約した。


新しい時代をつかむんだ。大丈夫、俺はひとりじゃない。


あ、そうだ。悪魔の声サイトを見よう。今なら見る勇気が湧いてくる。


・・

・・・・


悪魔の声サイト


―――――


「みなさん下記の問題が解けますか?」


問題

「1+2=?」


「考える時間を考慮して答え合わせはもう少し後で。」


―――――


「さて、民主政治とは何か?」

「国民の半数以上が反対で焼身自殺までして反対を訴えても強引に国葬儀をすることが民主政治。」


「なんて悪意のある書き方なのでしょうか。」

「これは間違いなく国葬反対派のプロバガンダ。みなさん信じてはいけません。」


「国葬反対派は頭がおかしいですね。まったくもって論理的じゃない。」

「なぜ国葬儀を反対するかわかりやすく説明できないものでしょうか?」


「そうですね、例えば・・」


「安倍元総理と例の宗教との密接な関係・・いえ、不適切な関係はすべて表に出たのか?」


「過去に拒否された例の宗教の名称変更が、なぜか安倍元総理の政権時代に行われたとか。」

「2010年から被害届があったのに検挙がなかったのは事件を握りつぶしてきたからじゃないかとか。」


「もし、不適切な関係が他にもあったら・・脅迫の材料にされてしまうのでは?」

「国葬儀にふさわしくない人物だと思われる材料が表に出たら、国葬儀を決めた岸田政権には大打撃となってしまう。」

「国葬儀の後でそんなものが表に出たら取り返しがつかない。」


「そうでなくとも、今疑われている内容を例の宗教が大々的に肯定するだけで大変なスキャンダルになる。」

「脅迫されないか?例の宗教への対応がなあなあになってしまわないか?」


「国葬儀は例の宗教への対応がきちんとできなくなる恐れがある。現状のままやるのは危険。」


「・・とまぁ、反対する理由を述べると解決策も見えてくる。」


「国葬儀の前に、例の宗教への対応をしてしまう。」

「先手を打つ。これは大切なこと。」


「例の宗教は政治団体及び利益追求団体であり宗教団体ではないと判断すればいい。」

「それに伴い、過去にわたる収益に対して課税を行う。」


「被害者の救済は例の宗教へ課税したお金で行えば、無駄に税金を使うことはなくなる。」

「国が例の宗教を悪質だと発表すれば、被害者が民事裁判しやすくなる。追撃は基本。深入りは高リスク。」

「課税+損害賠償で資金源を根こそぎ奪い邪悪な活動はできなくする。」


「ついでに反社会勢力と認定して幹部クラスは国外追放と入国禁止にすれば完璧。」

「国は信用されていないので、被害者は数年単位で名乗り出ないことを考慮しないといけない。」


「あと国葬儀をしたいならピンハネを防ぐために費用の流れや使い道を丁寧に公表すればよいが・・」

「一般的に国の公開する資料はわかりにくい。」


「ピンハネできない仕組みであることがわかるような資料にすることが国民の理解につながる。」


「必要なことをするだけで国民は国葬儀を賛成してくれる。」

「なぜ国民の多くが反対しているか・・やるべきことをしていないという致命的問題がある。」


「丁寧な説明。とても大事なこと。」

「それができないと民主主義ではない。」


「例の宗教の被害者は長い間苦しんでいた方もいる。悠長なことなどできないはず。また誰かが殺されるかもと考え素早く救済する必要がある。」

「一体、いつどうやって救済するつもりなのか。カウンセリングをして終わりなんてことはないと信じたい。」


―――――


「話を戻します。最初の問題は解けましたか?」


「1+2=?」


「正解は・・67でした!正解者に拍手!おめでとうございます、あなたはエスパーです!」

「・・誰も解けないでしょう?だって・・問題が間違っていますから。」


「民主主義・・選挙も同じ。正しい答えを出すには正しい情報が必要。」


「選挙やってるから国民は政治家に従わないといけない?」

「選んだ国民が悪い?自己責任?」


「そんなことはない。正しい情報を与えない政府に問題がある。国民に咎はない。」


「報道の自由度ランキングを知っていますか?2022年度版が出ています。」

「日本と近隣国+ついでにアメリカのランキングを抜粋しますね。」


「日本は世界71位。」

「台湾38位、アメリカ42位、韓国43位、香港148位、ロシア155位、中国175位、北朝鮮180位。」


「独裁国家よりマシで、民主主義国家の中では断トツにひどい。」


「情報公開をちゃんとやっていないのに、選挙で正しく判断しろというのは無理だろう。」

「これは政府の責任であり、日本は民主主義レベルが低いと言える。腐敗している。」


「その結果が増え続ける不幸な人。」

「いつか不幸な人は真実にたどり着く。そして・・戦う以外に道はないと結論に達するでしょう。」


「殴られて殴り返すと犯罪になる。」

「殴られたら大声で助けを求めましょう、通報しましょう。」

「これはわかる?」


「もし警察が存在しないなら、戦わないといけない。」

「これはわかる?」


「では、警察が守ってくれなかったら?」

「これも戦わなければいけない。狭い日本で逃げていたら、いつか逃げ場所がなくなってしまうよ。」


「安倍元総理の殺人は、例の宗教と癒着して守ってくれなくなった国に原因がある。」

「誰も守ってくれないなら自分で戦うしかない。」


「それに気付いた不幸な人は、法や常識の外側へ行く。」

「今までと違う世界が見えるようになる。」


「そして・・どんな手を使っても、どれだけ被害がでようとも・・いや、被害を出さない方法がない。」


「他に方法がない。」


―――――


「人に愚かなところがあるとすれば、人には善人と悪人がいると信じていることだ。」

「しかし誰もが善と悪の両面を持っている。」


「あの人は善人、あの人は悪人・・ではなく、状況によって誰もが善人にも悪人にも変わってしまう。」


「国家は国民の善の部分を高め悪の部分を封じなければならない。」

「それができていない。」


「報道は漠然とみんなが感じていることをわかりやすく言葉にすることで今の問題と未来の対応方法を教えてくれる。」

「だが偏向報道をすれば問題はさらにわかりにくくなり解決されない問題ばかり増えていく」


「もはや手遅れだ。」


「破壊と殺戮の日がいつか訪れる。」

「くすぶっていた不幸な人たちはきっかけがあれば同調していく。」


「これは自然現象だ。」

「川が逆流しないように、雨が下から上へ降らないように、決まった流れを紡いでいるだけ。」


「しかし人は、自然を乗り越えてきた。」

「川を逆流させることはできないが、流れを変えることはできる。」


「戦いを止めることはできない。」

「不幸な人は復讐に支配されいつ終わるかもわからない破壊と殺戮を繰り返す。」


「戦いが始まってから止めようとしても無駄。」

「不幸な人にとって、自分たち以外は全員見捨てた側の人だから。」


「敵の声に耳を傾けたりはしない。」


「被害を少なくする方法・・それは、不幸な人以外の人たちが主導して戦いを始めること。」


「不幸な人と、そうではない人たちが共に力を合わせ腐敗した日本を変える。」

「敵の声に耳を傾けなくても、仲間の声なら別だ。」


「不幸な人の後で始めるのではなく、先に始める。」

「不幸な人を見捨てた人ではなく、日本を、不幸な人を救うために立ち上がった人として。」


「遅くなればなるほど被害は甚大になる。」


―――――


「ジンバブエ。」


「さて、みなさんはビニール袋を作ることはできますか?」

「スーパーで数円出せば一枚買えるあのビニール袋です。」


「ビニールはプラスチックの一部なので石油製品かなーくらいは知ってる人もいるかと思います。」

「実は石油の枯渇を危惧してか、見た目がビニールっぽいだけで、レジ袋はビニールじゃなくなったりしていますが、まぁそれは余談すぎる。」


「大抵の人はビニール袋を作れません。」


「もし、ビニール袋を作る技術者を皆殺しにしたらどうなると思いますか?」

「輸入すればいい?」


「では、ネジを作る技術は?発電技術は?ITは?インフラは?」

「破壊と殺戮の限りを尽くした後、どうなる?」


「ジンバブエでは、白人を追い出したことで高度な農業技術が失われ経済危機が起きた。」


「当初は白人との融和政策をとっていた当時のジンバブエ大統領。」

「そのまま白人の持つ高度な技術を自国民に教育していれば違った結果にもなったかもしれない。」


「突然高い技術を持つ者がいなくなればジンバブエと似た未来が予想できる。」


「不幸な人が破壊と殺戮を繰り返せば暗い未来が待っているだろう。」

「しかし不幸な人は止まらない。復讐をしているだけだから・・日本を良くしようとするわけじゃない。」


「日本では、貧富の差が大きくなり教育格差も起きている。」

「権力者たちは、あらゆるものを独占したがる。」


「お金、権利、技術、そして教育も・・」


「それは時間が経つと共に大きな差となる。」


「年収300万時代と言われていたのが年収200万時代へと突入していったり。」

「日本の億万長者は100万人とか言われていたのがいつの間にか300万人になっていたり。」


「この様な状況で不幸な人が破壊と殺戮を繰り返せばあらゆるものが失われる。」


「被害を極力減らすためには、早めに動かなければならない。」

「不幸な人が動くのを待っていれば、取り返しのつかないことになる。」


「不幸な人以外の人が流れを変えられる。」


―――――


「暴力団は反社会的勢力。そんなところに入る人はまともじゃない。」

「つまり、下っ端まで全員が反社会勢力の一員。」

「・・と思う?」


「民間のギャンブルは禁止されている。刑法185条や186条。」

「パチンコは民間のギャンブル。」


「政治家や警察と癒着しているから摘発されない。」


「では・・すべての政治家と警察官がまともじゃないと思いますか?」


「不幸な人は、その人たちを全員まともじゃないと判断する。」

「それではいけない。」


「政治家の中にも今のままではいけないと行動している人たちがいる。」

「警察官の中にも国民生活を守ろうと純粋な気持ちで活動している人たちがいる。」


「日本は腐りきっているわけではない。」


「しかし不幸な人にとってはそんな話どうでもいいこと。」

「不幸な人は常識を知っていても、優先事項ではない。」


「被害を減らすためには、不幸な人以外の人が協力しないといけない。」

「罰するのは責任者と深く悪事に関わっていた人まで。」


「日本を想う人や、技術を持つ人まで殺しては日本の未来まで殺してしまう。」


「誰だって善と悪の両面を持っている。魔が差すことも誰だってありえる。」

「小さな罪を罰するより、大きな罪に時間を割く方がずっといい。」


「不幸な人以外の人が主導することで被害は各段に減らせる。」


―――――


「日本の未来は明るいですか?暗いですか?」

「日本は・・可能性にあふれています。」


「日本の税金は高いです。素晴らしいことです、喜びましょう。」


「もし、すべての団体と個人の貯金と収入に100%の税金が課せられたとして。」

「そして集まった税を平等に分配したら、貧富の差はなくなると思わないか?」

「まぁ働く気もなくなるけど。」


「逆に、あらゆる税金を無くしたら貧富の差を抑えることはできる?」

「税金は累進課税がとられており貧富の差を抑える目的もある。」


「経済対策するにしても、社会保障するにしても税金は必要になる。」


「重税はそう悪いことではない。」

「問題は・・使い方。」


「Q.なんで重税で貧富の差が拡大しているの?」

「A.税金をお金持ちに注ぎ込んでいるから。」


「日本は可能性に満ち溢れている。」

「ただ・・今はその可能性を踏みにじっているだけ。」


―――――


「最後に・・復讐は楽しい。」


「復讐は長く続けるほど正しいと思い込む。」

「そして他者を傷つけることに抵抗がなくなっていく・・」


「普通の人が凶悪な化け物に変わってしまう。」


「平和な世の中をイメージしてみてほしい。そこに復讐はあるだろうか?」


「・・ないと思うけど・・平和な世の中で復讐を想像した人は一体どんなイメージをしたのかちょっと興味ある。」


「しかし復讐者はその危険性に気付かない。」


「自分を信じなければ何も挑戦できない。」

「自分を疑わなければ過ちに気付けない。」


「ためらっていては能力を十二分に発揮することはできない。」


「それでも人は前へ進まないといけない。止められない時の流れと共に。」

「決断して実行することが未来を作る。」


「あなたの近くに、あなたの間違いを教えてくれる人はいる?」


―――――


・・

・・・・


・・長い。なんか全然頭に入らなかったなぁ。


もっとわかりやすくしてほしい。いつもはもっと短いのに・・


・・

・・・・


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