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背中合わせのアフェクション 〜キミとオレとの関係性〜  作者: 田沢みん(沙和子)
第2章 高校編
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中学編のおさらいと人物紹介


高校編から読む方が結構いるみたいなので、 中学編の流れをザックリまとめてみました。

<<中学編のおさらい>>


中高一貫校である私立滝山中学の百田奏多(ももたかなた)は、 父親の転勤に伴い3年生の春から姉の叶恵かなえと2人暮らしをしている。



中3の2学期、 席替えにより学校のマドンナ小桜凛(こざくらりん)と隣の席になった奏多は、 持ち物検査の日に彼女から漫画の本を押し付けられ、 その本を没収されてしまったことから、 放課後の図書館で凛と会う羽目になった。



最初は嫌々だった奏多だったが、凛から複雑な家庭環境や友人との辛い過去を聞いて同情し、 続きを自分の家で話すことを提案する。 そこにやってきた叶恵が凛を気に入ったことから、 毎週金曜日に凛が百田家に漫画を読みに来ることになった。



3人はRルールという、 秘密を守るためのルールを作って周りには内緒の関係を続けていたが、 友人の一馬(かずま)陸斗(りくと)にバレたことから、 2人も協力者となる。



実は凛は、 奏多とクラスメイトになる前から奏多の存在を知っていた。 生徒会役員として生徒会室にいた時に、 オモテの掲示板でのやり取りを聞いて、 奏多のことを『みんなに優しい素敵な男の子』として認識していたのだった。



凛と一緒に過ごし、 彼女のことを深く知るうちに、 奏多の中に彼女への恋心が芽生えていった。

しかし、 自分が告白する事で気まずくなって凛が百田家に来れなくなることを恐れるあまり、 気持ちを伝えられずにいた。



そして凛もまた、 優しい奏多のことを好ましく思いながらも、 人と深く付き合うことをずっと避けてきたため、 恋愛という気持ちを持てずにいた。



2人は秘密の共有という友達以上恋人未満の関係を続けながら、 4月からの高校生活を迎えようとしていた……。



<<人物紹介>>


百田奏多(ももたかなた): 主人公

小さい頃から叶恵に躾けられたお陰(?)でひたすら女子に優しい天然たらし。 友人の一馬には『むっつり眼鏡』としょっちゅうからかわれている。


小桜凛(こざくらりん): ヒロイン

美人で成績優秀な滝中のマドンナ。 両親が不倫の末の略奪婚であったことや、 母親からの過度なプレッシャーにより人間不信になっていたが、 奏多との出会いにより徐々に変わっていく。


百田叶恵(ももたかなえ): 奏多の姉

漫画家志望の女子大生。 おとこ以上に漢前(おとこまえ)な大人カワイイ系美女。 奏多を天然タラシに仕込んだ張本人。 凛のことがお気に入り。


須藤一馬(すどうかずま): 奏多の親友

サッカー部のエースストライカー。 一見イケメンチャラ男で非常にモテるが、 実はサッカー一筋。


大野陸斗(おおのりくと): 奏多の親友

サッカー部のディフェンダー。 冷静沈着で賢い。 一馬同様にモテるが、 こちらもサッカー一筋。 父親が国語教師なためか、たまに難しい言い回しをする。


小桜愛(こざくらあい): 凛の母

元看護師。 夫の尊人(たけと)とは不倫の末に再婚した。 凛が医師になることを望んでいる。


小桜尊人(こざくらたけと): 凛の義理の父

心臓外科医。 凛の母、 愛とは不倫の末に再婚。 別れた元妻との間に1人息子がいる。




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