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衝撃の出会い

頑張ってイメージして下さい。

それは突然現れた・・・。

僕は何時もの様にバイト先から自転車で家への帰宅途中

突然、僕の走っている自転車の前に少女が転げ落ちてきた

急ブレーキを掛けた僕の体は転げたコンクリに尻もちを着き

その場の状況をすぐ理解出来ずにパニックっていた

ただ尻から激痛が走るのが僕の体から伝わった

━どうしよう・・・死んでる？俺のせい？━

僕は自転車も起こさず少女に近寄った

「あの、大丈夫ですか？」しゃがみ込み

まじまじと倒れている少女を見た

彼女の衣服はとても奇抜な恰好で少し見るのに

目のやり場がなかった水着みたいなビニール製で出来た

蝙蝠のような羽、ぷくっと可愛く出来た胸、『ん・ん？』

僕は彼女が目覚める前に何かの危険を察知した小動物みたいに素早く

その場を離れた

彼女は静かに目覚めると上半身を起こし真っ直ぐ僕を見た

「だ・・・大丈夫！？」焦りながらも彼女に問いただした

『お前、人間？』━はぁ！？━僕は一瞬彼女が頭を打ってしまって

僕のせいで可笑しくなってしまったのかと思い急いで携帯をジーパンの

ポケットから取り出し１１９番を押そうとした

その時、『止めろ！』突き刺さる声で彼女が体を起こし僕の指を止めた

横を振り返って見るととても可愛くて僕には素敵過ぎた

悪魔のようなコスプレ姿がよく似合ったかわいい少女だった

セミロングの漆黒の髪、少し寂しげな緑色の瞳

包容力のある潤んだ唇・僕は思わず目を逸らす

こんな可愛い子が転げ落ちてくるなんて・・・

「だ、大丈夫？」そんなことはどうだっていいんだ

今は被害者の安否確認だ！目を逸らしらがらも

近づきてくる彼女から身を引くように一歩

遠ざかりながらも聞いた彼女は僕に『何故、逃げる？』

と逆に問いただしてくる・・・━へぇ？━その時

とおくの闇から車のヘットライトが僕の頬を照らした

やばい死ぬ・・・そう思った瞬間目をつぶっていた僕が次の瞬間

感じたのは夜風の冷たさだった目を開けると僕は宙を浮いていた

そして背中全体に何か柔らかく温かいものに抱きしめられているのを感じた

あ、これが幽体離脱かそう思いたくなる瞬間耳元で『大丈夫か？』

と声が聞こえた左目で横を見るとセミロングの彼女の真顔があった！？彼女は静かに目覚めると上半身を起こし真っ直ぐ僕を見た