やっちまっただ~
NL初めて書くかも。
拙過ぎる作品ですが、暖かい目で見守ってくださいすみません
短い付き合いになるのか、長い付き合いになるのか、わかりませんが、
書くからには精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。
不定期更新ではありますが。
突然だが、俺は所謂、同性に好かれる"イケ女"と呼ばれるヤツである。
ま、まぁ、女好きであることは認めるが、同性愛者な訳でもない。
とりあえず、俺が"女"だと言うのを頭に入れてくれ。いいな?
「お姉ちゃんなに一人で百面相してるの?」
なんでこんな話をしたのかと言うと、まぁ単純なことながら…
「え、いやちょっと聞いてる!?ねぇ、お姉ちゃんってば!」
―回想―
「あ、ああああの、雪先輩!わ、わた、私と!つ、付き合ってくれませんか…!?」
「…はい?」
俺に告白してきたのは、小柄でふわふわとした立派な女の子だった。
「え、えーっと、ワンモア?」
「付き合ってください!」
「サンキュー。えっと、だな。
悪いが俺は同性愛者ではない。すまんが他を当たってくれ。」
「だ、大丈夫です!付き合ってください!」
「いや、無理だっていってるだろ!」
「雪先輩…」
「そ、そんな犬みたいな目で見てもダメなもんはダメだ!!」
「…はい…すみません、でした…っ」
「…ご、ごめんな…って立ち去るの早いな!?もう見えねぇんだけど?!」
―回想終了―
とまぁこんな感じだ。
「いや何が!?」
「さっきからモノローグに突っ込みを入れてきて…五月蝿いぞ雨。」
「無視するお姉ちゃんが悪い。で、何悩んでるの?」
「嫌な~、あの子、可愛かったなぁって思って?」
「なら付き合えば良かったじゃない!なんでフったの?」
首を傾げながら訪ねてくる俺の可愛い妹
「あー…、相手の人のこと、全く知らないんだよ、俺。だからフった。」
「不器用かっ!
…はぁ、そっか。ちなみにどんな子だったの?」
「えーっと、小柄で目がパッチリしてて、髪の毛がふわふ…わ…………」
「?どうしたの、お姉ちゃん?」
「そ、ういやあの子、男子用の制服着てた…」
「は?」
「いやだから!男だったかも知んないんだって!!」
「」
「頼むから息しろ妹よ!!気持ちは分かる!いたいほど分かる!!というか当事者より先に現実逃避すんなよ~!!」
「ハッ…ごめんごめん、つい、ね」
「ったく…」
それにしても、気づかないうちに有力物件フってた俺って…
「はは、は、は、ははは…」
「うわぁぁあちょっとお姉ちゃん!?泡吹かないで汚い!!っじゃなかった、気を確かにーー!!!!!」
「…ふ、ばたり」
「いや、ふ、ばたりじゃないからってちょっ!倒れないでよ!!?聞こえてる?!ねぇってば!!」
「うるせぇ気絶ぐらいさせろやこんの愚妹がぁぁぁぁ!!!!」
「え、…ごめん?」
「謝るくらいなら揺すぶんのやめろよぉぉぉオチねぇしぃぃぃぃ」
「わかったからメタ発言はやめようね、お姉ちゃん。」
「ウィッス」