第1章その一:プロローグ
宇宙船に戻った迅とイクスは、宇宙船を起動させてこの星の領主がいる城へと向かった。
「ここの星はどうやら他に比べるとあんまり発達してないみたいだ。」
操縦しながらデータを見て、イクスが言う。
「どーりで地面もしょぼいわけだ。」
「ま、その分売りやすくなるってもんよ。」
二人は城に着くまで、この星の事を調べていた。
城の前に着くと、バリアが張ってあり宇宙船の侵入を防いだ。
「うわっ、古いバリアだ。こんなもん簡単に突破できるぜ。」
「迅。静かにしてろ。」
イクスが言い終わるのと同時に通信が入った。
『何者だ?』
どうやら城の兵士らしい。
「武器屋のAOGという者です。」
礼儀正しくイクスが言う。
たいてい商売になると、イクスしか活躍しない。
そしてバースはいつも留守番だ。
こうゆう偉い人相手の商売というのは品が必要だからだ。
『AOG?聞いた事ないな。』
「最近始めたばかりでして。ですが品揃えは保証いたします。」
もちろん最近始めたなんてのはウソだ。
だが、知られてないのには訳がある。
『……まぁいい。入れ。』
バリアの一部分が解かれ、宇宙船は入っていった。
そして二人は領主のいる部屋へと案内された。
領主の見た目は成金という感じだった。
二人のキライなタイプだ。
「そなたたちが武器屋の者か。すまんな、疑うような警備をして。」
「いえいえ。星の長たる領主様を守るためでは、当然の事です。」
ここでも話すのはイクスだ。
迅はただ礼儀正しくしているだけだ。
「なにせ政府反逆集団というのがいるそうなのでな。警備は厳重にしないとならなくての。」
(どこが厳重だよ)
迅は心の中で、思いっきり悪態をついた。
「そこの背の高いお主。バスル星の者じゃな?」
「その通りでございます。」
「やはりな。そのとんがった耳はバスル星の特徴だからのぉ。」
「さすが領主様。博学で。」
イクスはごまをすった。
これもいつもの事だ。
「それで、なぜこの星に武器を?」
「はい。お言葉ですが、この星はあまりその面で充実してないと聞きました。なので私どもが是非とも協力したい次第でございます。」
その後も話し合いが続き、領主は武器を買う事にした。
イクスは武器を領主に見せるため宇宙船に行った。
ここまで来ると迅はやる事がないので、城の中を散歩する事にした。
庭などを見てもつまらないので、兵士の目を盗み地下に行く事にした。
地下にもバリア装置があったが、故障中だったようで入る事ができた。
地上とは違い、地下は暗かった。
明るさ以外のとこでもどことなく暗い。
歩いていると、なんだか悲鳴が聞こえる。
迅は音を頼りに進んだ。
すると、ある部屋についた。
少しだけそこの扉を開けて中を見てみた。
「!!!!」
そこで見た光景に迅は自分の目を疑った。
そこでは、人型ロボットに人間がこき使われて重労働をしているというものだった。
ほぼすべての事が機械で出来るこの時代に人間が重労働をしているなど、有り得ない事であった。
しかもその作業が異常だった。
一見何かを作っているように見えるが、作り終わりそうになると、それを壊していった。
迅にはそれの理由が分からなかったが、
(そこにはそこなりの習慣があるさ)
と思い、そこを後にして宇宙船に戻った。
「迅、どこに行ってたんだ?もう終わったぞ。」
「ん、まぁちょっと散歩に。それよりどんくらい売れた?」
宇宙船に乗り込みながら迅は聞いた。
「ふふふっ、なんと8割も売れたぜ。見ろこれ。」
イクスが見せたカードには1203000Vと書かれてあった。
「おぉー、さすがイクス♪でも、俺のは売ってないだろうな。」
「当たり前だろ。じゃ、バースの所戻るぞ。」
そう言ってイクスは宇宙船を発進させた。
お笑いブームに大感謝♪みたいな感じの闇太郎です。今現在、二つの小説を同時に進行させてるわけですが、真面目な話、ちょっとつらいかも……。でも!!読んでくれる人がいる限りは弱音は吐きません!!!!(さっき吐いたけど)でもなんだか書いていくうちに慣れてきました。もう3つでも4つでも100でもドーンと来いやーーーーー!!!!!!みたいなテンションです。さて、予告というかCMみたいなのになるんですけど、このサイトに初めて載せた作品『本当の七不思議』があと少しで300とか行きそう(?)なのです。なのでもし300いった場合、七不思議の続編――つまり第2弾を書きたいと思います。それではみなさんごきげんよーー♪




