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わがはいは、たむである(不定期更新中)  作者: 紅葉月


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18話 日常(平日編)

「ただいまー」


 今日は、仕事でした。

 いつもぬいぐるみ達とだらけているように見えるでしょうが、私もちゃんと働いているんです。

 そうじゃないとぬいぐるみ達のご飯代が稼げませんもの!



 帰宅したら、まずは手洗いうがいです。


 それから自室へ行き、たむを居間へ連れて行きます。

 いつも毛布にくるまってぼーっとしていたり、ウトウトしていたり、ぐーすか寝ていますので、毛布をペイっと剥がして抱っこしていきます。


 起きてると「寒いでしゅー!」って怒って、「ジタバタジタバタ」言いながらジタバタするのですが、しっかり抱っこして居間に連れていきます。


 居間はしっかり暖まってますし、もふっとしたラグが敷いてあるのでここまでくればこっちのものです。たむも抵抗しません。


 たむを撫でたり抱っこして癒されながら夕飯を待ちたいところですが、先にたむや他のぬいぐるみ達にご飯をあげないといけません。


 ちょっちゃんにはバナナ、フランとまる犬はなんでも食べるので人間の夕飯の一部を適当に小皿に盛ります。ヒツジも同じです。

 ヒツジはずっと寝てるのでいらない気もしますが、まあ一応。

 たむはあんこ。今日は白あんです。


 自室にたむ以外の分を持っていき、置いておくとみんな適当に食べているようです。

 食べているところを見ようと待っていたら、いつまで経っても食べないので、ご飯だけ置いて居間に戻ることにしています。


 後でお皿を取りに行くとヒツジの分も含めて全部空になっているので、誰かが食べているのでしょう。もしかしたらたむ神様(仮)かもしれません。

 たむ神様(仮)には時々お菓子なんかをお供えしているんですが、毎日お供えするべきでしょうか……。


 居間に戻ったらたむにあんこをあげて、食べているところを眺めているうちに人間の夕飯の時間になります。


 ご飯を食べたら、たむを撫でたり抱っこしながらテレビを見たりスマホを触ったりします。

 お風呂からあがったら、たむを撫でたり抱っこしながらテレビを見たりスマホを触ったりします。


 そろそろ布団に行きましょうか。

 疲れていたらすぐ寝ますし、布団でスマホを触っている時もあります。

 とりあえず自室へ行きましょう。


 たむはこたつに入ってすやすやと寝てます。


「たむ。たむ、起きて」

「むにゃむにゃ、はいでしゅ」


「起きて。寝に行くよ」

「…………はいでしゅ」


 ものすごく「釈然としない」という顔をしたたむを抱っこして自室へ行き、ぬいぐるみスペースにたむを置いて毛布をかけます。


「ミサキちゃん、たむは寝ていました。どうして起こしたんでしゅか」

「どうしてって、寝に行くからだよ」


「寝に行くなら、たむはそのまま寝ていても……」

「変なこと言ってないで早く寝なさい。おやすみ」

「……おやすみなしゃい」


 また釈然としない顔をしたまま、それでもすぐに寝てしまうたむ。


 まあ、言いたいことはわかっているのです。

 寝たまま抱っこして連れてきてくれたらいいじゃないかと言いたいのは、わかっているのです。


 でも、この「釈然としない」顔がかわいくてかわいくて!!

 どうしてもそれが見たいがために起こしてしまうのです。

 ごめんね、たむ。諦めておくれ。


 さて、明日も仕事なので私も寝ましょう。皆様、おやすみなさい。

 この後はヒツジのお仕事の時間です。

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