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休日

作者: 豚腸

「今日も良い天気だな」

ハイドは呑気に河川敷を歩いていた。ぽかぽかしているこの心地よい昼の暖かさはハイドの眠りを誘うほどだった。

「しかし腹が減ったなぁ」

それもそのはず、ハイドは昼に起きたため朝から何も食べてないのだ。せっかくの心地よい春の心地よさが台無しだ。

「あれは...」

ハイドは思わず足を止めた。そこには多くのノビルが生えていた。ハイドは思わずノビルを一本引っこ抜いた。

「これは美味しそうだな!よし食べてみるか!」

ハイドはノビルをその場で食べた。しかしハイドは

「うーん...辛いし足らないなぁ」

ハイドは考えた。何が足らないのか。何が欲しいのかを。

「...酒か」

ハイドはノビルをつまみにすることによって満足感を得ようとしていた。ノビルと日本酒で一杯やるとは何と幸せだろうかと想像していた。

「帰るか!私には酒しかないのだ!」

ハイドは数本のノビルを収穫してからコンビニで数本のワンカップの日本酒を買った。昼からノビルを食って酒を嗜む。ハイドは罪深いことだと分かっていながらその欲には勝てなかった。

「これじゃあ平日と変わらないではないか。」

ハイドは少し虚しくなったがそれはそれで自分らしくて良いかなとも思っていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公の自由気ままな言動が、日常系の作風にあっていて良いと思います。特に「…酒か」の部分は、意外性と併せて面白いと思いました! [気になる点] 「せっかくの心地よい春の心地よさが台無しだ。…
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